ブログの疲れはブログで取る

たいして専門知識もないまま、なんとなくブログを始めてしまうと、やれテーマはどうだ、今風のブロガーたちの作法はどうなっているのか、なんてググっちゃ試行錯誤することにだんだん疲れ果ててくる。
 そうして出来上がったブログは、そこらへんの検索に釣り上げられるだけの、なんの特徴もないどこかで目にしたような悪性の模造品だ。
 そんなことがしたかったんだっけ?
 と、ただテキストをベタ打ちしたくなる。
 検索ワードもSEOも旬も考えず。
 キャッチーなつかみも落ちもまとめも考えず。

「ブログはテーマとジャンルを明確に」
 「読者が存在するメディアですから」

なんてことを言われるがままに気にすると、自由になるために始めたものが、途端に息苦しくなってくる。
 そういう思いが煮詰まってくると、ソレ用のブログが作りたくなって、簡単に始められるTumblrにこさえては、放置されて後に削除を繰り返してる。
 ソレ用、アレ用のブログなんて余程の意図がなければ、僕には荷が重すぎる。
 そう、ブログなんてタダのWebのログだ。
 イマドキの作法なんて考えずに、ただ好きな事書けばいいはずだ。
 ここに、アレもソレも書けばいい。
 メディアというなら、ガリ版刷りの藁半紙だって立派なメディアだ。
 そして、マスメディアと呼ばれるものの発行物も、恣意的な独りよがりの羅列だったりもする。
 だからは「どう思われるか」は、燃えないごみの日にでも回収してもらえばいい。
 目的も読者も気にすることなく、ただただスキにサーバーに自分のログを積んでいけばいいだけだ。
 そこに目的も意義もミッションも必要ない。

海洋堂の宮脇センムは「模型の疲れは、模型で取る」らしい。

「模型の疲れは、模型で取る」という宮脇。自宅に帰ってからの模型作りは、別腹だと言う。
引用元: 宮脇修一(2013年7月8日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀.

僕もブログをアレコレいじった疲れは、この別腹の駄文で解消して、「はやらない」ブログを続けてみよう。


Originally published at COCOLO CHRONICLE.

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