失敗ってなんだろう?

失敗から学ぶ会議で、活躍する女性たちの素敵なお話を聞きました。失敗とは何か、成功とは何かを考えさせられる内容でした。

最近、普段使わない脳みそを使うことが多かったせいか、土曜のこの日は起きたら昼の12時。年齢とともに朝早く目覚めるようになるっていうのは都市伝説じゃないか・・と思いながら、いそいそと身支度。最高気温を更新する暑さの中、自転車を飛ばして向かったのは霞ヶ関ビルディング。参加したのは「FCon」=Female Failure Conferenceでした。

会場に到着すると、4人1組のテーブルがたくさん。ワールドカフェを行うためですね。


FConとは?(イベントサイトから抜粋)

様々な業界で活躍している女性の方々をお呼びし、「今の時代に働く女性に伝えたい、失敗から学んだこと」をテーマとしてライフ・キャリアにおいてお話しいただきます。様々な経験を聞くことで、「完璧じゃなくても良い」「失敗しても大丈夫、怖くない」ということを実感し、皆さんが失敗を恐れず、自分の夢や目標に向かって一歩踏み出すきっかけになればと思います。

広報界隈でも成功事例を紹介するセミナーはよくありますが、失敗談にフォーカスしたセミナーには出会ったことがありません。でも実は、失敗から学ぶことも多いのではないか、そんな思いで参加しました。

衝撃だったメッセージ

失敗から学ぼうと思って参加したのですが、
・失敗からは学べない
・成功からしか学べない
というお話をがあり、ある意味衝撃でした。でも確かに、よくよく話を聞くとすごく納得。複合的な条件をすべてカバーして初めて、物事は成功する。それらを経験せずして、本当の意味で学ぶことはできない、というものでした。(ちゃんと話し手の意図を汲めてるかな・・)

これって失敗から学び、次のステップに進んでこそ言えること。自分はまだ、そういう境地には達していませんが、いつかそんな自分になっていたいなと、前向きな気持ちになりました。

目からウロコだったメッセージ

・失敗も成功も主観的なもの
・後悔と失敗は違う

これはなるほど、と思いました。後悔を客観視して初めて、失敗として昇華できるということ。それには時間が必要ということ。そして、失敗も成功も人それぞれ違うということ。同じ事象に出会っても、それを失敗と思うかどうかは人それぞれだということ。

言葉にするとあっさりしますが、物事の捉え方や生き様につながるものだなと、個人的には新たな気づきでした。

痛いほど共感、自己肯定感の問題

社会では成功と言われる人たちの中にも、自分を肯定できずに苦しんでいる人がいる。ある方が、ずっとこのことで苦しんできたというお話をしてくださいました。社会が認める価値観に長らく縛られてきた私は、このメッセージが心に沁みて、痛いほど。そう、大事なのは他人の尺度ではなく、自分を自分で認められること、なんですよね。

意外と私だけじゃない

ライトニングトークのあと、参加者同士が意見交換する場、ワールドカフェの時間がありましたが、自己肯定感の話はどのテーブルでも話題になりました。外から見ている分には全然わからないけれど、多かれ少なかれ、誰しもそういう悩みを抱えているのかもしれません。自分と一番長く付き合うのは自分なので、できることなら肯定して生きていきたいですよね。

スピーカーの話に、時折涙する人も。そのくらいの熱量がある、素敵な会議でした。

悩みは尽きない

・やりたいことが見つからない。
・やりたいことは明確にあるけれど、結婚して出産を控え、どうやって両立すればいいかわからない。
・結婚もしたいし、大学院にも行きたい。でも、大学院に行ったら忙しくて結婚できないかもしれない。
・みんな、どうやって大事な決断をしてるの?

参加者からはこんな意見が聞かれました。私も今、本当に自分がやりたいことを探していますが、やりたいことが見つかったら、また次の悩みが出てくるはず。そう思うと、人は常に、悩みや葛藤と向かいながら生きていくんでしょうね。とすれば、そんな悩みの過程を含めて、自分の人生を丸っと愛せたら素敵です。

カンファレンスの趣旨は、失敗から学ぶ、でしたが、失敗の定義も成功の定義も実はあいまい。主観的なもの、とも言えます。女性の価値観はいろいろな文脈があるので、組織でポジションを上り詰めることなのか、やりたいことを実現することなのか、結婚して出産することなのか・・人それぞれ。そして、なんだかんだで現代の女性は、いい意味で欲張りで、すべてを手に入れたいという人が多いような気がします。だからこそ、悩むのかもしれませんね。

ライトニングトークでも話題に出ましたが、「自分が自分にOKを出せればよい」というのがたどり着いた一定の結論でした。貴重な機会をご提供くださった主催者の皆さん、貴重なお話を共有くださった登壇者の皆さん、一緒に体験を共有くださった参加者の皆さん、ありがとうございました。

(久々のブログ、おしまい)


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