Okhotsk Extreme 2 day trip — Day 1

Journeyman
5 min readFeb 17, 2019

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オホーツク、氷(凍り)尽くしの2日旅 #2019冬北へ をご紹介します。

“日本最北端の地”

ジャーニーマン(oiz… (journeyman))です。

大寒波が襲った2月の連休に北の大地を旅して来ました。旅の目的地は、冬のオホーツクです。実際の旅は所用で美瑛まで足を伸ばしたのですが、週末2日間で行けるコースを、1日目/2日目として2本のコンテンツにまとめます。

出発前はこんなツイートを見ながら、旅の気持ちを盛り上げました。四季折々のツイートが楽しいアカウントです。

2019年02月連休は、大寒波でマイナス30℃を超えた地域も出たとても寒い気候でした。関東も朝から雪が降るとのことで、羽田から飛べるのか?目的地に着けるのか?予断を許さない状況の中、空港へ出発です。

盛大に雪が降る羽田空港、機材の準備が整うまで1時間遅れて稚内空港へのフライトでした。そして、航空関係の方の中では、直行できないケースが多いと有名だとか…。

大幅に遅れて稚内空港に着陸、ホッとします。手配したレンタカーに乗り込み、稚内から氷の世界を堪能する旅に出発です。

この旅で僅かに走る稚内近郊の日本海側の漁港、波の寄せ返しで甲羅のように凍った港内、晴れていれば利尻・礼文の島々が見えます。残念ながら海上は雲に覆われて見えませんでした。

時より、雲間から晴れ間が覗く道を北上します。ノシャップ岬(野寒布岬)に着くと天気も潮も境界という雰囲気で、垂れ込めた低い雲と横殴りの雪でした。最果て感がある場所、人が殆どのいない冬はまた格別です。

稚内港北防波堤ドーム、稚内駅、稚内港を横目に少し先にある「日本最北端・宗谷岬」を目指します。中心部から岬までは30km以上と、比較的距離があります。初めて訪れたのは何年も前ですが、遠さに驚いた記憶があります。

厳冬の #日本最北端 #宗谷岬 の模様をお楽しみください。終始しんしんと雪が振り、氷に閉ざされた世界です。前後の海はシャーベット状に凍っていて、ゆっくりと波が漂っています。

宗谷海峡は降り続く雪と厚い雪雲で灰色でした。宗谷岬を過ぎれば、そこはオホーツク海。左手に海を眺めながら南下します。

猿払村の道の駅併設の「さるふつまるごと館」で、美味しいモノをいただきます。お店の看板は凍てついていますが、店内はホカホカで暖まりました。名物のホタテにイクラとカニ、北海の幸の共演です。

少し走ると「パーキングシェルター」という北海道らしい施設があります。屋根がある場所は少ないので、覚えておくと良いかも知れません。

1日目の最後は「もんべつ流氷まつり」です。例年2月の連休に開催されています。後から知ったのですが、さっぽろ雪まつり、旭川冬まつりという2大祭に次ぐ歴史で、今年は57回目だったそうです。

1963年(昭和38年)に日本初の流氷まつり「もんべつ流氷まつり」は始まりました。北海道では、さっぽろ雪まつり、旭川冬まつりに次いで歴史のあるお祭りです。

コンパクトでほっこりするお祭りですが、路面はガチガチに凍っているので足元にはご注意を。雪像、氷像、コンサートに出店、写真はありませんが、冬の夜に見る花火と盛りだくさんです。

そして、流氷時期の紋別と言えば「ガリンコ号」、今回は乗りませんでしたが、乗った経験からお伝えしたいのは、他にはない乗船経験が出来る、ということです。是非流氷が来ている時に乗ってみてください。予約出来るのでお忘れなく。

お祭りの出店で少しスナックを摘みましたが、夕飯はしっかりということで町の食堂「海鮮食堂よってけまるとみ」へ。お昼に海鮮だったので、暖かいミックスフライに。山盛りのフライでお腹いっぱいです。

※ホテルに車を止めて、まるとみさんでゆっくり一献出来れば良かったのですが、実際には紋別のホテルが取れず、夜道を網走へ。

さて、1日目の行程をまとめます。午後一番に稚内入りして夜に紋別に着く250kmのドライブコースです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。また2日目でお会い出来ると嬉しいです。皆さん、良い旅を。

Day2「流氷氷瀑編」はこちら。

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Journeyman

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