nginx-buildのwget依存がなくなり更に便利になりました
Jul 29, 2017 · 3 min read
タイトルの通りです。v0.11.0からwgetの依存がなくなりました。
PRにも書いた通り、LibreSSLのダウンロード時にエラーが出ることがありますが、特に問題は無いはずです。何かあれば教えてください。
nginx-buildはこれまでソースコードのダウンロードにwgetを使用してきました。そのwget依存を剥がしたかった理由は以下の通りです。
- MacやRHEL系、最小限の構成のディストリビューションなど、wgetがデフォルトでインストールされていない環境は多数ある
- 他に依存しているgitやpatchは依存が必要な理由が利用者にも分かるが、wgetはただソースコードをダウンロードするためだけに使用しているので、特に依存している理由がない
ということで依存を無くしました。
Go言語は標準ライブラリのnet/http.Clientとio.Copyを使うことでwget的なものをすっきり実装することができます。なので行数はそれほど増やさずに実装することができました。
ただし依存するライブラリが増えたことによりnginx-build自体のバイナリの容量は増えたとのことです。
ますます便利になったnginx-buildをぜひお使いください。
余談
以下余談です。
nginx-buildの開発をするとnginxに対する感覚がバグってきて、日常的にビルドするものだという感覚になります。皆さんもnginxを日常的にビルドしていきましょう。
開発中に様々なパターンでnginxをビルドし続けていたので気付いたのですが、lua-nginx-moduleの2017/07/29時点で未リリースのv0.10.9がリリースされるまでOpenRestyとLibreSSLの組み合わせは利用できません。どうしても使いたい場合は下のPRを取り込んでください。lua-nginx-moduleをnginxに組み込んでいる場合でも同様です。
