にっ記18


東京は夜の7時
はやくあなたに会いたい


東京4日目。このまま今週は雨。
気温低く、心寒し。

待ち合わせはいつだってどきどきする。第一声はなにを発しよう。恥ずかしいから、表情を無くそう。どんなに気心の知れた相手だって、待ち合わせて出会うときは全くの他人と顔を合わせているかのような一瞬が生まれる。人見知りだからだろうか。

断捨離をしながら断捨離的ブログを見た。「シンプルライフ」と称し、「ミニマリスト」まで極度ではなく「ナチュラルライフ」ともまた違う、間をとったようなタイプのひとのブログ。進路はどうなるにせよ、来年の春には引っ越す可能性が高いし、ひまな一週間だからゴミ袋片手にいらないものを分ける。それでも自分のなかの基準だけでは「必要だ」と「あたりまえ」に思ってしまっているものに気づかないので、インターネットの他人にアドバイスを仰ぐ。その中で今日見たのは、断捨離に目覚めるひとは「過去の自分を捨てたい」と思っている人が多いのではないだろうか、という内容だった。さすが出版してるブロガーなだけある。自覚的に「過去の自分を捨てたい」と常に思っているわたしははっとさせられ、紋切り型にはまりきった自分に絶望を覚えた。

わたしは前に進むには過去を捨てなければならないとどこか信じている節がある。自分のキャパシティに余裕を持たせるためであったり、退路を断つための決心の形でもある。でも思い返したときにはあれは極端だったんじゃないか…と感じたりもする。この傾向はなかなか変えるのは難しそうだから、今が過去になったとき、捨てたいと思われないように、精いっぱいやるしかないのかな。長く使えるものを買うように、長く愛せる今を生きなければ。


一晩中愛していたい
東京は夜の7時

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