仮想通貨で稼ぐってどうやるの総まとめ(2019年版)BitMEX、BaseFEX、Binance、レンディング等

皆さんお久しぶりです。ヨーロピアンです。

思えばずっとブログを更新していなかったなということで、自分向けの情報整理を兼ねて濃い目にアウトプットしてみます。

一応アウトプットはcoinrunやビットコイン研究所さんで細かくやらせてもらってるのですが、有料コンテンツですし、コミュニティで集まってワイワイやっていくタイプの場なのでその時その時の最新の情報に偏りがちで、なおかつフローなのでストックにまとまっていなかったりします。
あ、タイトルに(2019年版)なんてつけてるのは毎年どこかのタイミングで更新していこうかなあという気持ちがあるからです。頑張ります。

なお、最初はトレードの話ばかりしようかと思っていたのですが、仮想通貨でとにかく何か利益を上げるってもはやトレードに限定されたことではないという考えがあり、方向性を変えました。

はじめに

※エクスキューズです

自分は2015〜2018年あたりまではトレーダーとしてかなり精力的にやってましたが、今ではどちらかというと「資産転がし」のニュアンスに近いことばかりやってますし、株含む総合的な資産運用の比率が上がってきていて、ギラギラした情報を提供できる自信はありません。

2016年くらいからTwitterでチョロチョロしてたこともあって一応界隈では古参みたいな扱いを受けてますが、古参で(一応)億トレだからトレードがめっちゃ強いかというと、もはやそういうこともないです。これは後述しますが、今の環境は本業を金融の世界で生き抜いてきたピカピカのディーラーの方が取り回しの効く知識で戦いやすいと思います。

自分は本業ソフトウェア技術者兼、資産運用歴10年近いトレードオタクとして偶然黎明期の仮想通貨に非常にマッチしたキャリアだったので相当有利に戦えましたが、今はその知識の優位性はほどほどに下がってきていると感じています。それでもまだ技術に対するリテラシーは有利な条件ですが、活かせているのはせいぜいアルトコイン選別くらいなものです。

また、bitFlyerさんやbitbankさんに記事を寄稿させてもらってた2017年頃の方が間違いなくイケイケでのめり込み度は高かった自覚もあります。

今は落ち着いていますが、その分一歩引いて俯瞰的に情報を観たり、取捨選択するキャッチアップの幅が広がったようになったと思います。なってるといいな!

ではここからは仮想通貨投資手法の総まとめと所感です。

大型通貨を買って値上がりをずっと待つ

時価総額大きめのコインを握って強烈に値上がりするまで気絶しておく方法ですね。多少の値下がりで手放したりはしません。俗にガチホ(ガチホールドの略)などと呼ばれたりします。
数年〜数十年レベルの待ちを想定している方が多いので長期投資と呼べなくもないですが、利回りがあるわけではありません。

これについて、僕個人の場合は確信を持てるのはビットコイン(BTC)くらいなものなのですが、人によってはこれがイーサリアム(ETH)だったりリップル(XRP)だったりして、それぞれビットコイナー、イーサリアン、リップラーなどと呼ばれます。長期的に何が正解かは誰にも分かりませんし、ETHやXRPも僕が仮想通貨投資を始めた2014年からするととんでもなく値上がりをしています。各々自分が信じたコインをホールドすれば良いです。

一応時価総額低めのコイン(日本では俗に草コインと呼ばれます)でこれをやることもできますが、結果は死屍累々となったのが2017〜2018年頃の歴史です。全くオススメできません。

いわゆる仮想通貨人口の中でも半分以上の人はガチホ勢に該当していると考えています。(統計をとったわけではないので根拠はありません)

この手法のいいところはとにかく楽なことです。余裕資金でやる分には仮想通貨を買っている事実を忘れることができますし、チャートを見る必要もありません。トレードにのめり込むと頭がそれいっぱいになってしまいがちですが、この方法なら人間らしい生活を送ることができます。

