あえて再考「クラウド」とは何か(事業会社向け概論

業界挙げて好き勝手に使っていた「クラウド」の用語定義にNISTが乗り出したのが 2009年。そこからもう8年ですよ。今更クラウドって言葉の定義を考えて何が面白いの?Dockerにサーバレスですぜ旦那、ってな話ではあるんですが、故にこそあえて「クラウド」とは何かの定義についてのお話。資料を更新したので公開します。

前半は、事業会社のIT部門が考えること多いメリデメなネタ。後半はその上で、クラウドでモノを創るっていうことの非機能要件観点での話題。

what is cloud computing?

今回の更新の背景

「クラウドを使える=特定のパブリック・クラウドの画面操作方法を知っている」として、現場の調査や企画の業務が回っていく、という信じられない有様の仕事が、この世には事実存在します。

一方で、クラウドが前提の若手エンジニアとディスカッションしてると、日本の(ここでの日本の意味は、私が日本しかしらないので、というニュアンスです)組織運営やシステム設計構築における意思決定のモデルが、クラウドが前提としている意思決定のプロセスとは、まるで違うことに強く不満を抱えている事実にも、ちょくちょく出会います。

稼ぐためのITへとFintech企業が取りだたされても、まるで違う文化衝突は重量級がフライ級を踏みつぶし、また、一方で、規模は無知に騙されていきます。

しかしながら、世代や立場を問わず総じて言えるのは、私たちは「クラウド」という言葉に、ここではない、より良い未来への「変革への希望」を感じてるよね、ということではないでしょうか。

先端テクノロジーに見える何かが、いつの時代も正しい訳ではありません。集中と分散は、幾度となく時代を繰り返しているものの、同程度の課題や技術で繰り返してきた訳ではありません。

揺り返しの度に、私たちは、新しい武器を手に入れてきました。

IT敗戦国として周回遅れどころか10年近く取り残されてしまった認識の有様から脱皮し、その武器とは何かを、自分の言葉で自社の言葉で定義して頂きたい。そして、クラウドを超えていく時代のシステムについて、事業会社サイドでディスカッションが出来るようになっていくための入門として読んで頂きたい、そんな想いで今回の版を公開します。

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