にっ記4

秋の空気だったので小難しい本を読んだ。ラカンの精神分析。全ての愛は自己愛の投影。水面に映った自分を他人だと思って恋に落ちるギリシャ神話のナルキッソスはある意味正しい。鏡に映った自分は虚像であり、自分の姿ではない。自分の存在を確かめられないのに、偽物を自分だと思い込むわたしたち。自我の芽生えは自己愛の芽生え。愛の対象は偽物の自分から次第に他者へと移行していく。

精神分析をだれにでもあてはまる一般論と勘違いしてはいけない。差異があるのが当然で、平均値や一対の因果関係による説明ではない。

なるほどね…?

きょう、《小野寺の弟・小野寺の姉》を見た。失恋エンドだった。(きもちがひとつ滅入る)

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