あるいは、同じ信念で賭けている仲間たちとコミュニティを作ってワイワイ楽しむこともできます。趣味領域にしてしまうということですね。

一方で、短期的にとにかく金持ちになりたいだとか、細かく利益を得て生活を豊かにしたい目的がある方には向いていないかもしれません。

2017末にはまさにバブルと言える超高騰劇を見せたので、2015〜2016年頃からこれを実践していた方は幸運にも数年で資産100倍を達成した方もいます。が、同じ状況の再現性が今後あるかは何とも言えないため、基本的には長期戦覚悟の方が多いと思います。

大型通貨を買って値上がったら手放し、値下がったら買う

こう書くと非常に簡単そうに見えますが、それができるならみんな大金持ちになってるだろとツッコミが入りそうな題です。笑

言うは易く行うは難し、ある意味トレードの基本にして全てと言える方法です。この項は1日〜数週間くらいの時間軸でポジションを動かすことを想定しています。現物に限らずデリバティブを使ったロング/ショートもこれに含まれています。というか、デリバティブが主戦場になりがちだと思います。
いわゆるデイトレード〜スイングトレードに該当する短期トレードで、僕が今やっていることの一つですね。

2019年現在の状況では、ある程度細かくしっかり利益を上げようとするとこの手法が中心になると思います。

2017年ごろまではこの手法はどちらかと言えばニュースが中心となっていました。黎明期の仮想通貨では規制の報道や新規マネーの流入が非常に大きな影響を与えていました。
中国によるマイニング規制報道があれば下がり、米SECによる法整備が進展すれば上がり、G20での仮想通貨への言及に一喜一憂し……といった具合です。
日本、中国、韓国のアジアマネーが多く流入している仮想通貨の世界で、英語圏のニュースが非常に大きな影響を与えていました。それをいち早くキャッチして相場が動意付く前に先行することで簡単に利益を上げられた時代で、かなりいい思いをさせてもらいました。

残念ながら今はそこまで単純ではなく、デリバティブ取引の発展と共に各種指標を横目に観ながら資金の流れを意識してトレードを行う手法が中心となってきています。金利や先物についての基礎知識がかなり物を言うようになっているということですね。これが「金融のプロの方が強い」とした理由です。

前述しましたが現物売買よりもレバレッジが効いて手数料が安いことが多いデリバティブ取引を活用する方が良いです。

取引所は日本人なら(商品特性がトリッキーながらも)bitFlyerのBTC-FXが中心だったのですが、本邦の規制状況では今後金商法一種が必要になることもあり存続が怪しく、下火になってきています。
現在では2018年まで一度もGOXがなくセキュアでカウンターパーティリスクもかなり小さいと判断されることもあってBitMEX(ビットメックス)が主力になりつつあります。日本語対応もしています。

それにしてもBitMEX、2016年頃は本当に怪しい取引所と思われてたんですよ、本当に……。立派になったもんです。

2019年5月現在は、BaseFEXが結構好きです。僕も人から教えてもらったのですが、BNB(Binanceの取引所トークン)のデリバティブがやりたかったので最高でした。HT(Huobiの取引所トークン)とOKB(OKexの取引所トークン)もあります。
後述するIEO前後にBNBに張るだけでかなりアツい。マーケットメイカーが入ってるのか流動性もそこそこあって、なおかつそこそこ空いてるのかロスカ連鎖しない限りは急変動時にも重くならないので愛用してます。手数料もMEXより圧倒的に安いですし、無期限先物やるだけならこっちでいいですね。

BitMEXを使ったことなくて初めて仮想通貨デリバティブをやる初心者なら、今は後発のBaseFEXで良いのではないかと思います。手数料の差が結構大きいんですよね。慣れてきたらサーバがガチガチに強くて老舗の安心感があるBitMEXに移動してください。どちらも本人確認書類など不要でメールアドレスだけでサクッとアカウント作れますし、とりあえず両方アカウント作っておけばいいと思います。

ということで今の自分の主力の利益源はBitMEXとBaseFEXになってます。ポジションを建て直すのは平均して数日に1回くらいです。

ただどちらにしても、海外の仮想通貨取引所に入金するにはBTCが必要なので、まず国内の取引所を登録してから日本円でBTCを買わないといけないんですよね。そんで海外取引所のレバレッジ取引を使ってBTC増やす。満足いくまで増やしたら日本の取引所に戻して売却、日本円で出金するってコースになる。

