レイキ(=靈氣)は、大正時代の日本で臼井甕男(うすいみかお)という男が発見した技術だ。

臼井甕男

やる事はシンプルで、手を当てて人の肉体や精神を癒やす。
特に、傷を受けた直後に実施すると、魔法的に治癒するという。
選ばれし者の力というわけではなく、既に使える者が一定手順で操作を行なうことで、誰でも使えるようになるという。

最初期は、臼井によって海軍幹部を中心に伝えられた。そして第二次世界大戦後、GHQの代替医療禁止政策により、日本では一時的に姿を消した。
しかし、臼井の弟子だった海軍大佐の林忠次郎が、ハワイに生まれた高田ハワヨに伝えていたので、そこから形を変えつつ西洋に広まり、現在にいたるという。
そのような経緯があり、現在は欧米に実践者が多い。
また、歴史的経緯から分かるように、真光教などとは違って宗教とは無縁だ。

レイキ……これが実在するなら、イエス=キリスト並の奇跡を誰でも気軽に起こせるわけで、簡単に信じられる話ではない。

だが、驚くべきことに、数々のランダム化比較実験で、がん患者の痛みの軽減などに関する有効性が観測されている。Cancer Reserch UKに、いくつか実験が紹介されている(ページ中盤の「Research into Reiki for people with cancer」の内容)。
特に英国では、半数の病院でレイキが保険適用されているらしい(こちらはソース不明)。

私がレイキの存在を知ったキッカケは、たまたまネットで「レイキ」の単語を目にしたことであり、周りに誰か使い手がいたわけではない。

興味が湧いて調べてみたところ、 理学博士の男性が、1日でレイキを他人に対して使えるようにしてくれる教室を見つけた。

春にしてはとても暑いその日、レイキのクラスには私の他に3人の女性が参加していた。
朝から夕方にかけて、理論を学び、合間に3回のアチューンメント(レイキを使えるようにする操作)を受け……私はレイキを使えるようになった。

手を他の人の体に当てた際に、手の平が前よりも暖かくなっている様に感じる。
また、痛めている箇所に手を当てた際、手のひらに熱感や軽い痺れを感じる気もする。熱感を感じた頭部の右側に手を当ててみると、頭の中がジリジリと反応している。
しかし同時に、体温あるいは気のせいかもしれないとも思っている。
温感に関する情報は既に知っていたのだから、事前に温度の計測を行っておけば良かったと少し後悔した。

こうして、呆気無くレイキを使えるようになった(らしい)ものの、やる事がなくなったわけではない。
レイキが流れる量は、実践を積むことによって増えるそうなのだ。

しばらく実践してみた後、経過を報告しようと思う。

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