「21世紀の教師は、壇上の賢人から側に寄り添うガイド役に」の嘘

「反転授業」を実践する先生が共感するフレーズの一つとして、教育学者アリソン・キングが発表した論文「From sage on the stage to the guide on side」という言葉がある。

一人一台ICT教材を持つ環境においては、一方的に知識を伝達する必要は無く、自律的に学ぶ学習者の側に寄り添うガイド役に変わる、という旨だ。

自分はこの主張は全くその通りだと思っていたし、実際に正しいのだと思う。

しかし、実際に現場に実行に移すとなると、これが難しい。

自律的に学ぶ生徒前に、机間巡視をする際に、「いつ、誰に、どのような順番で、どのように、どれくらい」側に寄り添う必要があるのか、というバランスが難しいのだ。

全員にきめの細かい個別指導が実現するかと言ったらそんなことは無くて。まず、子どもは「分からない所を教えてほしい」と言わない。

分からないところがあっても挙手をして助けを呼んでくれはしない。

こちらから声掛けをして、「何か気になる所はある?」と声掛けして、

「あ、ここがちょっと、、」という子が半分。残りはどこがわかっていないのか自分でも分からない、あるいは恥ずかしいので、「あ、大丈夫です」と返答が来る。

対処方法としては、2つ想定していて、①チャットで自由に質問がいつでも質問できる環境を作ること。②質問の有無ではなく、実際に簡易なテストを実施し、その結果を以て理解度を握る、という方法だ。

今後は「集合形式でオンライン教材の自学自習✕メンターが机間巡視して個別フォロー」という学び方が間違い無く増えていく。

その際に教師に求められるのは、「聞かれたことに正しく答える」だけでは全くフォローとしては足りていなくて、「自ら全員に一回ずつ話しかける」あるいは「テストを実施し、その結果を以て数値で理解を把握しようとする」というマインドなのだと思う。

(※何か質問、意見などあればご気軽にご連絡下さい)

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