国内取引所はブロガーによって比較記事がたくさん書かれてるので、適当に検索するとたくさんヒットします。bitFlyerとzaifが新規登録を停止しているため、coincheckやフィスコ仮想通貨取引所、あるいはbitbankを紹介する記事が多いですね。BTCは国内取引所に日本円を入金して購入しましょう。

基本的に日本の取引所でレバレッジをかけた商品はまともなものがないです。日本の取引所で現物を買った後、もし細かく売買したいならこの辺の取引所に送金してレバレッジかけた取引をした方が圧倒的に資金効率は良いです。

そんでこれらの取引所に登録しても何を指針にトレードすればいいのって話になってきますが、僕の場合はskew.を観ていることが多いです。

圧倒的な情報量

情報だけあっても何に活かせばいいか分からないかもしれません。BitMEXの金利や先物のサヤに気を配ったり、BitFinex、OKCoin、CMEのポジション動向をチェックしたりすれば良いわけです。細かく説明するとあまりにも長くなるので割愛します。
雰囲気で売買して儲けてる人もたくさんいるので難しく考えずにまず始めて見るのが寛容だという意見もありますし、気負いすぎないのが良いのかもしれません。

僕はFcukOKsanさん、越前さん、仮想NISHIさんが会話しているのを横目に観ながら状況をキャッチアップさせていただくことが多いので、何したらいいか分からなくて勉強したい方はこれらの方をフォローしておくと良いと思います。(2019年4月現在)

NISHIさんはポジション実況も盛んなのでツイッターに張り付ける方はそのまま真似することもできると思います。(真似して儲かるかどうかは不明)

またすっかり金融商品の仲間入りした仮想通貨はマクロ経済(政策)の影響も受けやすく、Crypto_Shogunさん、くまいろさんの意見を参考にさせていただいてます。

とはいえ、ぶっちゃけ本当の仮想通貨初心者なら最初は自分の思うままに買ったり売ったりすればいいと思うのですよね。始める前からトレードの細かい知識をつけようとして頭でっかちになっても仕方ないです。まずは売買を繰り返して細かく利益を上げたり損切りを覚えていけば良いのです。

そしてもし行き詰まったら誰かに言われなくても必死に勉強したくなっていると思います。まずは身銭を切るところから!ですね。習うより慣れろとも言います。

スキャルピング

数秒〜数分単位でポジションを建てたり閉じたりして数百円〜数千円幅の細かい利益を積み上げていくトレードスタイルです。昔からやっている人は多かったものの、2018年の後半あたりから爆発的に流行したイメージですね。

というのも当時は仮想通貨の値動きが非常に小さく、完全な停滞期間でした。このスキャルピングくらいしかまともにやれそうな手法がなかったという背景があります。
BitMEXの無期限先物やbitFlyerのBTC-FXを使っていわゆる「板読み」をやるのがこの時流行っていたスキャルピングだと思います。ざっくり言えば、現在値付近に厚い売り板があれば極短期的に下がり、厚い買い板があれば極短期的に上昇すると見込んで一瞬でポジションを建て手仕舞いする、というのが基本の手法でしょうか。これに細かく味付けしていって独自の手法に昇華している方が多かった印象。

とにかくやることが明確で実践的であるというのもあり、noteでの手法販売も劇的に流行していた記憶があります。数千円のものから5万円のものまでありましたが、おそらく質は玉石混淆だったのではないかと。本当にいいnoteも一部にはあったと聞いていますが、僕自身は確認できていません。

僕も2016年頃には時たまスキャルピングをやっていたのですが、確かに利益は出るもののあまりにも疲れるのと1日10時間近くこれやってると「休日に俺は何を……?人生とは……?」となってくるので辞めました。というか、僕の場合はプログラムが書けるのでbot化(後述)しました。他にやりたいことがある人には向いてないです。

逆に言えば、どっぷりトレードにハマっても大丈夫な方には向いていると思います。一応板読みには常にある程度の価格変動説明力はあり、戦略にエッジが残されています。つまりこれ一本で生計を立てていると言われても全く不思議だとは思いません。

