CANON EOS Rのカメラボディ所感

Shingo T
Shingo T
Sep 9, 2018 · 9 min read

CANON EOS Rの実機を触ってきたので、その所感を書こうとしたらレンズについての感想を書いたのみで力尽きてしまったので、改めて


【グリップ周り】

EOS Rを底面から

端的に握り心地は良かったです。私の手の大きさですと、親指から小指まで全てがカメラのホールド感に貢献している感じがして、これなら大きめのレンズを構えても問題が無さそう。先の投稿でRF 28–70mm F2(1.43kg)を意外に軽く感じたというのも、このグリップの存在が大きいと思います。

強いて言えば中指の辺りにデザイン上のアクセント、例えば窪みなどがあると良いかな、とも思います。

ここで他のカメラのグリップと握り比べてみると

a7R IIIを底面から

a7R IIIの場合、小指が丸々一本グリップから余ります。今のところ何かしらのエクステンションでカバーするか、グリップストラップでフォローして重めのレンズを支えている形になります。

アキヨドにてEOS 6D mark2を底面から

EOS 6D mark2の握り心地やグリップのサイズはEOS Rに、かなり近いと思います。小指までしっかりホールドできる感じは心地いいです。

アキヨドにてEOS 5D mark4を底面から

EOS 5D mark4は、小指の下にさらに指一本分の余裕がありました。流石にボディのサイズがワンランク上という感じがします。

アキヨドにてOLYMPUS E-M1 mark2を底面から

改めて握ってみましたが、やはり一番好みのグリップです。全ての指がホールド感に貢献し、且つグリップの厚みもちょうど良い。

脱線しましたが、いずれにせよEOS Rのグリップは非常に握り心地が良く、好印象でした。


【バリアングルモニタ】

今回、EOS Rが私が知る限り初のフルサイズ・バリアングルミラーレスカメラとなったわけですが、やはりバリアングルモニタは便利です。

あまり普段、自撮りはしませんが見え方はこんな感じ

バリアングルモニタの便利さは敢えて語るまでもないと思いますが、縦撮り時のローアングル撮影などでは、何物にも代えがたい機能だったりします。(寝転んで撮影するのもアリなんですが、TPOもありますので。。。)

2018/09/09 秋葉原の歩行者天国にて

バリアングルモニタ自体は、ごく一般的な可動範囲で、特に動きが緩い・硬いなどは有りませんでした。(個体差はあるかもしれませんが)

しかし、a7R IIIユーザーからすると、バリアングルモニタ搭載は本当に羨ましい(笑)


【タッチ操作】

背面モニタで絞り値を操作している様子

CANONのタッチパネルは、今回初めてジックリ触ってみたのですが、反応も良く使い勝手良さそうです。ただ、EOS Rのダイアル操作の感触が良いので、あえてタッチパネルで操作することは無いかな?

対してSONY機は、フォーカスポイント指定にしか使えないため、あまりタッチ機能そのものを使っていないんですよねぇ

タッチ操作そのものが本当に便利なのか?という問題は有りますが、素直にタッチパネルを利用した実装って、こうなるよねぇ、と思います。(この点はNikon Z 7も同様の操作性でした)


【操作感】

ダイヤル 2つの組み合わせで各種調整をファインダーを覗きながら行えるというのがEOS Rの売りになっています。

肝心のダイアルの感触は触っていて気持ちよく(強いて言えば、もうほんの少し軽いと更に好み)、主要な調整項目は、この2つのダイアル操作だけで完結できるので使い勝手も良さそうです。

モード選択ダイアルが無くなった点は気になりましたが、MODEボタン押下後のダイアル選択も比較的自然な操作系となっていて、すぐ慣れるような気がします。

そして気になっていた、マルチファンクションバーに関しては。。。 このお試しの時間では、十分に確認することが出来ませんでした。スライド操作で絞り値などが操作できることは出来るのですが。。。 感触の良いダイアルを差し置いて、あえてマルチファンクションバーで操作する意味があるかな?
また、バーのクリック感も無い(確認不十分)ようなので、EOS Rの他の操作系(タッチパネルを覗く)と違和感もあり、使いこなすには少し時間が必要そうです。


【Fvモード】

Fvモード時の画面を撮っておけば良かった。。。

最初、Fvモード(フレキシブルAE)の説明を読んで、Mモードと何が違うんだろう?と思いながらFvモードで実際に操作し、結果として単一の露出モードから自在に各露出モードに遷移できるモードであると理解しました。

これは物理ダイヤルを使うか、項目選択で切り替えるかの違いがありますが、富士フイルム機のSSダイヤル、ISO感度ダイヤル、(レンズ側の)絞りダイヤルをAuto値も含めてダイレクトに変更できる操作系に近いのではないかと思います。

※「インターフェース → 操作系」を参照

物理ダイヤルで直接、各項目を調整できる富士フイルム機と比べ、EOS Rの場合、項目選択後にダイアル操作とステップ数が増えてしまいますが、ファインダーを覗いたまま、親指と人差し指だけで同様の操作が出来るのは、やはり興味深いです。

これは実機発売後、色々な方のレビューを読んでみたいですね。


【瞳AF】

a7III購入の動機となったという声も良く聞き、Nikon Z 7で未搭載であることを残念がる声も良く聞く瞳AF

担当スタッフの方を被写体として、色々な角度から瞳AFの効き具合を試させてもらったところ、必要十分な検出精度は確保されている印象でした。ですが、若干、瞳を外す頻度がa7R IIIより多かったかな。。。? まぁ、これは撮影条件によって精度は上下すると思うので、これも実機発売後のレビューに期待したいところです。

ただ残念なのが瞳AFがワンショットAF(AF-S)の場合のみ使える、というところ。

a7IIIを購入した理由が、CP+での瞳AFのデモである、という声も聞くくらいリアルタイムに瞳を追いかける様子はインパクトがあるわけで、そのデモと比べると、どうしても訴求力に劣るかと思います。

またPanasonic G9 Proなどの顔・瞳認識AFの人体検出精度は、どうかしてるんじゃないかというレベルなので、それと比べてもやはり。。。

※この人体検出精度を持ったPanasonicのフルサイズ機、期待してます


ということで、EOS Rのカメラボディの所感について総括すると、非常に良く練られた機種で、CANONがフルサイズミラーレスに進出する第一弾モデルとして自信をもって打ち出した機種、という印象です。

このEOS Rの高画素モデル(a7R IIIクラス)や、第二世代モデルが出たら、私も移行をかなり真剣に検討するんじゃないかな、と思う一台でした。

まだ2018年9月は、各社 正式発表前の噂レベルの情報が出ているので、それも楽しみにしたいと思います。


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