ALISミートアップ大阪レポート(2)Q&A編: ALISの国の不思議

Cosmos
Cosmos
Jan 8, 2018 · 14 min read

ALISミートアップ大阪レポート。
前編の講演編に続いて、後編ではQ&Aをお届けします。

安さんと水澤さんのプレゼンが終了後、しばしの休憩を挟んで質問タイムになりました。
これはなかなか濃かったです。普段ALIS公式では決して書かれない、自分たちが知りたい情報が満載。

あまりにも情報が多いので、この記事も長くなっています。これでも、すべてのQ&Aを網羅していないんですよ。
ちょっと長いですが、じっくり読んでみてください。このQ&Aのいたる所にALIS投資の参考になる情報が潜んでいますので。

(ミートアップの内容は公開可能とのことです。また、本記事は個人的な見解を書いたもので、ALIS公式とは関係がありません。)

質問タイム Q&A

質問は、sli.doというウェブサービスを用いて行われました。文字で書かれた質問に対して、口頭で回答する形式です。
従って匿名質問もアリですし、匿名のほうがかなり多かったです。

基本的には、CEOの安さんが回答されています。水澤さんや石井さんの回答は、お名前を注記しています。
では、始めましょう!

  • 他の(日本の)仮想通貨取引所への上場予定は?
    当然、考えている。海外も大きいところを考えている。
    しかし、まずはプロダクトを出す。そうでないと上場してもpump & dumpを繰り返されて誰も見向きしなくなってしまう。現在、上場を考えて進めているので、そう心配しなくても良い。ただ、プロダクトローンチまでは上場させる気はない
  • Steemitについて
    →競合とは思っていない。この業界はまだまだ未熟でみんなで盛り上げないといけない。ALISはコミュニティーが使いやすいユーザービリティを提供する。向こうが敵だと思って仕掛けてきても大丈夫。それに、Steemitは日本の法律だと引っかる部分があるのが参入障壁(安さん)。
    Steemitはエンジニアが実験的に作ったものがスケールしたという感じ。ただし、我々がものすごく改善のしようがあることを感じている(石井さん)。
  • いいねを乱発したり、ある記事を一斉にいいねするなどの不正対策
    →これはサービスのキモ。ただし、ある程度のイタチごっこは覚悟している
    対策にヒューマンリソースも割く。まずは登録は日本国内の電話番号でのSMS認証必須でハードルを上げる。不正報告機能もつける。スクリプトを書いて短時間に多数のいいねをする動きも感知する。
    できる手はすべて打とう。ここはガチガチに。(石井さん)
  • 安さんの年収
    →リクルート時代の半分以下になった。仮想通貨はガチホなので、それを含めても半分以下。
    ちなみに、たくさん仮想通貨を取引している人は今年国税局がマジで来るのでしっかり確定申告してください。
  • 株式会社ALISの株主構成
    →ファウンダー3人しか株を持っていない。今はICOのお金で事業は出来ている。
  • ALISの事業は何年続けられるか
    →ICOで調達した資金だけで、2.5年から3年位は行ける。その間にトークンの価値を上げられないことはないだろう。
  • ALISの報酬インセンティブのアルゴリズムについて
    →たくさんのいいねがついたり、たくさんいいねをつけてきた人(目利き師)にいいねされる、いい記事を書いてきた人がいいねをする、と多いインセンティブが得られる。
    検証をしながらアルゴリズムのパラメータを変えてゆく。
  • ALISのインフレ率とトークン価格への影響
    →向こう三年間は、予想では年間10%のインフレ率。3年で1.3倍のトークン発行数になるが、それ以上にトークンの価値を上げれば良い。3年で1.3倍上げられないコインは死んでいるコインなので、インフレ率は価格にはそんなに大きな影響はないだろう
  • ALISを応援するにあたって消費者に協力してほしいこと
    →自分の楽しいことをALISに注入して、ALISのなかでうまく使いながら楽しんでほしい。ALISのコミュニティーは誠実さを意識したせいか、ネタが足りない(水澤さん)。
    批判してくれるのはありがたい。それがないと宗教チックになる(安さん)。
  • ALISの将来のマネタイズ
    →3年間は気にしない(上項参照)。将来的には集めたデータを企業と連携して使うことや、トークンを使ったマネタイズも考えている。このあたりは4月に共有(発表)できれば。ただし、最初はマネタイズにこだわりたくない。
  • ALISは信頼についてどう考え調整してゆくか
    →人の生きざまはネットワークの形で出てくる。それを通して、信頼可視化のロジックを作ってゆく(まずは仮想通貨のカテゴリーから)(水澤さん)。
    信頼性可視化については、データが溜まってくると、機械学習やいいねをする記事の特徴を抽出するなど、技術的に手が打てるようになってくる(石井さん)。
    これは大きなイシューと考えているので、これを突破できるかどうかを重要な論点として議論している(安さん)。
  • ALISチームの保有しているALISトークン数
    →全体の50%。チーム保有のトークンを急に市場に大放出することはない。ただし、トークンの流動性を高めるために何かすることはあるかもしれない。
  • 安さんの保有する仮想通貨ポートフォリオを教えてほしい
    →めちゃくちゃ言いたいが、下手なことは言えない。そんなには持ってない。推しコインは、ほとんど誰も知らないコイン。
  • 安さんのモノマネ
    →カイジの鉄骨渡りの時のモノマネ。「押さない…、俺は押さないんだ……!」
会場の様子。空席があるのは休憩中だから。
  • VALUやタイムバンクとの違い
    →VALUは自由に皆さんが思う価格で売り買いしてくださいということだが、ALISはパラメータを調整するので価格の基準が出てくる。ただし、最終的なゴールは近い気もする(安さん)。
    ALISソーシャルメディアプラットフォームを広げたい時に、インフルエンサーだけのものにはしたくない。そのための検証を結構入れている。クローズドβのときには、インフルエンサーだけを集めて一時的に上げることはしたくない。三日坊主な人がALISならブログを書くのを続けられて、そんな人の記事が発掘され評価されるようにしたい(水澤さん)。
    VALUやタイムバンクなどは過去の蓄積した信頼や情報を元に価格を決めてゆくサービスで、ALISはこれからのアウトプットに対して価格を決められるような世界にしたいと思っている(安さん)。
  • 仮想通貨を嫌っている人へのアプローチについて
    ALISは仮想通貨をそれほど押し出さない。仮想通貨がもらえるというよりは、ALISには信頼できる情報が溜まっているという形で説明する。投資などとは、提供価値が違う。
  • ICOの際にプロダクトがなかった理由
    ひとつ目は、ファーストペンギン(日本初の大型ICO)になることの利益が大きそうだったから(急いだ)。
