能作文徳in建築討論内側に留まり、事物を追跡すること - つくることと物質性を巡って能作文徳/Stay inside and follow things. - On making and materiality / Fuminori NousakuOct 2, 2021Oct 2, 2021
能作文徳自らの生存と異なるものとの共存最初に今回の特集の経緯や動機について少し触れたい。今回の特集は、建築作品小委員会の今までの単体の建築作品の批評を軸にしていた特集とは幾分異なっている。今回は人新世という地球環境問題の新たなキーワードを入り口にしつつも、サスティナブル建築などにみられる従来の技術論を超えて、その思想…May 2, 2019May 2, 2019
能作文徳in建築討論ピエール・ヴィットリオ・アウレリ著『プロジェクト・アウトノミア:戦後期イタリアに交錯した政治性と建築』(北川佳子訳)何のための自律性か(評者:能作文徳)Feb 28, 2019Feb 28, 2019
能作文徳ストリームという新自由主義都市への戦略ある時代の技術や社会体制に応じて、様々な都市のタイプがある。現在の東京は新自由主義の都市タイプと呼んでいいだろう。むしろ先進諸国の都市のトレンドはこの新自由主義の都市開発にある。新自由主義(ネオリベラリズム)は、国家や政府が市場に介入するようなシステムではなく、個人の自由や市場原…Jan 31, 2019Jan 31, 2019
能作文徳ディレクションという方法論藤村さんは、東京工業大学の塚本研究室での直属の先輩である。その後ろ姿に目配せをしながら、自分の建築の向かう先を定めていったといってもいいくらい私にとって大きな存在である。そのため藤村さんの建築に対して、正面から向き合うことは避けつつ、まさに背後から見ていた。今回、《すばる保育園》…Nov 1, 2018Nov 1, 2018