カンファレンスを120%楽しむ方法、あるいは次回に向けて

Daiki Matsudate
8 min readMar 12, 2017

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こんにちは。まつだて(@d_date)です。try!SwiftとDroidKaigiが終わってしまい、なんだかお祭りが終わってしまった感じがします。でも僕たちにはWWDCもありますからね。張り切って旅費スポンサーと参加費スポンサーを募集中です。(ワクワク)

というわけでtry!Swiftの振り返り記事です。記事というよりは作文ですので、お酒のおつまみにどうぞ。

参加者目線から

去年は行けなかった、というかまだ勉強会に行ってなかった時期だったので、同僚が行って楽しんでいたのを聞いて来年は行こうと思ってました。参加前から海外勢もこれを楽しみに日本にやってくるのを見ていてワクワクしてました。国際カンファレンスが日本で開かれるってすごいことですよね。

個人的に特に面白かったトークはSwift on Androidと、チームの疲れを最小化するために決断疲れを最小化する、オープンソースコミュニティをスケールさせるでした。他にも日本でもよく聞くようなトピックを深掘りしたようなものや、LTにしておくにはもったいないようなトークもありましたね。

個人的にLTではなく、30分ぐらい聞いてみたかった@shingtさんの物体検出の話

ボランティアスタッフ目線から

参加者目線と書きましたが、実は当日スタッフやっていたので、聞けなかったトークも数多く…@niwakakoさんのリアルタイムブログがキャッチアップに役立っています🐔🐙

自前の機材(写真手前)を持ち込んでリアルタイムブログに専念する@niwatako氏(写真奥)。自身もLTでATSの話をされており、通訳がすげー早口だったけど、彼の話は面白かった!と海外勢にも好評

ボランティアスタッフの朝は早い

スタッフの朝は会場設営から始まります。

特にカンファレンスバッグに間に合わなかったノベルティを詰めていく作業は、エンジニアの問題解決能力で、作業が勝手に最適化されていきます。日頃の業務経験が活きるのが楽しいのか、みなさんノリノリです。

今回チケットはEventbriteで管理。受付もQRコードを読むだけなのでスムーズです

QAルームでは、スピーカーに直接質問もできます。

ランチタイムには日本のSwift界を代表するKanpai-erによる乾杯も盛大に行われます。

Speaker Dinner

1日目の夜は、スピーカー、スタッフ、スポンサーの皆様で晩御飯。

海外の方々はカラオケ大好きな方が多く、ご飯もそこそこにカラオケ大会が始まります。

ナターシャ(主催者)に歌って!とお願いされて歌う僕(写真右)🎤

夜は有志によるお泊まり会も行われていますね。

#lunch_tour

try!Swiftの情報は、参加者が集うSlackでやり取りされていました。

Slackには日本に来た方々をもてなすチャンネルもあり、開催日前後はいろんなトピックで盛り上がってました

その中に、lunch_tourというチャンネルが立ち上がり、お昼休みに都庁展望台に登りにいきました。

Mt.Fuji🗻を探す方々。残念ながら曇って拝めず🙏

海外の方々を引き連れていく様はツアーガイドのように映ったことでしょう(嘘)。僕も都庁は初めてだったので、ドキドキでした。(まさか翌週DroidKaigiのアフターパーティーでまた登るとは思わなかったけど)

After Party

大きなトラブルも発生せず、無事に全トークを終えた後は、参加者の皆様でパーティーです🎉

よく見る顔や初めましての顔、日本語や英語を話す方々でいっぱい。終わったあとはまたカラオケ🎤に行きました

Hackathon

ハッカソンがセットになっているカンファレンスってどれぐらいあるんでしょうね?少なくとも僕は初めてでした。

あんまり経験ないけど出てみたい!と思い、有志を集いました。

Slackに専用のチャンネルがあり、有志を募ります。DevPostというハッカソンのサイトでプロジェクトの管理を行なっています。

今回作ったプロジェクトはこちら

乱立するチャットアプリをひとつに!をコンセプトに6名の開発者が集いました。(実は応募者多数となって、絞らなければいけなかったのが心苦しいところでした)

日本人3名、中国人1人、インド人1人、シンガポール人1人と、参加した中でも国際色豊かなチームになったと思います。

開発は6時間、そして悲劇の発表

今回作ったアプリはサービスの認証、タイムラインの統合、UI作成と作業分担がうまく行きました。

どれかつまづいてもいいように、Twitter、Slack、Firebaseを使ったオリジナルチャットを同時進行で進めました。

6時間しかない都合で実現できなかった機能が多いなか、審査に臨みます。

審査は3人の審査員が、担当のテーブルを巡り、その中から一つ選ぶ方式でした。5分間英語でプレゼンし、どんなものを作ったのか余すところなくアピールします。

結果的には、僕らは次の本発表に挑みます。rikoのチャット、と間違いなくコールされたのです。

発表が終わったあとのことでした。

司会者「rikoのチャットはもう1チームあって…本当はそっちでした。すいません!」

というわけで僕らのラッキー登壇は幕を閉じたのでした。

通訳手伝ってくれませんか?

FirebaseのToddさんは今回のtry!Swiftで知り合った方でした。

そんな方が僕の元に来ていいました。

「まつだてさん、Firebase賞の発表をしたいんだけど、通訳の手伝いをしてくれませんか?」

そう言って壇上に上げられる僕。

「Firebase賞は、chatty rikoを作ったチームです!」

賞を取った喜びと、それを自分で通訳する恥ずかしさは今思えば感慨深いものがありますね。

商品はLEGOセット。組むとかっちょいいミレニアムファルコンができます。完成したら写真送ってねってToddさんからメール来たので早く組まないと👻

まとめ:Swiftで国境を超えた感覚

3日間に渡るtry!Swift、そしてその周辺の関連イベント。長いお祭りが終わったようです。普段は直接話すことのないSwift界隈で活躍されている海外の方々とも存分にお話させてもらいました。

また、カンファレンスのスタッフとして参加したことで、その機会はありがたいことに他の方々より多かったように思います。裏側がどうなっているのか見ることもできて面白かったですね。来年もぜひ開催してほしいのと、ここまで僕の作文にお付き合いいただいたみなさんも、ぜひ来年も参加して、スタッフしましょうね!(僕は来年こそLT!!)

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