Okhotsk Extreme 2 day trip — Day 2

Journeyman
8 min readFeb 18, 2019

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オホーツク、氷(凍り)尽くしの2日旅 #2019冬北へ その2をご紹介します。

おーろら号の舳先から流氷の大海原と雪をいただく知床

ジャーニーマン(oiz… (journeyman))です。

大寒波が襲った2月の連休に北の大地を旅して来ました。旅の目的地は、冬のオホーツクです。実際の旅は所用で美瑛まで足を伸ばしたのですが、週末2日間で行けるコースを、1日目/2日目として2本のコンテンツにまとめます。こちらが2日目になります。

Day1「最北端編」はこちら。

2日目は「流氷観測砕氷船おーろら」の乗船を目指して移動します。前日に天候を確認、冷え込みは厳しいですが晴れとの予報で期待が高まります。

紋別に宿泊している場合は約100㎞の道のり、09:30発の第1便に合わせて出発します。運行状況や混雑具合は以下の公式ホームページでご確認を。サイトには流氷観測のヒントや豆知識がいろいろと載っているので、是非事前に目を通してみてください。

おーろら乗船場は「道の駅 流氷街道網走」と棟を同じくしており、そこまでの道案内も分かり易いです。館内は観光案内所の他に、レストラン、お土産物屋さん、テイクアウトコーナーと充実の設備です。時間が許せば、是非ゆっくり見て回ってください。

無事到着したのですが、実は、網走に宿泊したにも関わらず、出港前についたモノの目の前で道の駅内の駐車場が満車、3ブロック先の市役所に停めることになり、結果的にこんな顛末に…。便毎に2隻運行している2隻目の出航シーンです(泣

泳いで追い付く訳にも行かないので、道の駅内で過ごします。11:00発の第2便を待つ間、目と舌で楽しめる #流氷ソフト (写真右上)で舌鼓、真冬のアイス、おススメです。

1隻目が帰港し10:30頃乗船出来ました。2隻運用なので、入れ替わり出航していました。1便の1隻目に乗る場合は並ぶことも考え08:30くらいを目指して到着すると良さそうです。

では本編、快晴の #網走流氷観光砕氷船 #おーろら からの景観をお楽しみください。

厳冬の知床はオオワシ、オジロワシの一大越冬地とのことで、何羽も見ることが出来ました(写真はありませんが…)。何処までも続く流氷と遠く連なる知床の山々、圧倒的な自然の造形、圧巻です。

デッキは3階層に分けれていて、最下層のサイドデッキが一番海面に近い場所です。流氷を砕いて進む醍醐味を感じるのはそこが一番、出発前にチケットカウンターで教えて貰いました。外は相当な寒さですが、是非ご自身の目で確かめてみてください。

公式Facebookページで乗船日前後の模様が投稿されてましたので、ご紹介します。特に特等席から撮影された動画オススメです。※03/03(日)追記

帰りは行きと違い直線的に港に戻ります。暖かい船内で”流氷”とつくドリンクを飲みながら戻りました。ビールがあまり得意ではないと言うか、そもそもこの旅のハンドルキーパーだったので #流氷サイダー にしました。お好きな方は是非 #流氷DRAFT を。船内ではその中でも、瓶のPREMIUMを販売しています。また、デッキには水揚げされた流氷実物が展示されており、実際に触れます(写真左下)。

概ね乗船してから1時間20分くらいの行程でした。遠くの野生動物や素晴らしい景観を捉えるため、ズーム機能付きのカメラがあると良いです。今回は船なので、車に忘れると取りに戻ることは出来ません。乗船の際にお忘れなきよう。

流氷を存分に楽しんだら、レストランで北の幸です。美味しそうなモノばかりですが、温まるお椀と炊き立ての釜めし、出汁楽しむホタテということでこちらを。

つづいて、氷尽くしの旅はこの時期だけのイベント、「あばしりオホーツク流氷まつり」へ。道の駅から数分の漁港内臨時駐車場に駐車、まつり会場とのシャトルバスが頻繁に運行しているので、利用しましょう。公式サイトと併せてご紹介します。

氷像、雪像、透き通る氷のロング滑り台、沢山の出店に、物産コーナーと充実のお祭りです。沢山の人出で賑わっています。

凍った漁港から最後に知床連山の勇姿です。オホーツクに別れを告げ、旅は更に冷え込みの厳しい内陸へ向かいます。

網走から北見、石北峠を越えていきます。おーろらに乗り遅れたり、予定よりゆっくりしたのもあり、日暮れ頃の峠越えとなりましたが、第1便のおーろらに乗船出来た場合は、14:00過ぎに通過する行程です。

2日目のフィナーレはまた違った氷の芸術を堪能、「層雲峡温泉 氷瀑まつり」です。こちらは期間限定の流氷まつりと比べ、1月下旬から3月中旬まで長期間楽しめる氷の祭典です。通年と各年のサイトをご紹介します。既に44回の開催を数えます。300円の入場料がかかります。

では、実際の氷の世界へ。例えるなら”氷の鍾乳洞”探検です。色とりどりにライトアップされた氷のカーテン。とても幻想的な空間が広がります。

他にも、北欧のアイスホテルのようなバー、氷の御神体を祀る神社、チューブタイヤで乗る大滑り台、そして外から入ると暖かさで一気にレンズが曇るホカホカの屋内スナック。スナックでは蕎麦やうどんで暖を取る人が沢山います。谷あいで吹雪くこともあるので、風が強い時は、氷の宮殿や屋内に退避し、寒さと相談しながら回ります。

流氷、氷の宮殿と楽しんでお腹が空いたら、少し走って旭川市内で美味しいものを。海鮮の次はお肉です。老舗の焼肉屋さん「藤や」さんにお邪魔して、牛・羊(ジンギスカン)・豚を炭火でいただきます。質・量ともに満たされる時間です。好物の牛サガリがいただけて大満足です。

層雲峡から旭川空港へは1時間15分ほど、フライトは19:00台、20:00台の便があります。市内で食べなくても、早めに空港に付き、3Fのレストランでお酒を飲みながらゆっくり過ごすのもいいですね。空港のショップとレストランの案内です。

最後に、2日目の行程をまとめます。朝早く出て夜の便に乗る310kmほどの行程です。多少距離はありますが、朝一番の「おーろら」に乗れれば、ハードな行程ではありません。

※ご紹介した写真は遅い時間です。その日のフライトではなく、旭川の先の美瑛の定宿に行く予定だったので、焦らずに過ごしたためです。念のため、書き添えておきます。

2本のコンテンツにまとめてみましたが、如何でしたか? 冬の北の大地の魅力を少しでも感じていただけたら嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。それでは、皆さん、良い旅を。

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