獲得した暗号資産を外部ウォレットにインポート(連携)する方法

本記事では、スマートフォンゲーム『EGGRYPTO』で獲得した暗号資産を外部ウォレットにインポートする方法を説明します。

『EGGRYPTO』アプリにはウォレット(以下EGGRYPTOウォレット)が組み込まれており、キャンペーン等で配布される暗号資産は基本的にEGGRYPTOウォレットに付与されます。

しかし、EGGRYPTOウォレットのままでは取引に使うことができません。そこでEGGRYPTOウォレットを、取引が可能な外部ウォレット(ex,MetaMask)にインポート(連携)させる必要があります。

これから、3つのパートに分けて手順を説明していきます。
1. ウォレット『MetaMask』の開設
2. EGGRYPTOウォレットの秘密鍵の取得
3. MetaMaskへEGGRYPTOウォレットをインポート(連携)

すでに取引が可能なウォレットをお持ちの方は「2.EGGRYPTOウォレットの秘密鍵の取得」からお読みください。

また、暗号資産の種類によってはネットワークの追加が必要となります。そのための手順も説明します。
4. ネットワーク(Polygon)の追加

※記載している手順および画像は2022年2月28日時点のものとなります。外部ツールの仕様が変更されている場合は、そのツールのガイドに従って取り進めてください。

1. ウォレット『MetaMask』の開設

今回はウォレットサービス『MetaMask』の登録手順を説明します。その他のウォレットサービスも使用可能ですので、ご自身に合ったサービスをご利用ください。

1–1. MetaMaskをダウンロード
iPhoneでの手順を説明します。Appstoreもしくは公式サイトからMetaMaskアプリをダウンロードしてください。

(左)AppStoreのMetaMaskページ (右)公式サイトの「Download」ボタンをタップ

1–2. MetaMaskのセットアップ
アプリを開き、指示される手順を踏んでください。

途中で選択を求められますが、今回は「新しいウォレットの作成」を選んでください。

「新しいウォレットの作成」を選択

登録手順の中で、「シークレットリカバリーフレーズ」が生成され、表示されます。これは、MetaMaskの復元などで使用される大切な鍵になります。決して他人には公開せず、保存してください。

※次の手順で、「シークレットリカバリーフレーズ」を用いた確認作業が入ります

「シークレットリカバリーフレーズ」の生成画面

一連の手順を完了させると、MetaMaskアカウントのセットアップが完了します。

完了画面

2. EGGRYPTOウォレットの秘密鍵の取得

『EGGRYPTO』アプリを操作し、EGGRYPTOウォレットの秘密鍵を取得します。

ここで取得した秘密鍵を、ウォレットサービスにインポート(連携)することで暗号資産を活用することができるようになります。

※秘密鍵は、非常に重要な情報であり、決して他人に公開しないようご注意ください。万が一、他人に知られた場合、暗号資産やNFT(レアモン)が盗まれる恐れがあります。

2–1. 秘密鍵の取得

ホーム画面「三」タブをタップしメニューを開いてください。

メニュー上部のアカウント名が表示されている箇所をタップしてください。

(左)「三」部分をタップ (右)アカウント名の箇所をタップ

アカウント画面では、EGGRYPTOウォレットのアドレス(英数の文字列)が表示されます。

その横にある「パスワードの表示」をタップし、パスワード画面に遷移してください。

「パスワードの表示」をタップ

注意文言が表示されたうえでパスワード画面に遷移したら、モザイクがかかった部分をタップし、パスワード(秘密鍵)を取得してください。

タップしパスワード(秘密鍵)を表示

これで、EGGRYPTOウォレットの秘密鍵の取得は完了です。

3. MetaMaskへEGGRYPTOウォレットをインポート(連携)

前の手順で取得した秘密鍵を使って、ウォレットの連携を行います。

3–1. EGGRYPTOウォレットをインポート(連携)
まず、MetaMaskのホーム画面を表示してください。ホーム画面上部にある円形のアイコンをタップしてください。

タップすると「アカウント一覧」が表示されます。下部の「アカウントのインポート」をタップしてください。

(左)ホーム画面のアイコンをタップ(右)アカウント一覧の「アカウントのインポート」をタップ

インポート画面が表示されます。
前の手順で入手した「秘密鍵」を張り付け、「インポート」をタップしてください。成功すると「アカウントが正常にインポートされました。」と表示されます。

(左)アカウントインポート画面(右)インポート成功画面

正しくインポート(連携)されているか確認する場合は、ホーム画面中央のアドレスが省略されている部分をタップし、アドレスをコピーしてください。

コピーしたアドレスが、『EGGRYPTO』アカウント画面のEGGRYPTOウォレットアドレスと同一であれば、正常にインポート(連携)できております。

(左)MetaMaskのアドレスをコピー (右)EGGRYPTOのアドレスと同一かチェック

以上をもって、獲得した暗号資産をMetaMask(外部ウォレット)にインポート(連携)する手順は完了です。

4. ネットワーク(Polygon)の追加

今回扱ったMetaMaskは、初期設定のままでEthereumを取り扱うことができます。

しかし、暗号資産(ex,MATIC)によっては追加で対応する必要があります。それが、対応するネットワークの追加です。

今回は、MATICを利用するうえで必要なPolygonネットワークを追加する手順を説明します。

4–1. Polygonネットワークの追加
上部左の「三」をタップしメニュータブを表示。メニュータブの「設定」をタップ。設定タブの「ネットワーク」をタップしてください。

(左)ホーム画面の「三」タップ(中)メニュータブの「設定」タップ(右)設定タブの「ネットワーク」をタップ

ネットワーク画面の「ネットワークの追加」をタップ。入力画面が表示されますので、下記の内容を入力してください。

ネットワーク名:Polygon Mainnet

新規RPC URL:https://polygon-rpc.com/

チェーンID:137

通貨記号:MATIC

ブロックエクスプローラーのURL:https://polygonscan.com/

(左)ネットワーク画面で「ネットワークの追加」をタップ (右)入力画面で情報入力

これでネットワークの追加は完了です。

ホーム画面に戻ると、ネットワークが「Polygon Mainnet」に切り替わっています。もしホーム画面上部「ウォレット」の下が「Ethereum Main Network」のままの場合は、「ウォレット」をタップしてください。

ネットワーク画面が表示されるので、下にスクロールし「Polygon Mainnet」をタップしてください。

ネットワークの表示が「Polygon Mainnet」に変わり、下部の通貨が「ETH」から「MATIC」に変わります。

(左)ホーム画面の「ウォレット」をタップ (右)ネットワーク画面で選択

これで、MATICを取り扱うことができるようになります。

暗号資産によって追加すべきネットワークは変わってきます。別の暗号資産を扱う場合は、適切なネットワークを追加してください。

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