Discussion 2015.6.03
いくつかの大切な問い
・Experience (Non-) fiction 、もしくはそこから出てきた具体的な成果物のゴールの何なのか?
・そもそもDesign fictionに力があるのか?あると思うならばどう説明するのか、またどう検証するのか?
・社会的なインパクトの対象領域をどう捉えているのか?複雑化、複数化した社会を人々に見せて、議論を促し、自分の方向性を考えるきっかけをつくったときにその程度はどれくらいを想定しているのか?
・Experience (Non-) fiction は思想なのか?手法なのか?思想であればDesign fictionが現状抱えている課題を超えるものにはならないのではないか?手法になるならばどういった拡張性を設計するのか?
いくつかの大切なアイディア
・思想を形成するためのデザインメソッド:
Experience (Non-) fiction自体の拡張性を主眼に置いたとき、従来の作品を制作し、投げかけるというスタンスではなく、このメソッドを既存の組織が応用することで思想レベルの議論を行うことができるという提案があるとその拡張性を担保できるのではないだろうか?UMKの例だったら、成果物を元にステークホルダーと議論するというものではなく、複数化した社会を政治家が描き、議論し、それですぐに政治が変わるわけではないんだけど、政治を進めていく上での拠り所となる思想の断片を形にしてみるデザインプロセスになる。視覚的認識能力がない人にとっても体験に落とし込むことでその社会をリアルに想像できる(という売り文句で)。
・フィクショナルな事実を投機してみるワークショップ:
帰納法を前提にワークショップを設計する。例えば、死であれば、「墓がない社会」「宗教による慣習がない社会」「人が死を選択できる社会」など、現実世界では起きていないけど未来において起きうる、もしくはパラレルな世界としてありうるというフィクショナルな事実をいくつか投機した上で、ではその世界ではどういった現実がありうるか、というのを考えてみるという時と空間を設計する。
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