Tumblr 10周年!「世界はTumblrを必要としている」

Congrats!

このTumblrというセカイが誕生して10周年!
 それは、デイヴィッド・カープの問いかけから始まった。

世界はTumblrを本当に必要としているのか?
 その時にはわからなかったけど、少なくとも今言えるのは、その時ボクはTumblrを必要としていたということ。

Tumblrというセカイ

TumblrをSNSと呼ぶべきか、ブログサービスと呼ぶべきか、はたまた別のサムシングとして捉えなければならないのか?
 情弱な僕には、いつも結論を出すことはできないけれど、一つだけはっきりしていることは、このセカイが醸し出す匂いが独特であるということだ。

機能的には、もうどんなサービスを使っても、大きな違いはないだろう。
 テキスト、画像、動画、音声、GIFは、どんなサービスを使っても投稿できるし、リブログ、シェア、いいね!も、なんでだってできる。
 問題は、そこに、ダッシュボードに何が流れているのかという点だ。
 ここでは、お役立ち情報の仮面をかぶった空っぽなものではなく、キラリと光るナニカを含んだ無駄なものが、ものすごい勢いでやりとりされている。
 それらは、旬なもの、旬でないもの、初めて目にするもの、お気に入りだからと何度もリブログしてしまうものと、時系列もバラバラだ。

tumbleloggersのおかげで

そうした空気を醸成してくれたのは、アーリーアダプターのtumbleloggersのおかげだろう。

自分たちを“tumbleloggers”と呼ぶアバンギャルドなブロガーコミュニティにインスパイアされたソリューションでした。ブロガーひとり一人がそれぞれの表現をめいっぱい繰り広げることのできるスペース。フィルタなしの赤裸々な声と、 しっかりと編集が行き届いた記事の中間的存在となりました。デザインと外観のプレゼンテーションを完全にカスタマイズできるため、誰でもまったくユニークな形で自分を表現できたのです。

インスプレーションあふれる彼らが自由に創造的に振舞ってくれたおかげで、このセカイの空気が醸成された。
 そして、デイヴィッド・カープも空気清浄機を設置して、力づくで換気するようなマネはしなかった。

世界でもっともクリエイティブで生き生きとして、思考にあふれ、支援的でオープンマインドな場所へとTumblrを成長させてきたのは他でもないみなさんです。
 みなさんがいたからこそ、ボクたちはいろんなことを学ぶことができました。みなさんの声にボクたちは突き動かされてきたのです。

クリエイターでなくっても

Tumblrはクリエイターを後押ししてるし、そうした人たちは、そのクリエイティビティを発揮する場としてこのセカイを満喫していることだろう。
 では、そうでない人たちは、このセカイを楽しむことはできないのか?
 それは、心配にはおよばない。
 tumbleloggersとは言えない僕だって、Rebloggerとして、この自由な空気を味わっている。
 それにそもそも、デイヴィッド・カープ自身が、そうしたことに不得手であることがTumblrの出発点になっている。

僕は作家じゃない。書けないんだ。
 有名ブロガーのようにはブログを楽しめない。
 だけど、ぼくには、シェアしたいことがあったんだ。

問いかけに答えるのなら

10年前のデイヴィッド・カープが発した問いかけに、10年後の僕が答えるのならこうだろう。

世界はTumblrを本当に必要としているのか?
 それは、僕にもわからない。
 しかし、少なくとも今言えるのは、ボクは今もこれからもTumblrを必要としている!


Originally published at COCOLO CHRONICLE.