    ふたつ目は、日本のICOが出てこなくてイライラしていたから。日本のICOや仮想通貨を盛り上げたかった。
  • ALISのビジネスモデルは日本や海外で成功するか
    →日本では、ALISのロジックは成功すると思っている。なぜなら、いま仮想通貨界で信頼できるのは有名な人が書いたブログなので、ALISの信頼できるロジックは成立すると思っている。海外では日本のものが通用しないと思っているので、ロジックを変えてゆく(安さん)。
    ネットワークの形はグローバルで変わらないので、それがコアのロジックになって、(海外においても)それほど難しくはない(水澤さん)。
  • アンバサダーの報酬
    →報酬はない。報酬を渡すとフラットな関係にならなくなるから。インサイダー情報も手に入らない。
    あわせて、ALIS従業員はALISトークンを売買禁止にしている。
  • 記事が良くても人気のない書き手にはトークンが集まらないのでは
    →そうならないように、記事を見つける側にも工夫をしている。人気のない人の記事を発掘したほうが、多い報酬がもらえるような仕組みになる(安さん)。
    発掘する楽しさを追求したい(水澤さん)。
  • よく使っている取引所
    →Bittrex(安さん)。Binance(水澤さん)。
    Binanceは社長と話したことがある。社長は哲学を持っていて、ICO案件だというとプロダクトは出来ているのかと聞かれた(安さん)。
  • ALISのマネタイズ方法
    →事業の広げ方はいろいろある。ALISはERC20トークンなので、そのERC20が発展するような経済圏での攻め方もある。
    そんなに心配はしていないし、逆に(マネタイズ方法は)色々あるのでどれが筋が良いか悩んでいるくらい。
  • ALISでブロックチェーンに乗せる情報は
    →乗せるのは、トークンと信頼性に関わるもののみ。
    記事などのコンテンツはブロックチェーンに乗せると改変できないので、今のところ乗せない。記事が改変できないのは、自分の手から離れるということなので、乗せるべきじゃない(石井さん)。
  • 休日は何をしているか
    →今日が休日。ずっとコーディングをしているから(石井さん)。
    嫁と公園で寝ている(水澤さん)。
    読書。ファウンダーはみんなインナー。フットサルは絶対に行かない、リア充の巣窟だと思っている(安さん)。
  • 記事にいいねを押すのに、投げ銭のようにお金がかかるか
    →かかりません!
  • ALISトークンの価格
    →まだまだトークンの価値はあげられると思っているが、今の価格は思ったより早くに上昇したとも思っている。
    まさかプロダクトが出る前にICO時の10倍くらいになるとは思っていなかった。それは、ALISというより(仮想通貨)市場が伸びている影響が大きい。
  • YouTuberのように、ALISを中心に生計を立てる人が出てくるか
    →出てくるんじゃないかと思っているし、出てきてほしい。それが中高生だと面白い。
    (記事の)報酬額については、Cosmosさんの記事を見てほしい。
    (紹介いただいて恐縮です。こちらの記事です。)
  • 他のメディアとの業務提携の可能性
    →今は積極的に考えていない。メディア(テレビ、新聞)には多数取材を受けているが、彼らの目指すの価値やゴールとALISのそれとは、今は一致していない。
  • ALIS内で他の仮想通貨と取引できるようにする予定は
    →今は予定はない。それには仮想通貨交換業者の免許を取らないといけない。それには莫大な費用が必要で、厳しい監査も大変。
  • ALISトークンで何か買える日は来るか
    →来る。ERC20のgas feeが下がって決済手段として使えるようになったら。
  • 他サイトとの連携
    →案はある。ただし、トークンエコノミーはコントロールがシビアなので、今は積極的ではない。
  • ALISがこれからICOをするとすれば、COMSAやanypayを使うか
    →たぶん使わない。仲介者が入るのは、ブロックチェーン、スマートコントラクトの世界からちょっと外れている気がする。
    資金調達だけを考えると使う可能性はゼロではないが、ALISプロジェクトは事業開発だと思っている。
  • 日本の経済市場が暴落した時にALISは生き残れるか
    →生き残るために、海外も含めて活動している。日本の経済だけでとどまらないのがトークンエコノミーの面白さ。
  • 最近の仮想通貨はバブルだと思うか
    →エンジニアとして、イーサリアムなんかもまだ始まったか始まっていないかの段階。価格も、中長期的にみても高くない。バブルでもなんでもない。ガツンと下がる段階が来るだろうが、そんなこと知ったこっちゃない、あんまり興味はない(石井さん)。
    まだまだ市場規模は小さい。最近、翌日1/2(の価格になる)が来なくて寂しい。まだまだみんな持ってないので、チューリップバブルと比べるとまだまだ(安さん)。
  • お金(仮想通貨)に対する嫌悪感を払拭するには
    →(仮想通貨のことを)わかりやすくみんな知る事ができると、変わってくるのでは(石井さん)。
    源泉徴収をやめて、自分のお金がどう動くかを知る機会が増やさないと変わらない(安さん)。
  • 長文記事と短文とでは報酬を変えるのか
    →長文は読むのに時間がかかり、いいねまでのハードルが上がるので、調整が必要。今はその工夫を入れていないが、必須だと思っている。有効ビューの考え方を入れたい。
  • 有名ブロガーがALISで書くメリットは
    →メリットのひとつは、多額の報酬が得られる可能性があること。
    ただ、有名ブロガーは本気で伝えたい情報があり、お金儲けだけでやっている人はあんまり居ない。そういう人は、ブロガーの育成をやってゆきたいとも思っている。
    そういうことがALISで記事を書く本質的なところと思う。お金だけではなく、やりがい(水澤さん)。
  • 今、公開しているブログ記事をALISに転載できるか
    →できる
  • 今いるブロガーで、どんな方がALISで良記事とされるか
    →具体的には難しいが、界隈で有名な方は良記事として評価されるのでは。
  • ALISで報酬を受け取るのが嫌という人への対応
    →積極的に受取りたくないという人、これは考えていなかった。普通に受け取る前提で考えていた。ちょっと対応を考える。
    (個人的には、これは素晴らしい質問と思っています。自分が質問したんじゃないよ。
    別に報酬なんて要らないからブログを書きたい、という人も多数ALISに入ってきてほしいのです。ALISは金に目がくらんだ人ばかりが集まるサービスという印象になってほしくない。
    それに、放棄された報酬を集めて慈善事業に寄付するなり何か有益なことに使えれば、ALISのイメージアップにもつながります。
    この件は、あとで個人的にも安さんに対応をお願いしておきました。)
  • 今後のALISの大きなイベント
    →直近だと、4月のクローズドβリリース時に大きなイベントを開こうと思っている。

