ブランド・アド・パッケージ ミュージアムで、デザイン史に触れながら思ったこと。 @ロンドン


今日はデザイン研修で訪れたロンドンのノッティング・ヒルにある『ブランド・アド・パッケージ ミュージアム』で、デザイン史に触れながら思ったことについて。

ヨーロッパにデザイン研修に行き、ミュージアムなどを廻るたびに、いつも思うのは、「なんでこれだけ多くの絵が、ある一時期に集中して、競うように描かれていたのに…、描かれなくなったのだろう…」ということ。結局いつも答えは見つけられなくて「やっぱカメラのせいかな?」という所にしか着地できないのですが、記録としての絵画ばかりではなく、表現が存在しているので、きっと答えは他にあるはずなんですよね…。

そんな事をいつも考えているのですが、今回はこんな疑問が…

〜1900年前後までの展示雑感

・パズルは昔からあるんだな…、地図も昔からあるな…

・教育教材として、動物や鳥の特徴を絵にしたりってのも、昔から…

・あぁ…新聞がグラフィカルにニュースを伝えていくようになるのか…

・あぁ…容器形状や印刷技術にバラエティが最初は無いのか…

・それでも、中身を正確に伝える必要があったんだな…

・それが差別化要因な側面もあいまって、工夫が生まれるのか…

・パッケージデザインはココが始まりかもしれないなあ…

〜1920年前後

・王室や国などの資金集めがデザイン含むブランディングの始まり?

・あぁ…国に好意を持たせる…のベクトルが変わると、プロパガンダになるのか…

・女性向け、子ども向けの市場が大きくなって、フォントがデザインされるのか…

1930年以降〜

戦争、酒、タバコ、音楽、テレビ…と、海外ドラマ「マッドメン」の世界観になってきて現在に至る…というデザイン史を見ることができました。

いわゆるキレイでクリエイティブなデザインだけでなく、乱暴に過激に刺激を目的としたデザインの両方が展示されていて、そのどちらもが現実のデザイン史だよ、というメッセージがあるように感じました。

デザインってなんなんだろう?とは、これまでもよく考えてきたことではあるけれど、今回ミュージアムを訪れ、体系的にデザイン史を俯瞰することができて(その視点が持てたのは、単に旅行前に『サピエンス全史』を読んでいた影響からかもしれないけれど)、今までとはまた違った側面を垣間見ることが出来ました。わかった気になり過ぎたら、デザイナーとしては終わるだろうな…という気持ちを常に持っているわけですが、今後も変形し続けるデザインに柔軟に向き合える用意だけは怠らずに行きたいなあと。

そういえば昔こんなブログ書いたなあ…。

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