毎日新聞社発行の週刊英語学習紙「毎日ウィークリー」が、12月末で休刊するとのこと。

正直言って、ものすごく寂しい。

私が編集者・記者として紙面制作に携わっていた3年間は、今までの社会人生活でもっとも忙しかった3年間で、アトピーやら顎関節症やらストレートネックやら自己免疫疾患やら次々にいろいろな病気にかかって、毎月の病院代がえぐいことになっていたけれども。

常に締め切りに追われていて、家族との旅行中も深夜ホテルの部屋でひとりゲラと向き合っているような、そんな日々だったけれども。

それでも辞めたいとは思わなかった。それだけ毎日いろんなことを吸収できて、それを読者に向けて発信して、とにかく刺激的で楽しくて。

最終的には、経済的、体調的な理由で辞めざるを得なくなったけれども、今でもあの日々のことは(それこそ使っていたDTPソフトのショーットカットキーまで)鮮明に思い出せるし、仮に「戻っておいで」と言われたら喜んでそうするだろうな(もちろん、子育てとの両立はどうするかという問題はあるのだけれども)という気持ちだった。

でも、休刊ということは、その願いはもうかなわないんだ、と。
あの頃の続きは、もう無いんだ、と。もう終わりなんだ、と。

休刊のニュースを聞いたときから、心がぽっかり空いたような、自分の一部を失ったような、「寂しい」という言葉では到底表現しきれない思いを抱えている。

そんな折に、今も連絡を取り続けている元同僚(先輩編集者)から、私の名前が紙面に登場した、というメッセージをもらった。

私がコンタクトを取り、連載を始めてもらったシンガポール在住のライターが、自身の最終コラムで、「Ayaという編集者から連絡をもらった」ことがきっかけで寄稿するようになった、と記してくれた、と。

それから気づけば5年が経っており、寄稿した原稿は50本近くにもなっていて、もっとも長く連載を続けているコラムニストのひとりになっていた、と記事には書かれていた。


【お知らせ】

あっという間にそろそろ生後9か月を迎えるというベビデビさんが、ずり這いをかっ飛ばしてハイハイをするようになったかと思うと、早くも後追いとつかまり立ちをし始め、ますます目を離せなくなってきたので、ブログの更新がだいぶ滞っていました。

そんな中、なんとか時間を見つけて応募したのが、「ゼクシィBabyママ隊」。

主な活動内容は、産院で配布されている「ゼクシィBaby 妊婦のための本」や「ゼクシィBaby」のサイトのコンテンツ作りに協力することです。

「ゼクシィBaby 妊婦のための本」は、自分が妊娠中、ものすごく役に立ったフリー冊子。

無料でこんなの配布しちゃっていいの?!というボリュームで、これがなかったら出産準備ができなかったといっても過言ではなかったなあと。

出産に備えて何を買えばいいのかは、時季によってだいぶ異なってくるので、冬生まれの子を生んだ先輩ママさんのコメントは非常に参考になりました。

あとは、自分の出産予定日と近い妊婦さんが今どんな様子なのか、どんなふうに毎日を過ごしているのかを読めるのも良かったな。

妊娠中は不安になりがちなので、妊娠中の今だからこその楽しみ方を、いろんなアイディアとして吸収できたのは、精神的に助かりました。
ネガティブな面でなく、ポジティブな面に目を向けられたので。

そして、出産後の今は、「ゼクシィBaby」に助けられています。

「ゼクシィBaby」」は、出産日を登録しておくと、赤ちゃんの週齢に合った内容が盛り込まれたメルマガが届くので、いつも楽しみにしています。

こちらも無料のメルマガなのですが、無料とは思えないほど内容が充実していて、しかもそれぞれの情報は専門医によって書かれたもの。
かなり頼りにしています。

そんなゼクシィBabyのコンテンツ作りに携われると知り、自分の体験をもとに情報を提供することで、出産を控えている人の力に少しでもなれたらいいな、妊娠中の不安な気持ちを少しでも解消できて、限りあるマタニティライフを楽しく過ごしてくれたらいいな、と。

そんな思いで応募したところ、見事採用され、1年間ママ隊のメンバーとして参加できることになりました。

ほんとに嬉しい!
語彙力とは、という感じですが(一応ライターなのに……汗)、この一言に尽きます。

同じ「妊娠◯か月」だったとしても、状況は人それぞれ異なりますからね。
体験談や口コミなどの “リアルな” 声は、妊娠や出産にはほんとに重要だと最近つくづく感じていて。
今回の活動を通して、その一部になり、誰かに有意義な情報を提供できたら嬉しい限りです。

1年間、がんばります!


