ALISの信頼性可視化ロジックについてのサブノート

日本向けの告知をスタートしてから、TwitterやSlackを中心にALISはどうやって信頼性を可視化するのかという質問をいただくようになりました。

そこで今回は、ALISがどうやって信頼性の高い人を可視化するのかという話をします。説明をシンプルにするために信頼できるユーザを見つけるロジックに絞って記載しています。

前提として唯一絶対なアルゴリズムはないと考えていますので、(Googleが何度も検索エンジンの仕様を変更するように)、基本的にアルゴリズムは変えていく想定としてお読みください。


ユーザーの信頼度ロジックについて

まずALISにおけるユーザーの信頼度スコアの判定基準は以下になります。

  1. トークン保有量と信頼ポイントからユーザの信頼度スコアを算出
  2. 信頼度スコアの高いユーザーから受け取った「いいね」は、信頼度スコアが低いユーザーからの「いいね」よりも信頼ポイントが多く貯まる
  3. 信頼ポイントは自分の投稿が受け取った「いいね」数だけではなく、他人の投稿への「いいね」数から算出される

計算式にした場合はこのようになります。

ユーザー信頼度スコア = トークン保有数 × トークン保有期間とサービス利用頻度 × 自分の投稿に対する「いいね」数 × 他者の投稿への「いいね」数

他者の投稿への「いいね数」からもユーザー信頼ポイントを獲得できる点がALISのユニークポイントになります。これは「いち早く良質な情報を発掘した人」のセンスに対する報酬となるため、将来多くのユーザーから「いいね」を集める投稿に対して早く「いいね」を押した人が多くの信頼ポイントを獲得します。
* 連続して行ったいいねは無効になります。

以上に述べたロジックを用いてユーザーの信頼度スコアを可視化することで、人々が信頼できる記事と人々にいち早く出会うことを可能にすると考えています。

また、「一部の力を持つ人が不正にいいねをし合うのではないか?」など、不正に関する質問も多くいただいております。ALISでは様々な不正検知の仕組みを用意しています。実際のユースケースで見ていきましょう。


Case 1:不正な信頼度獲得に関する対応

特定のユーザー間で相互に評価しあいユーザー信頼度の不正操作ができてしまう可能性に対しては、以下のロジックを用いて対応していきます。

  • 評価者の重複率、および特定期間毎のユーザー間ネットワーク変動率のログを監視
  • 重複率が高くネットワーク変動率が変わらない場合、通常よりもユーザー信頼度への還元がされにくくなる

これにより、例えば非常にニッチな話題に対するファンコミュニティのような『悪意なく相互評価が進んでしまうケース』においても、『いつものメンバーで相互評価しているだけではユーザー信頼度は上がりにくい』とすることで対応が可能であると考えています。この点は誤解されやすいところなのですが、ALISはそのようなコミュニティには信頼が低いと言っている訳ではありません。それは一つの信頼の形として認めながらも、より多くの人、多くのコミュニティから信頼されている人の信頼には影響力を持たせるようなロジックになっていることをご認識ください。

Case 2:元々の影響力が高い人に評価が集まることへの対応

多くのファンを抱えるインフルエンサーが極端に評価されてしまう可能性についても、上記ロジックである程度回避できます。

『いつも同じファンからしか評価されない』ユーザーは、時間の経過とともに信頼度スコアへの評価ポイント還元率が小さくなり、逆に常にファンを増やし続けるユーザーは信頼度スコアが高まりやすくなります。

また、毎回同じネットワークだと信頼度スコアへの還元率がさがるため、ユーザは積極的に新規ユーザの新しい記事を探し出していいねするという行動をすると考えています。

Case 3:先進的な記事がまったく評価されないことへの対応

ALISの仕組み上、多くの人が「いいね」をするコンテンツに対して、真っ先に「いいね」をしたユーザが多くのトークンを得るというロジックを持ちます。

そのため、例えば過去に投稿された ”未だALIS上で評価されていない記事を見つけ出してバズらせる” という方法でコンテンツマイニングのような活動を行うことが可能となります。数年前にビットコインの将来を予測していた知識人や、昔は有名じゃなかったマンガや飲食店について「いいね」をつけたセンスの良い人が表出されることになります。


いかがでしたでしょうか。上記にあげたロジックはあくまでも現時点でのものであり、β版のテストを通じてより信頼できる記事と人々が見つかりやすいロジックに磨き込んでいく予定です。今後も皆様との活発なコミュニケーションにより様々な可能性や改善点について対話していければと考えています。ご意見や感想などございましたら是非TwitterSlackでお声がけいただけると幸いです。


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