Twitterだと響さんがよくポジションを実況しながらこのスキャルピングをされていて、確かな結果を出されている印象です。

ミラートレード(ポジションをそのまま真似すること)は推奨されていないとは思いますが、エントリした時間、利食いした時間の公開頻度が非常に高くリアルタイムなのでミラートレードしてるスケベな人も絶対にいると思います。笑

現物と先物の鞘取り

※初心者には小難しいです

先に紹介したBitMEXで最も人気のある商品は無期限先物ですが、通常の先物商品も存在しています。これを使って現物と先物の鞘取りをすることで「必ず」利益を上げることができます。

先物の方が現物よりも高いとき、例えば6月30日期日の先物商品が5400ドルで、現物価格が5300ドルだったとしましょう。6月30日には現物価格で先物商品が精算されるため、この差額の100ドルは期日に向かって収束する可能性が高く、収束しなかったとしても現物 + 先物ショートの両建てで利益を確保することができます。期日までに収束するようなら現物は売却し、先物ショートはクローズすれば良いです。

このように、現資産(現物)と先物間で価格差がある場合に両建てすることで未来の利益を確保する方法は伝統的な金融商品では一般的なトレード手法です。多少の時間と資金拘束があるため、「利回り」と見なすこともできます。

僕も先物プレミアムが大きくなったときには積極的にポジションを取るようにしていて、不定期ではありますが利益の源泉の一つになっています。

一応国内ではbitFlyerにも先物商品が存在していて、登場した2017年当時には記事まで書いたのですが流動性が全くないため事実上不可能になってしまっています。

というのもこれは当たり前で、bitFlyerのLightning Futureは先物を名乗りながらもスワップポイントという名目でオーバーナイト手数料を徴収しているために先物ポジションの維持にコストがかかる仕様です。これでは1週間物でサヤが開いている時くらいでないとこの戦略の実行は困難です。
この手法はサヤが存在しているのを確認してからポジションを作れば良いだけなので非常に手堅く利益が得られます。

今の所は海外取引所を使うしかありません。日本の取引所にもいい感じの先物商品欲しいなあ……。

アルトコイントレード

値上がりそうなアルトコインを狙って買いで攻める手法です。2017年頃はアルトコインバブルだったために、なんでもかんでも価格が急上昇しました。数倍から数百倍まで、まさに仮想通貨投資に夢を見られた時期だったと思います。

現在ではそこまでの上昇は見込めないものの1ヶ月で2倍程度の値動きは大型のアルトコインでもありますし、時価総額が小さい草コインについては数日で3倍、のような激しい動きも見かけることができます。
アルトコイントレードの基本はBTCを入金してBTCでアルトコインを買い、そのアルトコインが高騰したら売却することでBTCの残高を増やすことです。

取引所は……今ではBinance(バイナンス)一択になってしまいました。当時は「何やら怪しい取引所が出てきたな」という印象だったのですが、あっという間に世界最大のアルトコイン取引所になってしまいました。

Binanceの影響力は絶大と言ってよく、ここに新規上場した通貨はそれだけで高騰するほどです。Binanceの成功から似た形態(大量のアルトコインを取り揃えた)の取引所がいくつもローンチされましたが、残念ながらどれもBinanceほど奮っていません。
使い勝手や手数料の安さ、安全性どれを取ってもBinanceは優等生で、もはやBinanceのアカウントなしで仮想通貨トレードは不可能とまで囁かれるほどになっています。

ここでは現物購入の値上がりを想定した記述をしましたが、値下がりしそうなアルトコインを狙って信用取引やデリバティブを使ってショートする戦略も一応存在します。
ただし草コインの場合は信用取引もデリバティブも充実していないので現物一発勝負です。時価総額が大きいコインはPoloniexBitfinexで信用売り、もしくはBitMEXでデリバティブが利用できますが、草コインでこれをやるのは中上級者向けです。

アルトコイントレードの場合は単純な売買以外にも、例えば似た性質を持つコインの発展の違いに賭けることが考えられます。例えば同じ匿名性の強いMoneroとZcashでより有望だと考える方をロングし、同時にもう片方をショートすることで価格の伸びの差に賭けるロング・ショート戦略が有効です。