人生には、自分の誕生日をはじめ、パートナーや子どもの誕生日、交際記念日、結婚・入籍記念日など特別な日がたくさんあって、長く生きれば生きるほど、それは増えていく。

昨年の昨日(5月22日)、私に、そして我が家にとって、そんな大切な記念日がもうひとつ増えました。
それは、「妊娠記念日」。

夫のカズキさんと私が、今は生後4か月になる娘・ベビデビさんがお腹のなかに入ったことを初めて知った日です。

もちろん、妊娠検査薬が陽性だったからといって、妊娠しているとは限らないし、そもそも医者から妊娠確定の診断がもらえるのは胎児の心拍が確認できてから(だいたい妊娠7週頃)だったりするのだけど。

でも、「やった! 妊娠したー!」ってもっとも強く感じたのは、検査薬の結果が表示される窓に縦線が入っていたのを見た、あの瞬間なのです。

夫氏と付き合い始めてそう経っていない頃から、「子どもほしいねー」って話していて、生理が遅れるたびに検査薬を使ったり、「また生理きちゃったよー」なんて会話を交わしていたりしていたから、特に思い入れが強いのかなと。

夫氏も同じ気持ちのようで、昨日はベビデビさんが寝たあと、当時のことをふたりで語り合っていたとき、当時と同じように涙を流してくれました。

こういう感覚を夫婦でシェアできるのってすごく大切だし、あらためてこのような人と出逢えてよかった。

陽性が出た翌日に、胎嚢(赤ちゃんが入る袋)という形でこの世に存在しているのが産婦人科のエコー検査で確認され、その後お腹のなかですくすく育ち、予定日の3日前に超絶安産で生まれた娘は、すでに生後4か月。

最近は、そばにあるものを片っ端からつかんで口に持っていき、よだれまみれにしたり、自分に注目してくれないと奇声を発して気を引こうとする技を会得したりと、これまた超絶順調に育っています。


約9時間に及ぶ陣痛&出産記録

2019年1月18日の早朝に、第一子であるベビデビさんを出産しました!

生む前に気になったのは、やはり陣痛のこと。「鼻からスイカを出すような痛み」とよく表現されるけれど、いまいちイメージが湧かず、いろいろと調べてみたものの、「生理痛がひどくなったような痛み」程度の理解しか得られないまま臨んだ出産は、間違いなく人生最大級の試練となりました。

でも、最大級の試練であったがゆえに、やり遂げた後の喜びや安堵、達成感もひとしお。その一部始終を書き残しておきたいと思い、入院中につづった備忘録を基にこのブログ記事を作成しました。

ただ、陣痛と分娩で体験したありのままをつづっているので、中にはだいぶ生なましい表現も。苦手な方はご注意ください。笑

妊婦健診後に急に始まった陣痛

1月17日朝11時半から妊婦健診。子宮口が2センチ開いているとみなしましょう、というレベルで、もし28日の週になっても陣痛がこないようであれば、陣痛促進剤を使うという話に。ただ、子宮口がだいぶやわらかくなってはいるとのこと。運動が足りないかなあ、なんて夫氏と話しながら青葉台まで歩いて帰っていたら、お腹の張りに混じって痛みを感じるように……。

青葉台に着き、地元で人気のイタリアンレストラン、ドマーレでランチを食べる頃には、痛みが始まると食べるのを中断せざるを得ないくらいまでになっていて、この時点でもしかすると今夜には生まれるかも……という予感がし始める。「陣痛きたかも」アプリで本格的に測定開始。


2019年を迎えて思うこと

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

取材旅行に始まった2018年

昨年の後半は翻訳の仕事を詰め込みすぎて、特に10月、11月の記憶が曖昧なのですが……汗

あらためて振り返ってみると、2018年はいろんなことがあった年だったなぁ、と。

一昨年(2017年)の暮れに夫氏のカズキさんとネコさん2匹と暮らし始め、引っ越しの片付けに追われているうちに年が明けて(年越しの瞬間の10分くらい前までリアルにバタバタしてたw)。

