Startup Weekend Fashion有難うございました!
関係者・参加者各位に感謝感謝です
3/20–21–22の3日間、
恵比寿のファッション学校Vantanさんにて、
アジア初となる、
Startup Weekend Fashionが開催されました。

Startup Weekendとは、
週末の54時間でビジネスアイデアを持ち寄る所から、
プロトタイプ・顧客検証まで行い、
最後決勝戦で優勝チームを決めるという、
米国シアトル発祥の、
起業体験イベントです。
Fashionがテーマとなる初の今回は、
参加者25名、
4チームが組成されて、
女性チームtextyle.tokyoが優勝しました!
会場提供でご協力いただいたVantanさんをはじめ、
お忙しい中ご足労頂いた審査員・コーチの皆様、
熱戦を繰り広げていただいた参加者の皆さん、
有難うございました!

360度写真はこちら:
https://theta360.com/s/3JNzqnI59kLZXQwTJh9OBbzjY
元々は昨年9月に僕がイタリア出張中、
Startup Weekend Fashion Milanoに誘われたのが原因で、
こんなに素晴らしいイベントがあるなら日本でも開催しないと!、
とファシリテーターの高瀬さんに相談したのが始まりでした。
発起人の僕としてはイベントが成功して感無量でございます。
優勝の女性チームtextyle.tokyo

簡単に言うと、
生地の売買のプラットフォームで、
購入者は自分の好きなカラートーンにカスタムできたりします。
チームリーダーまりこさんは、
ご自身のインスタで毎日作品を発表されている本職のデザイナー。

勤務先で余った製品が処分されていくのを見てもったいないと思い、
資源や資産を何とか有効活用できないかというビジョンからスタートした、
素敵なビジネスモデルです。



素材のバリエーションやマーケットサイズ、
価格や利益率など、
実現のためにクリアーすべき課題は沢山ありますが、
良い点としては:
*まりこさんのリアルな体験から着想している
*3Dプリンターなどモノづくりの最小単位が日々小さくなっている
*小売店の多様化から、ショップ別注生地という、対企業向け市場が広がっている
などの点が評価され、
審査員の皆さんの意見が一致し優勝となりました。
今回はファッションがテーマとあって、
普段は男子校の様な雰囲気のStartup Weekendが、
参加者の40%が女性という高さだったのが特徴でした。
そして優勝も女性チーム。
ファッション x 女性起業家というセグメントがもっともっと成長して欲しいですね。
その他のチーム:
Smart Cordinate :
男性向けキュレーションメディア、
美容師やショップスタッフがセルフプロデュースに使える。
My Magazine:
女性向けコーディネートの提案アプリ。
コーディネートを好き・嫌いと右左にスワイプしていくと、
提案が賢くなったり、
関連したコンテンツが見れる。
Bracali;
ウェディングドレスの個人間貸借りプラットフォーム。
買うと高いというウェディングドレスの買い手の問題、
結婚式後は使わないが捨てるわけにもいかないので、
人に貸して小遣いが稼げると嬉しいという、
売り手の機会をマッチング。
ネットの普及が遅れるアパレル業界
“ファッション x インターネット業界に10年いますが、
このセグメントは本当に変革するのが難しいと実感しています”
という、コーチに来て頂いたVASILY今村さんの言葉が印象的でした。
僕もかれこれアパレル業界20年いますが、
全く同意見です。
だからこそ新しいアイデアで、
アパレル市場規模17兆円という大きな可能性に、
インターネットの力で、
切り込んで行く意味があるのではないかと思っています。

僕が前職伊藤忠商事を退職し、
インターネット企業(発明のソーシャルメディア空想生活)に転職した時も、
周囲の反応は”???”みたいな感じで、
“もしかしてホームページを受託で作る零細企業に移るの?”、
みたいな顔をされて非常に悲しかったです。
旧来かつ大多数のアパレル企業のみなさんは、
服を作る>在庫する>店を持つ>売る、
以外のビジネスは世の中に存在しないと信じていると思いますし、
これでは毛皮を作って着ていた原始時代や、
総合商社が始まった着物問屋の時代と、
作る>仕入れる>売る、
というビジネスモデル自体は、
何ら変わっていないのではないでしょうか。
新しいビジネスモデルの例)

textyle.tokyo=売り手と買い手を繋ぐ。売れてから手数料をもらうマーケットプレイス。

Smart Cordinate=主に広告や在庫を持たない物販で収益。メディア的。
My Magazine=広告や無在庫物販。課金はメディア的。

Bracali=販売ではなくレンタル。貸手と借手を繋いで手数料をもらう。
マーケットプレイス x レンタル。
僕が先日までお手伝いしていたBUYMA=売ってから仕入れる無在庫販売。かつ売り手と買い手を繋ぐマーケットプレイス。
結局、ビジネスモデルそのものをゼロから組み立てられると思っていない人が皆無なのが先ほどの今村さんの発言に繋がっていると思うので、今後Startup Weekend Fashionの第二回三回を通じて、
インターネット業界からアパレル業界に切り込む方々が増えてくれれば、
立ち遅れたアパレル業界のネット化も進むと考えています。
衣食住は生活必需分野なので、
人間が暮らす限り非常に重要かつ大きな分野であり続けます。
17兆円の市場規模の1%を取っても1700億円と非常に大きいパイです。
ZOZOですら市場の0.5%である事が分かっていただけると思います。
僕もこの業界に骨を埋めるつもりで頑張っていきますので、
今回の参加者をはじめとして、
一人でも多くのファッション起業家を輩出するお手伝いをしたいと、
思っています。
僕は輸出分野ですので、
海外進出の際は是非ご相談ください。
起業家>成功>投資家>起業家支援の生態系=エコシステム
今回の最大の収穫は、
スポンサーのVantanさん、
審査員およびコーチの皆様、
参加者の皆さん、
オーガナイザーである我々、
非常に満足度が高く、
有意義な時間を過ごせたというフィードバックを頂けたことです。
参加者は25人と小規模でしたが、
大規模が必ずしも良いかというと逆にクオリティが下がる場合があるので、
必ずしも参加人数と成功指数は正比例しません。
日本に一人でも多くのファッション起業家を輩出する際に最も大事なのは、
英語でエコシステム=生態系と呼ばれる仕組みづくりだと思っています。

つまり今回で言えば、
起業家の皆さん
>レベルを引っ張り上げてくれる先輩起業家(今回のコーチの皆さん)
>優秀なビジネスに投資される皆さん(今回の審査員の皆さん)
>人脈紹介や人材紹介をしていただけるサポーター(今回のVantanさん)
という一連のチームを指します。

そして今後は、
実際に行動を起こした起業家>成長して先輩起業家>成功>金持ちなので投資家>もっと沢山の起業家を生む、
という生態系的循環が行われる事を願っております。
まとめ
改めて、ご協力いただいた関係各位に感謝申し上げます。
参加者の方は、ぜひアイデア止まりではなく実際に起業して頂きたいと思います。
GREEの創業者田中さんがビジネスを始めたのは楽天社員時代、
趣味としてでした。
副業やニックネームなら会社員やりながら起業できるのです。
この夏にはグローバルバトル(世界規模の決勝戦)に繋がる、
Startup Weekend Fashionも予定されていると聞きます。
今後ぜひ2回、3回と成功させ、
ファッション業界をインターネットの力で変革しましょう!