交流会

質問会が長引いて、30分程度の短い交流会になってしまいました。
皆さん、あんまりお酒は飲まれていなかったよう。結構真面目なのか、あるいは昼間の開催で交流会も午後4時頃だったから?
ちなみに名古屋と違って、ALIS名物の?ストロングゼロはありませんでした。

自分は安さんの横のほうで話を小耳に挟みながら、他の参加者の方々と楽しくお話させていただきました。話してくださった方、ありがとうございました。

上のALIS公式ツイート写真の拡大

最後に写真撮影。みなさん、いい笑顔。
この中に億り人が何人おられるのかと思いながら見ると、感慨深いものがあります。

ちなみに自分は写真左上の奥でバンザイしていて、両手だけが見えています。
顔出しはしていません。Cosmosの顔を見たかった方、残念でした。
またの機会に、ALISの国のどこかでお会いしましょう。

自分はこのあとの懇親会には参加できないので、安さん水澤さんと少しお話をさせて頂きご挨拶をして、名残惜しく帰りました。


最後に、このような素晴らしいミートアップを開催いただいたALISチームのみなさま、手伝いいただいたボランティアの方々、参加して交流してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

注)本記事は個人的な見解を書いたもので、ALIS公式とは関係がありません。また、本記事は投資を勧誘するものではありません。

Cosmos

Written by

Cosmos

Kyoto and Osaka, Japan 京都大阪で暮らし働いています。ALIS認定アンバサダー。ブロックチェーンソーシャルメディアALISについて「ALISの国の不思議」を書いています。Since October 28, 2013.

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