新しい生活にも慣れ、少し落ち着いたなーというタイミングで、ありがたいことにプレスツアーのお誘いを受け、1月の後半は静岡・伊豆へ取材に行きました。

落合楼村上はもう一度泊まりたいな。
チェックイン時間からチェックアウト時間までフルにいてまったり過ごしたい、そんなお宿でした。

伊豆半島の西 …


夫氏のカズキさんが、「今こんなハッシュタグが流行っているらしい」と教えてくれました。

#ジェラサーの奇怪行動

読み進めていくうちに、「ああ、なるほど。あの時、あの人に言われたあの言葉は、これにぴったり当てはまるなあ」と。
なんだか非常に腑に落ちて気持ちがすっきりしたので、猛烈にブログに書きたくなっちゃったわけです。

まあ、こういうハッシュタグで表現される以前から、いわゆるジェラシー(嫉妬心)なんじゃなかろうか、と薄々は感じていたわけですが、ね。

#ジェラサーの奇怪行動 とは

#ジェラサーの奇怪行動という、インパクトのあるハッシュタグの名付け親は、漫画家の瀧波ユカリ氏。

ツイッターで用いて発信したところ、同じような経験をした人があまりにも多く、すぐに広まったそうです。

まずは用語説明から。

  • ジェラサー=嫉妬にかられた人
  • ジェラサーの奇怪行動=嫉妬する側の人が嫉妬している相手に行う、不自然で不可思議な言動のこと

いわゆる「マウンティング」とはどう違うんだろうと思ったら、それも説明してありました。

なるほど、マウンティングは「自分のほうがあなたより上」とアピールしてくるのに対して、ジェラサーの奇怪行動は「あなたってそんなにすごい人間じゃないよ」「思い上がるな」と必死で下げてくるのか。

たしかに明確な違いはあるよなー、と納得。
まあ、面倒くささ&意地汚さでいったら、どっちもどっちなんだけど。笑

「あやちゃんの書く日本語には需要がない」

実は私にも、人に言われたことでずっと引っかかっていることがあって。
ジェラサーの奇怪行動関連のツイートを粗方読んだところで、「ああ、まさしくあの言葉もこれだったのか!」と、エウレカ的な感覚を覚えたわけです。

今から1年半ほど前。
当時私は新聞社での仕事を辞めて、フリーランスの翻訳者・ライターになったばかりで、翻訳・執筆の仕事と、主に地方への取材、個人ブログやSNSでの情報発信を同時進行させることに四苦八苦していました。

で、当時仲良くさせていただいていた、とあるブロガーさんに、たまに会ったときに相談させてもらっていたのですが、ある日、

「あやちゃんは英語のみで発信したほうがいいと思うよ。あやちゃんの書く日本語には需要はないよ。」

そう言われて、「ん?」と強い違和感を覚えたのです。

たしかに、一言語のみでやるほうが、記事化もSNSでの情報発信もペースは速くなるかもしれない。
でも、私は日本語と英語の両方を駆使して仕事をしていきたいと思ったからフリーランスになったのであって。

それに、私の書く日本語には需要がない、ってなぜ人に決めつけられなくちゃいけないんだろう。

新聞社にいた約3年間、たしかに英語で記事を書いたり編集したりすることのほうが多かったけれど、日本語で記事や編集後記、英語学習関連の文章を書くこともあり、新聞記者である上司からきちんと訓練を受けてきた過去もあるわけで。

そもそも文章の「需要」って何?
それって、誰が決めるの?
じゃあ、そのブロガーさんが書く記事には需要があるの?
あるんだとすれば、それは何を根拠にそう考えているの?

考えれば考えるほど、迷宮へ足を踏み入れる感覚に陥りました。

ちなみに、この言葉以外にも、一緒に行った旅行の帰り道に、「あやちゃんは本当は旅が好きじゃないんだよ」と唐突に言われたり(これでも訪れた国は20か国以上だったりするのですが)、SNS上で「これってどう考えても私や私の周りの大切な人のことを批判しているよね?」と取れる投稿をされたりしたので、今は距離を置いています。

(そのSNS上での出来事は、こちら↓ につづっております。)

腑に落ちた今思うこと

このハッシュタグが登場する前からなんとなく、あのブロガーさんには、

自分と同じ土俵に上ってほしくないと思われているんだろうな。
嫉妬心を抱かれているんだろうな。

と薄々は感じていました。

でも、私にはそれがなぜなのかわからなくて。

たしかに旅という同じテーマで活動する以上、ライバルになるのかもしれない。
でも、人にはそれぞれ独自の執筆や撮影のスタイルがあるし、同じ事柄を取材しても切り取り方が異なる。
文章の持ち味も伝えたいことも違う。

