まえがき ソフトウェアエンジニアとして働きはじめてから、もうすぐ5年目を迎える。 プログラミングを学んだことは、自分の人生にとって大きなターニングポイントであった。 この機会に自分の人生を振り返ってみようと思う。 5年後くらいの初心を忘れた自分か、あるいはプログラミングを学び始めようとしている人の背中を押すことが出来たらと思う。 専門学校時代、無職、そして東京へ スポーツのコーチングやトレーナーの勉強をする専門学校に通っていた。 大学受験に失敗し学校教育の中の主要科目の勉強をするモチベーションが無くなったのかもしれないし、学生時代に行っていたスポーツに対する未練を捨て切れなかったためかもしれないし、社会に出る前にもう一度自分の人生について内省する時間が必要だったのかもしれない。 並行してアルバイトをしていたが、そのような時給による働き方では自分はそのビジネスモデルの中の一部でしかないのだなと感じこの働き方を続けている限りお金に対する不安は一生拭いきれないだろうと悟った。それはアルバイトに限らず正規雇用で働いていたとしても同様で、ビジネスモデルをカレーの作り方に例えるならばたまねぎのみじん切りを一生やっているだけの人生はごめんだと思った。