8月報告&私流のアフィリエイトサイトの作り方

clothezzz
6 min readSep 6, 2015

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photo by https://www.flickr.com/photos/niko_si/

こんな感じで、アフィリエイトのやり方とかをTweetすると、「お前はどんな感じでサイト作ってるんだ?」って聞かれたりするので、きっと参考にならないと思うのですが、整理してみました。

基本的な考え方

オーガニックからの流入を前提としたサイト作り

そもそも、アフィリエイトをやるきっかけが、「大量のページが存在するようなサービスで、Googleに評価されるSEOのやり方ってどんなものか?」という、本業関連で知りたかった個人的な疑問からスタートしたものです。

内部リンクの階層をどうつくるべきか、とか、大量の情報をどのようにカテゴライズすると評価されるか。とか、そういうテストの場でした。

イメージでいうと、例えばHOMESとかの不動産サイトをイメージしてください。不動産サイトで、どのような内部リンク構成にしたら、「中目黒×賃貸」で上位にあがるのか。とか、そんなことを調査したかったということですね。

実際のサイト作成

領域の選定

領域の選択は「面白そうなところをやりたいな」というレベルで選ぶのですが、前提条件として、大量のデータが存在している領域を選びます。結果として、ページボリュームが大きくなる領域です。

例えば、「地域名×商品名」とかですね。

もしくは、中古車買取とかだったら、「車の名前×年代」とかで沢山ありそうだな。。とか考えます。

以前、アダルトサイト取り組んでみようかな。。って思ったのは、「女優名×タグ」とかで膨大な組み合わせがあるな。。と思ったからですね。

価値創造が可能か

単純にページを生成しても、Googleもユーザーも価値を評価してくれないので、その情報が価値を生み出すのかどうかを考えます。どんな情報を集めてきたら、個別のページに価値がでるかを考えてみます。

全然価値なかった。とかにもケースがあるのですが、それはインターネットの海に飲まれてしまうので、あまり気にしてません。きっとみなさんの検索結果画面にも表示されないだろうし。

その際に、テキストを外注化することもありますし、自分で作るケースもありますし、APIで取得するケースもあります。
ここはいろいろなケースがあります。

クチコミを入力できるようにして、情報の登録を待つケースもあります。

※ ここが一般的な皆さんのキーワード選定とかに近いかもしれません。

内部リンク

次に、内部リンクの構造を考えていきます。

一般的なアフィリエイターにとってのSEOって、外部リンクの貼り方になると思うのですが、私にとっては内部リンクの構造の決定がSEOだったりします。

具体的に言えば、どのページにどのようにリンクを集めようかなとかですね。

ある程度、個別化できているページから、内部リンクを丁寧にはると、複合ワードで、それなりに上位表示にくる場合もあるのではないかと考えています。

デザインとプログラミング

デザインは、知り合いに頼みます。海外でテンプレート買ってきて、それを修正してもらってますね。

プログラミングは専門家ではないのですが、自分でアフィリエイト用のフレームワークを生成しているので、ほぼちょっとカスタマイズするだけで、いろんなサービスができます。(そんな大したサービスじゃないんだけど。)

自作のCMSと、自作のライター用管理画面、自作のアクセス解析とか、メンテナンス的なものも全部自作です。w

※ 実際、このアフィリエイト専用のフレームワークが価値あるのかもなー。自分で書いてて、思った。

1DBの複数サービス展開

結構ここが重要と思うのですが、「一つのデータで複数のサービス」を作成します。

例えば、仮に中古車買取のサービスを作ったとします。(作ったことないです。)

もし、車のDBがあったら、そのデータを基にして

1) 買取価格に関するサイト
2) ファンサイト
3) クレームを共有サイト

みたいな形で、別切り口でサイトをつくります。

これは、相互リンク用なんですが、ものすごい深い階層で、リンクをはります。(全部自動的に)

BMW i8 の14年モデルの買い取り価格
BMW i8 の14年モデルのクレーム共有サイト
BMW i8 の14年モデルのファンサイト

といった形ですね。

検索結果に表示されるの?

そのキーワードによって、必要となるリンク価値、コンテンツ価値って、違ってくるとおもいます。「キャッシング」とかで必要なパワーって、とんでもないんだろうな。って思います。

個人的な仮説なのですが、Googleはページ単位でリンクの違反をチェックしていて、リンク価値の低い数本のリンクとかは、ペナルティの閾値を超えないなんだろうなって考えています。

ですが、Googleにとっては取るに足らない、ペナルティにもする価値がないリンクも、ニッチなキーワードでは十分に上位になるのではないか、というのが狙いです。

実際は知らないのですが、「アフィリエイトファクトリーが、リンク価値を集めて、上位に表示させる」。ビッグワードで戦うという方法だと思うのですが、そのような形ではなく、少ないリンク価値で勝てるページで戦う。そのために可能性(ページの掛け合わせ)をシステム的に用意する。という形です。

低品質の恐怖

価値がないサイトをつくってしまうと「低品質のペナルティ」の可能性があり、一サイトならば別にいいのですが、そこから「低品質」を一つくらうと芋づる式にくらう可能性があります。

そのため、測定タグの共有は行わないとか、いろいろな工夫をしています。といってもGoogleからみたら、バレバレなんでしょうけど、いろいろ工夫をします。

こんな感じです!
基本的な仕組み自体はつくってあるので、それを様々な業界に流用したりするイメージですねー。

だから、実際、アフィリエイト的な記事って、ほとんど書いたことありません。w

8月の成果

ちなみに、8月の成果は、確定で160万8500 円で、前月比+20万円くらいでした!

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clothezzz

上場企業で企画を10年以上。その後、起業して、ネット系小さな会社の会社経営。SEOの調査のために、アフィリエイトを少しだけやってみたり。最近、カメラの学校いきはじめました。