僕もいくつかのアルトコインを売買していますが、数ヶ月に一度やるかやらないか程度で、銘柄も大型のものに限っています。いわゆる草コイン選別ができるほどの情熱もリサーチ力ももはやないので、積極的に取り組んでいません。
ガチの草コイン投資家は今でもいらっしゃるようですが、各プロジェクトのTelegramに入って熱心に情報収集するなど、それなりの努力が見受けられます。

ICO(Initial Coin Offering)について

アルトコイントレードと言えばICOの話は避けられないでしょう。

仮想通貨関連プロジェクトチームがプロダクトを開発する際に必要な資金を仮想通貨建てで集める手法で、2017年に爆発的に流行しました。投資家達は購入したトークンが即座に数倍〜数十倍になると考え、「夢のチケット」を手に入れるために殺到したのです。

2017年のバブルの真っ盛りには一瞬で数百億円を集めるプロジェクトも複数ありましたが、どのプロジェクトも破綻もしくはお行儀の悪い事件が報道され、あまり良い印象はなかったように思います。

その後は米SECの規制や、騙された投資家達がそっぽを向くなどの影響があり2018年にかけて徐々に縮小しました。当時のICOはそのファイナンス手法と構造から言ってダメダメであり、この結末は目に見えていたと言えます。
当時盛んに煽られてそれで運良く短期で儲かった方もたくさんいたと思いますが、今の現状を見ればほどほどに距離をおいておくべきだったと言えますね。

ところが、2019年現在再びこのICOが形を変えて流行り始めています。取引所主導で行うICO、通称IEO(Initial Exchange Offering)です。取引所がプロジェクトチームを精査し、一定の基準をクリアすることで資金調達を開始することができます。調達のプラットフォームはその取引所です。また、ICO終了後すぐに上場されます。

この手法にはユーザ、プロジェクト、取引所それぞれの立場にメリットがあります。

ユーザにとっては

・情報の非対称性が恐ろしいICOにおいて、代わりに取引所が審査してくれているという安心感がある
・すぐに売却することができるセカンダリの存在が保証されている

プロジェクトチームにとっては

・冷え切ったICO市場でも取引所の信頼を使って資金調達ができる

取引所にとっては

・プロジェクトからIEO手数料を徴収することができる
・有望なプロジェクトであればそれ目当ての参加者を新規登録させることができるマーケティングとなる

三方良しの優れた手法とまで言い切ると褒め過ぎかもしれませんが、少なくとも野良ICOよりは遥かにマシですね。先程紹介したBinanceのものが最も有名ですが、先着販売の上に開始数十秒で売り切れてしまうこともあり、クリック速度の(笑)競争は苛烈を極めています。

とはいえこの争奪戦に勝ち残れば一瞬で投資資金が数倍になる状況であるため、しばらくはこの熱狂は収まらないでしょう。

利用には、BNBというBinanceが発行しているトークンを利用します。このIEOに参加するためにBNBを購入する必要があり、BNBは非常に強い値動きが続いています。

そこで、IEOのクリック早押し競争は早々に諦めた僕は代わりに前述したBaseFEXのBNBXBT(BNB/BTCと同義)の無期限先物のロングでトレードしています。BinanceのLaunchpadでIEOのスケジュールはわかりますから、人気が出そうなプロジェクトが出ればタイミングを観てBNBXBTをロングし、IEOの直前に手仕舞いする手法でそこそこワークしています。
あるいは、IEOの直前にショートで入るのもいいですね。IEOが終わるとBNBが売られるのは今の所ほぼ確実と言っていいサイクルなので、こちらも成果を上げやすいと思います。

なおIEO自体はBittrexなど他の取引所でも行われていますが、上場即数倍とはいかずに発行価格割れしているケースも散見されます。確実に成功しているモデルはBinanceだけ、という状態ですね。

