素人から有料講師への転換における5つの落とし穴

随分前に幕張で行われたCraig Valentine氏のワークショップに参加しました。彼は信じられないほど面白いプレゼンでありながら、勉強になる講演を行いました。彼は、1999年のToastmasters世界パブリックスピーチチャンピオンです。セミナーの中で、彼が仕事をやめてプロの講演者になることについて触れていました。ワークショップ終了後に友人と感想を話している中で、そのうちの1人が「私は彼のようになりたいなぁ。大舞台に立って生きていくのは楽しいでしょう。」と言ったのを良く覚えています。
同じような経験はありますか?素晴らしいスピーカーを見て、自分もそのようになりたいなぁと思ったことはありますか?
 
私はありました。確かに、素晴らしい仕事と思いました。ただ、それになるためには、どうすればよいか、さっぱりわかりませんでした。何が必要だろう?とおもいました。
パブリック・スピーキングから安定した収入を得る人々と、そうでない人にはどんな違いがあるのだろう。いろいろ調べました。スピーチで稼ぐ人とそうでない人の間には5つの違いがあるようです。うまくいかない人には、次のような特質があります。
 
・専門性が不十分と恐れている
・聴衆の不満・不安についてあまり考えてない
・誰と話したいのかはっきりしていない
・プレゼンテーションの明確なメニューがない
・料金体型について迷いがある
 
本日は、以下について解説します。

専門性が不十分と恐れている

世界の、日本の、あるいは東京を代表する最高の専門家になる必要はありません。信用できるプロである事で十分です。
 
十分な知識を持っていない事に恐れて、始めることさえしない人がたくさんいます。しかし、「十分な知識」はどれくらいの量を指しますか?誰がそれを決定していますか?

あなたは、「Xにおける「専門家」である」必要があると思っているとします。そのラベルは、誰が決定するのでしょうか。どこかの団体でなく、結局お客さんです。専門家として始めるには、どれくらい知っておく必要がありますか?恐らくあなたが思うより少ないです。実際は、お客さんが抱いている問題を解決できる程の知識があれば十分です。それだけです。
 
以前、台所に真新しい水フィルターを設置するために配管を自分で設置しようとしました。大きな失敗でした。だから、配管業者に電話しました。私は東京のあるいは日本で最高の配管業者とは検索しませんでした。ちょうど今私が置かれている問題を解決できる配管工が必要でした。配管工が直ぐに来て、私の問題を解決してくれました。

彼自身は東京や日本の最高の配管業者ではない事を十分に認識しています。ただ、彼はプロとして仕事をしただけです。私の問題を解決してくれたので、少し高い金額でも喜んで彼に支払いました。
 
メンターや家庭教師も同じことが言えます。あなたが高校に通って大学の入学試験に合格したいとき、大学生の家庭教師の助けを受けた事はありましたか?その人は特定な専門家ではなかったかもしれませんが、あなたが知っている以上の事を知っていて、あなたの両親は彼にお金を喜んで払ったでしょう。多くの人はこうして大学に行けるようになりました。

パブリック・スピーキングの世界も同じことが言えます。岸見一郎氏が「嫌われる勇気」という著書で有名になったとき、彼はすでに日本のアドラー心理学の第一者として賞賛されていました。もし、岸見氏以外の人が同じ主題について講演会を開いたら、チケットを買う聴衆はいますでしょうか。どう思いますか?
 
まず、Google検索でアドラー心理学と公演を検索してください。そうすると、アドラー心理学についてワークショップ・セミナー講師がたくさんいることを知ります。あなたは岸見一郎さんと岩井俊憲さんのような大御所だけでなく、他の人たちの情報も見るでしょう。例えば、中学校の先生であった女性の須賀広美さん、DJとPTA元会長であり、男性のレモンさんもいらっしゃいます。
 
彼らは岸見さんや岩井さんのような専門性はないかもしれませんが、すでに顧客からの信頼性を確立し、人々にセミナーに出席してもらっています。私もまったく同じ主題で講演したことがあります。私は岸見さんほどの知識を持ってないですが、参加してくれた聴衆が、どんな人であるかを理解した上で、参加者に役立つ情報を提供しています。また、彼らにうまく伝える方法を知っています。
 
私は流暢な日本語を話せません。2年間でこのテーマを調査した経験しか持っていませんでしたが、このテーマを話すことでお金を稼ぐことができました。日本人ならば、米国人の私よりも遥かに流暢な日本語で、熟知した経験や知識について話す事が出来ると思います。そう思いませんか?
 
講演するならば、どんなテーマにしますか?一目難しそうにみえますが、次の3つのステップのプロセスを経ると簡単にテーマを絞ることができます。
 
1)経験、趣味、興味などに基づいて考えられるすべてのテーマやトピックを挙げて、ブレーンストーミングする
2)選んだテーマを聞く聴衆の市場性を調査する
3) あなたがこの先(3〜5年間)、この話題について話すのは楽しい、面白いと思うかどうかを判断する。
 
まず、気軽にブレーンストーミングをしましょう。
学生時代に戻ってください。どのトピックに興味がありましたか?どのような本があなたを魅了しましたか?どんな授業が好きでしたか?あなたはどんな部活をしましたか?
 
あなたが大学を終えた後にしたことを次に考えてください。あなたの職場でどのようなスキルを身につけましたか?どんな趣味を持っていますか?友人や知人は知らないが、自分が知っている事はなんですか?どんな社会問題に興味をもっていますか?などなど
 
あなたの人生を振り返ってみると、おそらく、周りの人たちが持っていない多くのことを学び経験したでしょう。たとえあなたが重要でないと思っていても、とにかくそれをリストにいれてください。今は、あなたが馬鹿しいことと思っても、リストに入れてください。誰もが知っている内容と思っても、リストに入れてください。
 
リストに入れたら、Googleや他の検索エンジンで検索して、同じテーマを話す人がどれぐらいいるかを確認しましょう。意外に市場性があり、驚くかもしれません。
これでどんなテーマが売れているかある程度、確認できます。売れてないものは、リストから削除し、リストにあるテーマから連想して面白そうな項目を追加しましょう。
 
最後に、リストを絞り込んだら、数年後に熱心に話すことができると考えられる、2つまたは3つのテーマを選んでください。最終的には、1つに絞ってください。1つを選ぶことは非常に難しいだと私は理解しています。
さらに、どれが適したテーマなのか、まだわからないかもしれません。とにかく一つのテーマを6ヶ月で頑張ってみて、ダメでしたら残りの1、2テーマを使ったら良いでしょう。
 
いずれにせよ、選んだテーマは、自分の経験や知識に基づいています。なぜ聴衆がこのテーマに関してあなたが話を聞くべきなのかという理由を確立することができるでしょう。さらにこのテーマで世界一の専門家ではないかもしれませんが、まず、一歩を踏み出せば、頂上に行くことができますよ。頑張りましょう!
 
上記のプロセスを実施して得られた結果について、良ければ私に教えていただけませんか?私は是非知りたいです。迷った場合は、遠慮なく私にメールしてください。私は喜んでサポートします。

この記事についての質問やコメントがあると嬉しいです。役に立たつと思ったら、友達や知り合いに、是非、シェアしてください。

更に私は創造と芸術に関してMeetUpsをやっています。興味があれば、下記を訪問して下さい:https://www.meetup.com/A-More-Creative-You-Tokyo-Meetup/

HP: http://www.matthewownby.com/blog/

One clap, two clap, three clap, forty?

By clapping more or less, you can signal to us which stories really stand out.