都内で国語を教えてます。『学び合い』に基づく授業を模索中。ライティング・ワークショップにもはまってます。/『学び合い』/ライティング・ワークショップ/リーディング・ワークショップ/ファシリテーション/コーチング/アクションラーニング/マンダラート/ディベート/高校演劇/怒ってます/脱原発に一票
メロスのパロディは演劇の定番だけれど、これはなかなか面白い。
去年のうちが演じた「光へ」も演劇部の内部の問題を、演劇の力で解決しようという話だったけれど、この作品も、演劇部の中の二つの問題、部活に居場所を見失った2年生と、部長になって空回りする3年生を、他の部員たちが なんとか助けようとコメディを仕込んで見るというもの。
時代考証がなあ。
昭和十一年でしょう。Tシャツはないよね。着物の子供がいるんだし。
男の子役がポニーテールもなあ。多分伺うと色々とご事情がありそうだけれど。
脚本の問題かもしれないけれど、この時代、もう「 映画」が人口に膾炙していたのかな。「活動写真」じゃないのかな?ちゃんと調べていないので、疑問に思っただけなんだけど。
2日目の6作品の中で一番好きだった。
付喪神役が秀逸。5人?6人?が舞台上でセリフがない時、全然邪魔をしていない。存在はしているけれど、家族たちには見えていない、そのような存在としてその場にある。それができていた。見事。
とにかく一人一人の演技のクオリティが高い。家族のつながりをとても丁寧に描いていた。死んだおばあちゃんが現れるシーン、グッときました。すごく練習したんだろうなあ。
とにかく元気。
元気いっぱいなのはいいけれど、逆にいうと、メイン以外の部分のノイズが多すぎ。今、どこにフォーカスすればいいのかがわからなくなってしまう。
生徒指導の先生がとてもいい味を出していて、存在感もピカイチなんだけど、それだけに、ボソッと喋ったことでもそっちに注目が行ってしまう。演出が全体をちゃんと見て整理していたんだろうか、というのが気になる。
2校目は我が北区代表。今回見て、改めてこの脚本の素晴らしさを実感することができた。
地区大会の時にはムゲン役の部長さんが、海外研修に出かけていて演じることができなかった。それでもコトハと怪盗役の見事な演技でかなりいい水準に持って行っていた。
今回、本役の部長さんがムゲンを演じたことで、キャラがしっかりと立ち、さらにコトハとのやりとりがとても説得力をましていた。