それなのに「需要がない」という言葉で片付けようとしたり、その道へ進もうとするのを阻もうとしたりするのは、私には到底理解ができなかったのです。

でもそっか。ジェラサーか。
なるほどねーと、妙に納得しました。

もちろん、私自身も他の人をうらやましく思うことはあります。
でも、嫉妬心を抱いたからって、気分が良くなるわけでも、自分が置かれている状況が改善するわけでもない。

人にジェラシーを感じている暇やエネルギーがあるなら、それを自分を高める原動力に変えて、もっと前へ前へと進みたい。

私は常日頃からこう思っています。

これから出産&育児を控えている身ではありますが、日→英、英→日両方の翻訳、英語でのライティング、日本語での執筆等々、今後も自らチャンスを切り開いて、精力的に活動していけたらなと思っています。

1年半抱えていたモヤモヤを吐き出せてすっきりしました。お読みくださり、ありがとうございました!


「思いやり」の定義って人それぞれで、また、自分のなかでもシチュエーションやその時の気分によって変わってくると思うんだけど。

最近は、「ああしたいこうしたいと思っていたこと、あるいはやらなきゃと考えていたこと、でもいずれも口には出していなかったことを、察知して率先してやってくれていた」、こういうことができる人って、思いやりがあるなあと感じる。

たとえば、昨夜。

残ったご飯を冷蔵保存しようと考えて、お釜からお茶碗へと移して、ラップをかけたんだけど。

まだお釜がだいぶ熱かったので、冷めてから洗おうと考えていたら、すっかり忘れてしまいまして。

今朝思い出して、慌てて洗おうとしたら、昨夜のうちに夫氏が洗っておいてくれた模様。

すごくありがたかったと同時に、「ああ、思いやりのある人って、こういうことを自然とできる人なんだ」と改めて感じた。

前から思っていたんだけど、夫氏にはこういうところが多々あって。

特に私に何を言ったり確認したりするわけでもなく、やるべきこと、やっておいたほうがいいことを、さらっと片付けておいてくれる。

買わなきゃいけないものも、私は「もう少し考えようかな」「まだ必要ないしな」なんて考えて、結果売り切れになってショックを受けたりするんだけど、そういうところを、一緒に暮らし始めてまだ一年も経っていないのに確実に見抜いていて、先回りして購入してくれたりする。

本人に感謝の気持ちを伝えると、「気づいたからやっただけ。別にお礼を言われることじゃないよ」って返ってくる。

そう言われる度に、どれだけ気持ちが楽に、そしてほっこりすることか。

私はプライベートでは結構忘れっぽくて(特に妊娠してからは)、やらなきゃいけないことをつい失念してしまったり、人にお願いするのが苦手で、つい自分で全部やってしまおうとするクセがあるから、なおさら夫氏のこういう側面に救われているのかもしれないけれど。

でも、口に出さなくても気持ちや考えを解ってくれる、そして何も口に出さずに行動に移してくれる、それはやはり思いやりの気持ちが為せる技なのだと再認識した。

「自分の気持ちや考えは口に出さないと伝わらない」、アメリカ暮らしが長い私は常日頃からそう考えているんだけど、そう考えているからこそ、伝える前に気持ちや考えを汲んでくれる、そしてそれができる人を心から尊敬している。

自分もそういうふうになりたい、そう思った日曜日でした。


【妊娠日記①】妊娠5週目

先日SNSで発表しましたが、現在妊娠しており、ちょうど18週目(妊娠5か月目)に入ったところです。

ぶじ安定期を迎え、つわりの症状もだいぶ落ち着いたので、書き溜めていた備忘録に手を加えて妊娠日記として公開していこうかな、と。

というのも、妊娠◯週目の妊婦や赤ちゃんの状態・症状をまとめたサイトは多数存在していて、私自身も参考にしていたりするのですが、やはり気になるのは個人の体験談。それも赤裸々なやつw

たとえば、ひと言で「つわり」と言っても、症状は人それぞれなわけで(私自身、妊娠するまでは、「つわり=吐く」というイメージしかなかったのですが、実際はそうではなく……。そのあたりのことは後日書きます)。

できる限りいろんな妊婦さんの経験を聞いたり読んだりしてみたい。

そう感じたので、妊娠日記を書くことにしました。

「やたら揚げ物が食べたい」

私の場合、「あれ?もしかして妊娠した?」と感じた一番のきっかけは、やたら揚げ物が食べたくなったことでした。

というのも、母が私を妊娠していたときがそうだったらしくて。

真夜中に無性にケンタッキーフライドチキンが食べたくなった、と聞いていたので、なんかピンときたわけです。ある種の女の勘というやつでしょうか?