相対売買業者攻略

仮想通貨の売買業者には二種類存在しており、ユーザ同士の板取引を提供する取引所(これが主流です)、GMOコインやDMMビットコインなどの相対売買業者が存在します。
後者は外国為替FXの世界でスタンダードな方式ですね。この方式はいわゆる呑み行為を行っている業者が多く、提示されるレートは各業者によってまちまちだったりします。

そのため、例えばGMOコインでは2017年にbitFlyerやcoincheckのレートを参照して先回りすることで簡単に利益を上げることができました。

今でもできるかどうかは不明ですが、2-way price形式で相対売買を提供する業者には常にこのような弱点が存在しています。それを攻略することで大きな利益を上げることができるようです。
ただし、ある程度利益を上げたところで大抵アカウントをBANされてしまいます。要するに利用規約上非常に怪しいところがあるということですから、個人的にはオススメできません。

これは2017年の話なわけですが、最近ではFX石田さんという方の記事が大きな話題になりましたね。これは外国為替の方の攻略法のようですが、仮想通貨でも基本構造は一緒だと思います。

仮想通貨トレードといっていいのかなんなのか、題材が仮想通貨のレートであるだけで、本質は全く別の世界で戦う勝負ですから、同じことをやるならスプレッドの狭い外国為替の方が良いのではないかと思います。
ただしFXは仮想通貨より歴史が古く情報も多いので、ちゃんとやればコンスタントに儲かる人はいます。そのため有名業者のアカウントを失うのは長い目で見ると損失かもしれず、「裏技を知った上で」規約の範囲の中で戦う方が長期的には利益になると考えています。

マイニング

残念ながら、国内個人では儲からないです。

と言って流してしまうのもつまらないので何故儲からないかを説明します。

2019年4月現在、ビットコインのマイニング業者は苛烈を極めており、最新機材で2.5円/kWh未満の電気代かつ人件費の安い地域を使ってギリギリという採算基準のようです。具体的にはカナダの一部地域での水力発電、ジョージア州の風力発電など。

ビットコイン以外のマイニングにはまだ妙味はあるかもしれませんが、結局ある程度相場の読みが必要になるためそれであれば素直にトレードしたほうが良いのでは?と考えています。
ということですので、利益度外視で好きなコインを掘る健全な趣味、が落とし所になると思います。

オマケに一つ論文紹介です。硬派な内容になってしまいますが、マイニング機材への投資が金融的にどのような性質を持つかBUIDLの橋本氏が書いた論文です。内容は初心者向けとは言えませんが、興味がある方にとってはかなり面白い内容となっています。

レンディング

他人に仮想通貨を貸し付けることで利息収入を得る手法です。貸す対象は信用取引をするユーザーです。

例えばBTCを借りたユーザーはこれを証拠金にしてETH/BTCをロングしBTCを増やして返却しようとします。あるいはBTC/USDをショートし値段が下がったところで買い戻すことも考えられますね。

このような信用取引を行うためには必ず誰かから通貨を借りなくてはいけませんので、その貸し手としてレンディングが存在しています。仮想通貨界では2016年頃から広まり知られていますが、何故か今年に入って今更注目が集まっています。

この手法の最大の問題は預かり手が逃げてしまうことです。これをカウンターパーティリスクと言います。最近では国内でライセンスを受けた業者がこのレンディングサービスを提供し始めたため、ようやく「ガチホ」のお供となることができるレベルにまで安心度が高まった考えています。どうせ売らないなら貸し出して利息を得ようという考えですね。

ただしその分国内取引所サービスの貸出利率は低く、また途中解約すると非常に高いペナルティを取られてしまいます。なので僕は利率が高く、Geminiの資産管理サービスを利用しているBlockFiで貸出を行っています。米国サービスですが、安心感が高く非常におすすめ。

BlockFiには、日本人には馴染み深いリクルート社の資本も入っています。

利回りは年6.2%程度と非常に高いですから、ある程度仮想通貨建ての資産を保有しておきたい人に特に向いている手法です。

裁定取引(アービトラージ)

同一のコインが複数の取引所に上場しているとき、その価格差を利用して利益を上げる手法です。利ざやは薄いためある程度の原資を必要すること、時にカウンターパーティリスクを取らなければならないことが欠点です。

