音声アシスタントについての整理②

年内のAmazon Echo発売に備え、いくつか情報を整理していきたいと思います。

音声アシスタントサプライヤーについて

現在の音声アシスタントのサプライプレイヤーとして有力なものについては下記の通り。

・Player / OS / device
・Amazon / Alexa / Aamazon Echo、Tap…
・Google / Google assistant / Google Home &mini
・LINE / Clova / Wave
・Apple / Siri / Apple Home Pod
・Microsoft / Cortana / ※デバイスはHarman Kardonの Invoke

これらに加え、デバイス開発にはSONYも参入予定。
音声アシスタントの主力サプライヤーは上記でありながら、デバイスではSONY以外の日本企業のサードパーティの参画も見込むことができる。
ただ残念ながらスマートスピーカー自体はスマートフォンほど高度な精密技術を求められる製品ではく低価格化は避けられないように思われる。
参考:ロボスタ

これらはすべて「家庭用の置き型」タイプデバイスである。
Google、Apple、MicrosoftについてはスマートフォンやApple watchのようなウェアラブルのデバイスでの提供も行なっているため、今後音声アシスタントの市場は
1.家庭(あるいはオフィス)用置き型デバイスでの利用
2.ウェアラブル(スマホを含む)用携帯型デバイスでの利用

双方向に伸びていくことを想定する必要がある。

音声アシスタント自体の開発は資本力の兼ね合いもあり今後メインプレイヤーが変わる可能性は大きくないが、資本力で言えばGAFAの4強内でもFacebookが参入していないところに洞察視点の差を見ることができる。

家庭用置き型デバイスについて

Amazon Echoはスマートホームを主とした「家庭用置き型」の代表格であり、同じくAlexaも使用シーンを住宅あるいはその周辺としている。
インフィニティがAlexaへの対応を発表したが、

インフィニティ車のオーナーは、アレクサに話しかけることにより、自宅などに居ながらにして、車両のドアのロック/アンロック、エンジンの始動や停止などが遠隔操作で行える。
参考:レスポンス

自宅(Alexa)→自動車の操作は可能でも
自動車→自宅(Alexa)への連携は現状不可能である。
Alexaに弱点があるとすれば出先からの「携帯型デバイス」との連携対応が遅れる所にあるかもしれない。(おそらくAppleやGoogleのスマホおよびウェアラブルアプリなどと連動が進んでいくかと思う)

であれば他プレイヤーから家庭用デバイスについては出足が遅れたものの、今後の最有力候補はAppleのApple Home PodおよびiPhone/Apple Watchと考えることもできるかもしれない。

携帯型デバイスについて

2017年9月13日に発表されたApple Watchシリーズ3は初のセルラーモデルである。これまでiPhoneと同時に所持していなければ役に立たなかった(ほとんど「iphoneの通知確認用デバイス」だった)Apple Watchが、単体で通話・通信が可能になった。
参考:GIZMODE

タッチ操作のデバイスでありながらスマートフォンよりも画面の小さな時計型デバイスでは、指での主なアクション/ファンクションは
・スワイプによる選択/表示
・タップによる決定/実行
のみになるだろう。
これまでスマートフォンで行なってきた文字入力などはあの小さな画面では適さないため、Apple watchでの情報入力は「音声入力」が主となる。
そのためこれまでAppleでは自然言語処理能力の向上につとめてきたのだろう、iphoneXの発売で騒がれたようにiPhoneというスマートフォンは今後縮小し今後の本命の携帯型デバイスはApple Watchが担っていくと考えるのが自然かもしれない。

であれば今後の音声アシスタントの成長による理想的な連携とは
家庭用置き型デバイス⇄携帯型デバイス
によるものであると考えることもできるように思う。

日本での「家族の形」について

日本では高度成長期から家族の核化は進行し、現在では「多様化」の様相を見せる。参考:厚生労働省データ
婚姻制度、住宅形態、都心でより深刻かつ増加傾向にあるのはな「単身世帯」であり(その背景には長時間労働や晩婚・未婚化などさまざまな社会問題があるが一旦置いておいて)現状各社が開発しているデバイスは「2名以上の家庭に設置されるデバイス」を前提としているように思われる。(一人であれば携帯型デバイスで十分である)
Google HomeやAmazon Echoは本国アメリカの広い住宅での複数台利用も考慮されているが、それが核化すれば結果プライベートデバイスの方がパフォーマンスが良いことになるため、「家庭用」として考えるよりも家庭内であっても「人間の生活行動をアシストするもの」とした位置づけでの設計が好ましいように思われる。

つづきはまた。
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