5月22日(火)、週1ペースで出勤していた渋谷のオフィスでのお昼休憩。いつもなら近くのベーカリーでパンを買ったり、コンビニでおにぎりやスープを購入したりして軽く済ませるのですが(食べ過ぎると睡魔に襲われるので)、この日は朝からなぜか「モスチキンが食べたい」という気分でした。

もうそれしかオプションはない!という気持ちだったのを覚えています。

思い返せば、その前日や前々日も唐揚げやファミチキを食べていたんですよね。普段は揚げ物を好んで食べないのに、いきなり揚げ物熱に襲われた感じでした。

通常の生理前と何か違うなと感じたこと

ほかに体調面で気になったこと、いつもの生理前となんだか様子が違う?と感じたことといえば……

  • 体全体がほわほわする、ぼーっとする。
    熱はないはずだけれど、不思議と熱っぽい。
  • 眠い、そしてだるい。
  • 腰だけでなく、背中も痛い。
  • 胸がやたら張っていて痛みがある。
  • 体がやたら冷える。
    もともと冷え性なので、普段はそこまで気にならないのですが(なんせ冷えているのがデフォルトなので)……。このときは異様に寒気を感じていました。

そして、揚げ物をやたら欲していることの次に妊娠を強く意識したのは、この日の帰り道での出来事でした。

オフィスは渋谷駅から徒歩10分くらいの場所にあったのですが、早足で駅へ向かっていると、だんだんと下腹部が痛くなってきまして。

痛みの種類(傾向?)としては、生理っぽいような鈍い感じだったのですが、普段はこういうことは起こらないので、「あら?やっぱり妊娠したかな?」と。

その夜、妊娠検査薬を試してみることにしました。

果たしてその結果は……!?(いや、わかりきっておりますがw)


最近は暑いうえに仕事量もわりと多く、家にこもりがちな日々を過ごしています。黙々と執筆や翻訳をするなかで、ふと気づいたのが、そういえば私がブログを本格的に書き始めたり、完全に放置プレーしていたFacebookを活用し始めたり、Twitterのアカウントを作ったりしてから、いつの間にか1年半が経過していたんだなということ。

当時は、3年ほど勤務していた新聞社を辞め、今もコンテンツライターをしている留学エージェントに勤め始めてから数か月が経った頃。仕事もプライベートもちょうど落ち着いたタイミングで、少しずつ取材やプレスツアーのお誘いをいただけるようになり、情報を発信する場を作らねばと思ったのがきっかけでした。

そこから約1年半、当初使っていたエキサイトブログからMediumへ移行したり、夫の ホシナカズキさんとSTROLLというウェブマガジンを立ち上げたり、取材先からほぼリアルタイムでSNSに写真や文章を投稿したりと、今までしたことのないことをたくさんやってきました。

そんな中、人間関係絡みのとある出来事が起きまして。それから数か月ほど、ブログやSNSとの向き合い方について、あれこれ考えを巡らせておりました。なんとなく考えがまとまってきた気がするので、書き留めておこうと思い、今この記事を書いています。

結論からいうと、人(この場合は読み手)の立場に立って物事を見る、人の気持ちを慮るのが情報発信者がもっとも意識せねばならないことかなと。

それができないと、せっかく書いたブログ記事もSNSの投稿も、独りよがりの、単に自己アピールしたいだけのものになってしまうと思うからです。

だからといって、読み手が読みたいと思うであろうものだけを書くのは、なんか違うのかなって。だって、ブログもSNSのアカウントも自分のものだから。基本的には、自分が書きたいことを書きたいときに書きたいように書くべきだと思っています。

では、いったい何が問題なのか。

それは、記事やSNSの投稿が読み手を不快な気持ちにさせてしまったり、傷つけたりしてしまう可能性がある場合。

特に、読み手が「あれ?これってまさかあの人のこと?」「もしかしてこれ、私のことを書いているのかな?」と対象人物を推測できてしまうのは、マズイのではと思っています。