かつては裁定取引を行うプレイヤーが少なく、国内取引所でも大きな価格差が開く光景が観られました。構造上この価格差をゼロにすることは不可能であり、それゆえに利益の源泉は常に残っています。

BTC/JPY同士の裁定であればビットコイン相場.comで価格差をチェックするのが便利です。

BTC/JPY以外にもアルトコインで裁定取引を行うこともできますし、利益を上げるポイントが明確なのでこれはそこそこオススメの取引手法です。ただし、現物と同数のショートポジションを持ってデルタニュートラルを作る手法ではコストがかかります。今の環境下ではある程度のBTC現物を保有しつつ、BTCの総数は減らさないようにJPYだけ増やす、という裁定取引がベストだと考えています。

botトレード

botとは簡単に言えば自動売買システムですが、この界隈特有の呼び名だと思います。株や為替の世界だとシステムトレードと言いますが、そこまでカッコつけた大げさなもんじゃないよ、という謙遜も込めてbotという呼び名が定着したのではないでしょうか。

言語はなんでもいいのですが、決められたストラテジーに従って自動売買するプログラムを書ければいいわけです。当然ですがプログラミングの知識が必須になるので若干の参入障壁があります。
僕は本業がソフトウェア技術者ですのでこの辺りのハードルが非常に低く、黎明期から自動トレードを基本に立ち回っていました。

最近はBitMEXでのみbotを動かしていて成果を上げていますが、それ以外ではほとんど動かしていません。かつてはbitFlyerやcoincheckの売買高ランキングを独占し、長いことブイブイ言わせてたわけですが、特定の取引所ではインフラに問題があったり競争が激化している現状で、ある程度資産が大きくなった中で利回りを最大化することがかなり難しくなっていることが理由です。

裁定取引やスキャルピングはbot化しやすい領域ですが、それ以外にもテクニカル指標に従って売買を繰り返すなど、人間ができることならほとんどなんでもbot化できることになります。

ちなみに、素人の場合は販売されているものは購入しないほうがいいです。それで儲かることはほとんどないと思ってください。中には優れたものもあるにはあるはずですが、高利益を謳っているbotの中から本物を見分けるのは技術リテラシーのない人間にとっては非常に難しく、お金をドブに捨てる結果になる方が多いと思います。

bot製作者もTwitterに数多くいるのですが、個人的な思い入れがあるせいか紹介したい方が多すぎます……。とりあえず二人組でシステムトレードをされているUKIさんとHohetoさんをフォローするのがオススメです。

自分でプログラミングができることが前提なので、そこまで勉強する気はない場合には他の手法をオススメします。というかこのためだけにプログラミングを勉強するのはコスパが悪すぎるので、既に腕に覚えがある方向けの手法と言えますね。


ということで大体全部まとめられたと思います。ハァハァ……終わった?これで全部?

もし上記に挙げた以外の手法を試されている方がいましたがTwitterでこっそり僕に教えてください。笑

2019年4月現在、長く低迷していた仮想通貨相場が徐々に盛り返してきている雰囲気を感じています。ここで利益の上げ方をおさらいしておくことで今後様々なイベントで美味しい思いをできると思います。美味しい思い、したいよな……!

それでは皆さん、引き続き良い仮想通貨トレードライフを!
(最近呼び名が「暗号資産」に変わったようなんですが、なんだかしっくりこなかったので一周回って暗号通貨でもなく仮想通貨で統一してみました)

最後に記事中に紹介した取引所のリンク一覧を改めて置いておきますね。

あと、最後にオマケの宣伝です。

仮想通貨トレードに特化したサロン「coinrun」の運営メンバーをさせていただいています。

月会費がかかってしまいますが、忙しくてなかなか自分で情報を収集できない方や、初心者で1から体系的に勉強したい方に向いてると思います。

そろそろ運営も1年に差し掛かろうとしていますが、ありがたいことに最近ではグループチャットは非常に盛り上がっています。ようやく誰にでも胸を張って良いサロンだとオススメできるようになりました。

もし興味がありましたら、是非僕と一緒に日夜盛り上がりながら仮想通貨トレードを楽しみましょう!なんでも教えます!