ド・マニアックなコース in 屋久島

3年ほど前から、ずっとツアー化したいコースが屋久島にありまして。ずっと3年生ツアーと呼んで、お客様にこっそり布教活動してきました。縄文杉往復が1年生、宮之浦岳・縄文杉の縦走が2年生だとした時の3年生ツアー。一昨年、社員と家族を巻き込んで下見に行きましたが、その時があいにくの土砂降り。昨年はツアー化しようとした時が、台風で道が崩れて入れず。

一昨年前の下見の出発
花山歩道での樹

コースは花山歩道。日本に5箇所しかない「原生自然環境保全地域」のひとつです。世界遺産地域に入っていない白谷雲水峡や世界遺産地域の中心地域ではない縄文杉と違って、永田岳から大川の滝に続くのこの道は、一体が世界遺産のど真ん中を貫いていて、もっと注目されてもいい地域です。ただ、あまり人が入っていなくて道の整備がされていないこと、小屋が鹿ノ沢小屋と言って、宮之浦・縄文で使う高塚小屋や新高塚小屋よりも整備されていない小屋であること、登山道の終点から県道までが、車高の高い車でしか入れないことなどがハードルになり、ツアーはほとんど出ていません。

が、そういう登山の楽しみ方もありだと思ってて。なにせ、100名山ブームでピークハントが主流になってしまってますが、江戸時代からほとんど人の手が加わっていない山をゆっくりと歩く、みたいなのも面白いはず。ツアーのタイトルをバリッとメリハリつけてピークハントする、頂上ご来光の富士山、みたいなのの対極です。セブンサミッツ登って、富士山をメインにガイドしているお前がいうなという声が聞こえてきそうですが(汗。

ようやく、お客様とともに行ってきました。花山歩道。

入山はいつも通り淀川登山口から。登山口から1時間で淀川小屋
淀川小屋の裏の川。本当に透明度高い。
常緑樹が多い屋久島でも少し紅葉がみられます
順調に宮之浦
下見では数十メートルのところで頂上をスキップしたので、実は初永田岳
永田岳のかっこよさはヤバい
永田岳からの宮之浦。この角度からの宮之浦は初
永田岳頂上。ヤバ天気いい
振り返って永田岳。左がローソク岩
下山スタートして2時間ぐらいで鹿之沢小屋。定員20人くらいかな。雨漏りは直ってました。
とりあえずビールで乾杯して屋久鹿焼く
3脚ないから手ブレしてるけど、星もすごい
α7
もういっちょ。
朝はコーヒードリップから
朝食はベーコンしっかり焼いてからのホットサンド
2日目は原生自然環境保全地域を歩きます
鬱蒼とした森の中を歩きます
花山広場。自然にできた居心地のいい広場で、本でも読んでゆっくりしたい場所
そんな中でもちゃんとテープは着けてくれていて、地元のガイドさんたちには本当頭が下がります
後半は環境省の看板も。現在位置が所々間違っていたけど。
大竜杉。枝の先が竜の頭。
この部分。
あんまり人が入ってないから、木が折れてて道がふさがっているところも何箇所か。
なので、またいだりくぐったり。
登山口には看板がありますが、ここから県道までは車高の高い車限定。歩くと2時間ぐらい
下山後は尾の間(おのあいだ)の四季の宿。温泉はJRホテルへ。
BBQ&Beer!

天気に恵まれたこともあって、ではありますが、本当にいいところです。花山歩道。登山口からのアクセスが悪い分、設定が大変ですが、むしろそれが人が多く入るのを防いでいるかな。じゃあツアーにするなよと言われそうですが。知る人ぞ知るを知らしめたいけど、広くは知られたくないみたいな、、、わがままかなと思いつつ、ツアーの数本出したところで、登山客がこぞって訪れる場所にはならないでしょうしね。ちなみに、永田岳の途中で人に会ったきり、鹿之沢小屋は貸切、花山も1人も登山者に合いませんでした。おかげで夜まで宴会。静かな山最高!

今回はHISで組んだのですが、来年は自社でも組むかな。HISでも組むので、3–4回はこの花山歩道に来ることになりそうです。ちょっと普通の山登りに飽きたマニアックなものを求めている方、ぜひご一緒しましょう!

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