にっ記23

ひとりぐらしで風邪をひくとやっかいだ。4年間一人暮らしをして、また実家暮らしに戻ろうとしているが、総括としてもっとも大変なのは風邪を引いたときだ。

こどもの風邪から大人の風邪になったことを文字通り痛感しながら身体中が痛いのを我慢し、病院に向かう足取りはよろよろ。点滴なんかされたときはもう最悪、途中で逃げる。食べものを買うのだって本当はつらいけれど食べなくては治らない。こんな時だからあったかくておいしいものを食べたいのに、コンビニのごはんは相変わらず美味しくとも冷たい。胃にはもちろんやさしくない。本当にこのプロセスが嫌いだ。

むろん風邪をひかないことが1番大事なのだけれど、ひとりぐらしでビタミンを採るのって案外難しい。わたしはそれでも今年はまだ風邪をひいていなくて、自炊を頑張った成果が出ているかなと思う。

あったかくて優しいごはんと、だんだん寝苦しくなるお布団と、ポカリとハーゲンダッツが風邪を引いたときには必要だ。あと病床に寄り添ってくれる人(もしも可能ならば)。

わたしがちゃんと理解できる他人の痛みってまだこれぐらいかなとも思う。言葉で分かっているようでほんとうに分かってることなんてすごく少ない。だからそんな人にはおかゆを作ってあげたいけれど。


たまご粥とおぼろ月って大体同じ色だなあ、とネギを買った道で思う。

しょうがないからひとりで食べようと、適当に味付けした自分用はちょっとしょっぱい。

すこしはやい新幹線に乗ってしまったから。

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