0707 旅のこと そのいち

大学院訪問という名のひとり旅行をしてきました。新宿から夜行バスに乗り込んで、長くて短い3日間のはじまりはじまり。

目指すは福岡。中継地点の岡山では、以前旅行で泊まったことのあるゲストハウスに1泊することにした。朝、1度通ったのことのある道を歩きながら、商店街の開店率の低さに今日も日曜日なのだということを悟る。カレンダー通りにしっかり休みを取る奉還町の人たちのメリハリ。とはいえ営業を止めてしまったお店は多くて、途中にあった太陽家具の放つ哀愁が歩みを止めさせる。店舗の上にある住宅の窓を眺めてから、「具」の下っちょがカタンと傾く瞬間を想像すると勝手に切なくなる。

閉店具合

早くも半ばノスタルジックな気持ちで到着したゲストハウス「とりいくぐる」。東京から移住した友人が完全に地元民なスタイルで迎え入れてくれる。道中にできたジビエのお店、新しいヘルパーさん、レセプションの位置、改装して人が住み始めたシェアハウス。ちょっとした変化が沢山。ついこの間の「〜したい」が形になり始めていて、相変わらずここの人たちの熱量はすごいなと思う。「よく来たね」が嬉しくてつい握った手を振ってしまう。

部屋に着いたらとりあえず寝っ転がる

気まぐれカレーおじさんのキーマカレーを食べに行くも本人は不在。その方が彼らしいというのはわかる人にはわかる話。満腹のせいか夜行バスの疲れのせいか、チェックインを終えてすぐに昼寝という名の惰眠を貪る。約3時間。しまった、と思うも沖縄でも寝てばかりだったのを思い出して、いつも通りだと安堵する。ヘルパーさんが作ってくれた餃子を食べてお酒を飲んで、机を囲む輪が大きくなる。幸せってこういうことだ、と思い出すように定義し直してみたりして。

GYOZA

会っていなかった時間を埋めるようにお互いの話をして、古いことも新しいことも沢山あった色々な言葉を交わしていたらいつの間にか真夜中。明日は朝ごはんを一緒に食べようねと行って寝床につく。「また明日」って魔法の言葉だなあと思う。

過ごした時間や目の前の出来事に対して、言葉がうまく出てこないことってよくある。その時自分はいつにも増して思考を止めてぼーっとしているようで、そうでない時より多くのことを感じているし、実は考えている。言葉にならない時は、しなくていい時。ただ静かで暑い、初夏を感じる。良い夜。

1日目。

One clap, two clap, three clap, forty?

By clapping more or less, you can signal to us which stories really stand out.