転職してからの3年をふりかえる
一昨年、去年に引き続き今年もぎっくり腰をやってしまいました、来年こそは平和に過ごしたいものです。そんなこんなでこちらはコネヒト Advent Calendar 2018の13日目の投稿となります。よろしくお願いします。
今回の投稿について
2016年2月にSIerからコネヒト社へ転職をして、そこからはフロントエンド寄りのエンジニアとして3年間働いてきました。以下ではママリのフロントエンドで変わったこと・やったこと、個人での活動を年毎に感想付きでまとめています。過去にやったことが今にどう効いているかとか、こんな時代もあったなぁ〜とか、そんな感じで読んでもらえると嬉しいです。
2016年のかわったこと
- Gruntとgulpをやめてwebpackにした
- コーディング規約を廃止してESLintを入れた
- jQueryとBackboneをやめてReactを使い始めた
- 個人開発でdocbase-jsをつくった
個人的にはwebpackにしたこと、Reactを使い始めたことが最も今に活きてるかな〜と思ってます。webpackにしたことでファイルを分割してimport/exportができるようになったのが当時はインパクト大だったのと (今となっては普通ですが)、MVCでwebの実装をしていたところがFluxというデータの扱いに長けたアーキテクチャになったことでjQuery (Backbone) で辛かった部分が一気に解消されました。また、この辺から最近のJSぽさ (ES2015〜) が感じられるようになってきました。
個人的な活動では仕事で使っていたDocBaseという情報共有サービスのJSクライアントを実装して社内のBotなどに組み込んだりしました。つくっている時にDocBaseの中の方から何度かリアクションがあったのが実は嬉しかった出来事。
2017年のかわったこと
- 社内にES2015やReactが浸透し始める
- React勉強会やSlack上でJS相談会などを開催した
- 知見を社内共有サービスでメモとして書きまくった
- Reactを本格的にProduction環境に投入
- 型が欲しくなってFlowを一部アプリケーションで導入した
- Golangをやってみた
2016に仕込んだものが馴染んでいく年だったような気がします。2016ほど大胆な変更は入れてませんが変化を組織で受け入れる、そんな感じです。とはいえ、ReactでつくったものがProduction環境でデビューしたり、JSにも静的型付けの世界がやってきたりとそれなりに進展はあった年でした。
個人的にはGoでCLIとかAPIとかつくってみたりしてました。結構おもしろいじゃーん!とか思いながらつくってた記憶があります。今もAPIつくる時にはGoにお世話になっております。
2018年のかわったこと
- 社内エンジニア・デザイナー向けweb開発フローを整備
- @connehito/eslint-configを公開した
- Storybookを導入した
- 弊社フロントエンドエンジニアが2名になった 🎉
- Dockerをちょっと理解した
- medibaさんのフロントエンドランチに参加 (準レギュラー)
手を動かすことは続けながらも、インプットすることに重きをおいた1年でした。インプット量を増やしていらないものは削って、を繰り返して整えてました。おかげでだいぶ情報を拾えるようになったはず。
Dockerもドキュメントとか入門記事とか見つつ、実際に手を動かして覚えながらBuildKitを社内で検証してみたりとかできて面白くなってきました。
また、開発業務と並行して採用を頑張った結果、ついに新たにフロントエンドエンジニアさんに入社してもらうことができました。入社してからは2人でStorybookの導入をしたり、社内システムのリプレースをしたりなどしています。
個人的な活動としては外部の方と話す回数が増えました。自分ではあまり掘り下げてこなかった部分などの話を聞いていたりするととても学びがあります。お話させていただいているみなさん、いつもありがとうございます 🙏 😄
2019年に向けての思い
2018はいろんな人にお世話になりまくりました。なので2019は誰の役に立つかは分からないけど誰かの役には立つだろう、まずはそんな思いで何かしら恩返しできるようなエンジニアになろうと思います。
技術的な話でいうと、そろそろ一皮剥けたい感がすごいが、どうやったら一皮剥けるかがまだ分かってない、といったところです。もっといろんなものに触れてみないとどうにも見えてこなさそうな感じがあります。がんばります。
以上、コネヒト Advent Calendar 2018 13日目でした。