ナイト・アンド・ザ・シティ

ミス・キャストを指摘するレビューが正鵠を得ていると思う。どんな脚本や演出、演技でもあのデニーロの鉄のようなガタイと姿勢、そして洗練された表情をうだつの上がらない弁護士に見せることなんてできない。だから、これはデニーロが改心するまでの過程を描いた物語なんだろうな~と思いながら話半分に見ていたら、そのまま終わってしまった。もっと痩せぎすの、疲れた顔の俳優だったら、全然違う印象の、製作者の意図通りの映画になったんじゃないだろうか。レナードの朝なんかも、今にして思えばデニーロじゃなきゃもっと感情移入できたような気がする。自分の中で勝手に演技派みたいに思ってたけど、あまり役作りに興味がない俳優なのかもしれない。

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