ウエアラブルが流行る日はくるのか?

こんな記事を見た。

まあそうだよねーという感じだが思うことがあったので雑に書いておく。

なお、この記事ではウエアラブルの定義を以下とする。

  • 常に身につけておき、日頃の自らの活動の記録を行うもの
  • 運動時の記録を目的としたものは除く
    (運動時の記録を目的とするものは、運動する人にとっては継続的に需要があると考えられるため)

自分の活動を知りたいのか?

そもそも自分の歩数や脈拍を知りたい人がそんなにいないのではないか?という話がある。

昔から歩数を知るためには万歩計というものがあった。
ベルトにつけておいたり、ポケットに入れておけばよいのでかなりお手軽だ。毎日の充電もいらない。電池が切れたら変えればいいのだ。すばらしい。

しかし、万歩計を使っていた人なんてほとんどいなかった。僕の周りで使っていた人といえば祖父くらいだ。持っていた理由も、医者から歩けと言われたからだ。

結局、これと同じ状況に今はなっているのではないか?
医者から注意されるなどのことが起きない限りわざわざ自分が毎日歩いている歩数なんて知る必要ないのだ。知りたいとも思わないのだ。

それなのにわざわざ頻繁に充電が必要で、手首とかにつけなくてはいけないという煩わしいものを好き好んでつけるはずがない。

ウエアラブルのメリットって?

とはいえ、僕はウエアラブル系のデバイスが大好きである。
これまでも数多くの製品を試しては捨ててきた。好きな理由は、つけておきさえすれば、歩数だろうが脈拍だろうが睡眠時間だろうが勝手に記録しておけるからだ。

記録しておいてきちんと見返してるかと言われると答えは”No”だ。ほとんど見直していない。
でも、時たま見直すことがある。

「今日やたら足が痛いけど何歩くらい歩いたんだろう?」とか、「なんか調子悪いけど今週の睡眠時間どれくらいなんだろ?」と、ふと確認することがある。
こういう風に、いざというときにきちんと自分の状態を確認できるというのが僕にとっては非常に大きなメリットなのだ。

こういう体験が大事だ。

まずは使ってもらってちょっとしたメリットを体験してもらうことがウエアラブル製品には必要なんだと思う。
1度このメリットを体験するともう手放せなくなる。もちろん全ての人がこれをメリットに感じるわけではないけども、一定数はメリットだと感じてくれるはず。
まずは使ってもらうってところをうまく実践できた製品が残ってくんだろうなーとぼんやり思っている。

流行る日はくるのか?

かなりのブレイクスルーが起きないと流行らないのでは?と思っている。

製品自体のブレークスルーというよりは、生活レベル、制度レベルで大きな変化が起こらないとダメだと思っている。

健康診断や人間ドックを受ける前提としてこれを毎日つけて「あなたの健康データを常に送って下さい」とかそういうレベル。さらに言うと、毎日のデータを勝手に解析して病気になりそうな傾向が現れたら警告してくれるレベル。
それこそ伊藤計劃のハーモニーみたいな世界。

これくらいメリットがないと人々はわざわざウエアラブル系のガジェットを付けないのではと思っている。

このレベルまでいくと流行るとかの次元を超えている気もするが…

というわけで、しばらくは大きく流行るってことはないのかなーというのが僕の今のところの結論。

あと、強いて挙げるならゲーム。
Pokemon GOによって歩く人が増えたように、ウエアラブルデバイスと連動したゲームが出て流行ればみんな付ける気がする。
歩数などの運動数、睡眠時間がもろにステータスに反映されるたまごっちみたいなのとかあると面白いんじゃないかな。