SNS、特にTwitterには、毒を吐いたり、なかには人を侮辱するようなことをつづったりしている人がたくさんいます。

事実、私も、とある取材会に参加しているとき、取材内容をどうしても受け入れられないという人(この取材会には来ていなかった)から、「(あれをOKとしている取材メンバーの)感覚、大丈夫か?」というようなことをツイートされた経験があります。

取材をしている=それを100%支持しているというわけではない、取材はそもそも客観的にするもの、という前提はまず当然なのですが、仮にも物書き、情報発信者として活動している人がこのように他人(しかも、実は知り合いだったりする)を中傷する、貶めるような投稿をするのはどうなのかなと。

上述したとおり、何を書こうが、基本的には本人の自由だと考えています。ただ、ライターやブロガー、インフルエンサーなどの情報発信者は、読み手に向けて情報を発信しているので、その点については日々意識を向けるべきだと思うのです。

  • 自分の発言がどのような印象を与えるのか
  • 誤解を生まないか
  • 読んだ人が、バカにされたと思ったり、落ち込んだりする内容になっていないか

大切なのは、発信する前に一度立ち止まって、上記のようなことについて考えることかと。発信者だからこそ、自分が発する内容には殊更に気を遣う必要があると私は思います。

でも、一度立ち止まって考えてしまうと、自分の素直な思いや考えが伝えられなくなる。そう感じる人もいるかもしれません。しかし本当にそうでしょうか?

私はむしろ、自分はなぜそう思ったり感じたりしたのか、なぜそのことを他人に伝えようと思ったのか、このように一旦考えることこそに意義があると思っています。こういったある種のフィルターを通すことで、より一層自分の思いや考えが整理され、読み手に伝わりやすくなるのではないかと。

そして、読み手の立場に立って考える、読み手がどう受け取るかを推測することは、ブログやSNSの投稿の内容を面白くするためのもっとも大切な “材料” だと思うのです。

上述したように、読み手が読みたいと思うであろうことだけを書くのは、書き手として、どこか何かが違う気がしています。

でも、

  • これについての情報が無いから、書いたら誰かのためになるかな?
  • これについて知りたいって思っている人、結構いたりするんじゃないかな?

というように、読者目線で物事を見るのは大切なのではないでしょうか。

人の気持ちを思いやったり、人の立場に立って考えられない人って、ブログやSNSの投稿文にそれが表れていると感じています。

どことなく自己中心的で、自己満足感に浸っていて、自己承認欲求が強い雰囲気が漂っている。文章にも写真にもそれが表れていて、「この人って結局何がしたいんだろう?リア充アピールをしたいだけ?」と感じずにはいられません。

そのような例を見てきたからこそ、自分はそうならないように気をつけようと強く思っています。

自分のものさしが常に正しいとは限らないし、人には人のものさしがあって、それは尊重せねばならない。その人のものさしは変だと勝手に決めつけて、代わりに自分のを押し付けるような真似はしたくない。

これはブログやSNS上だけでなく、人とのリアルな付き合い方においても、もっとも重要なことの一つだと改めて実感しています。

このような大切なことを気づかせてくれたブログやSNSと、これからもうまくお付き合いしつつ、情報発信者としてスキルアップ&レベルアップしていけたらと思う今日この頃です。


本日2018年7月1日(図ってはいなかったのですが、なんと14時ぴったり!)に婚姻届を提出し、入籍いたしました。

お相手は、以前からこのブログに「相方さん」として度々登場しており、一緒にお散歩と旅の多言語ウェブマガジンSTROLLを運営している、ホシナカズキさんです。

遅刻から始まった出逢い

カズキさんは、私の6歳上で、テレビ業界からIT業界へ転身し、現在はフリーランスのウェブディレクターをしている方。

一方の私は、新聞社で英語学習紙の編集者・記者として働いた後、フリーランスの日英・英日翻訳者&ライターとして生計を立てている身。一見、まったく接点がない二人のように思う方もいるでしょう。

実際、ちょうど1年前の昨年7月までは、ありませんでした。たまーに、Facebookの「知り合いかも」リストにちらほら名前とアイコンが出てく …

Aya Satoh Hoshina (ほしなあや)

Japanese-English food/travel/lifestyle writer & translator. Lived 11 years in U.S., 5 years in Thailand. 海外居住歴16年の日英バイリンガル翻訳者/ライター。元記者/編集者。Loves 食/住/旅/写真/宝塚歌劇/猫

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