RE/100 ガンダム試作4号機(ガーベラ)を丁寧丁寧丁寧に作る

Mitsuru Haga
Nov 7 · 9 min read

はじめに

RE/100 の ガンダム試作4号機 GP04G ガーベラが完成しましたー。製作期間は2ヶ月と自分的にはとても長かったです。

普段ガンプラを作る時はできるだけ短い期間で製作して高速にPDCAを回すという感じでやってきたのですが、短い製作期間(2週間〜1ヶ月)ではどうしても手抜きが生じてしまい、それがガンプラ的な成長を阻害しているのではないか?と感じていたため、あえて長めの期間を設けました。

その結果として、あらゆる工程で初めてのトライをしたり、詰め込み過ぎた感は否めないのですが、経験値が稼げたのでよかったです。でも完成した時は抜け殻のようになりました。

トライしたこと

  1. プラ板や彫り込みでフレームが露出しているようなディティール工作
  2. しいたけディティール
  3. デカールの自作
  4. ニュートラルな配色の塗装
  5. ストロボを使った撮影

製作過程

ほぼ仮組み状態です。毎回思うけどそのままでも十分にかっこいい。

スジボリや段落ちモールドを追加した状態。段落ちしたところにプラ板でディティールを追加しています。こういう工作は今回はじめてなのですが、スジボリだけではあまり変化を感じられないなーと思ったので、こういうことをやってメリハリを出していきたいと思ってます。

タンクや武器にもプラ板でディティールを追加しました。合わせ目を消した部分に凹んだディティールがあって、そこを綺麗に表面処理するのが難しかったため誤魔化してます。

捨てサフの状態。肩の内部は元キット4連バーニアではなく、しいたけディティールに置き換えました。しいたけは初挑戦です。

パーツをマスキングで塗り分けている状態。凹んでいるところはグレーを吹いてからマスキングしてから白塗装。逆に凸部分は白を吹いたあとにマスキングです。こういった塗り分けはある程度計画的にやらないといけないので、今回がんばったポイントです。

エナメル塗料をエアブラシで吹いたスミイレ。面積が広い凹み部分はこういった感じにやると綺麗に仕上がりますね。傷がつきやすいのでクリアコートは必須です。

塗装について

塗装についても自分なりにトライをしています。これまで設定に近い色を塗っていても配色がガチャガチャしているように感じてしまうという課題がずっとあったので、今回はそれに対する対策を考えました。

配色を落ち着かせるための工夫

  1. 事前に塗料瓶に調色しておく
  2. ほぼすべての色に同じ塗料を混ぜてトーンを合わせる(今回はアルティメットホワイト)
  3. 塗料をあまり混ぜすぎない、ベーシックな塗料を使う

いつも考えすぎて色々混ぜてしまう白や青といったメインカラーにかなりニュートラルな色を使ってみました。結果落ち着いたと思っています。

以前に色彩の勉強をしたのですが、塗料には「赤味の強い青」やら「青味の強い白」やら微妙に色相が違っていて、そういう色相がごちゃごちゃしている状態が落ち着かない原因だと思ったので、面積の広い白はニュートラルグレーを使いました。

塗装レシピ

より詳細に記録を残したいので、各段階で分けました。

下地

  • サフはすべての色に対してクレオス1000を使用。今回はじめて使いましたが、ちょっとグレーが濃すぎました。
  • 白の下地はExホワイト(ガイア)
  • 青の下地はファンデーションブルー(フィニッシャーズ)とExホワイトを50%で混色したもの
  • 赤と黄の下地はファンデーションピンク(フィニッシャーズ)とExホワイトを50%で混色したもの
  • 関節はメカサフを混色したもの
  • メタリックの下地は、黒サフ(ガイア)を塗布して、8000番の神ヤスで研磨してからクリアーを吹いたもの

上塗り

  • 白1:ニュートラルグレー1(ガイア)、アルティメットホワイト(ガイア)
  • 白2:ニュートラルグレー2(ガイア)
  • グレー:ニュートラルグレー3(ガイア)
  • 関節:メカサフ(NAZCA)のヘビーとスーパーヘビーを混ぜたもの
  • 青:コバルトブルー(ガイア)、アルティメットホワイト(ガイア)
  • 赤:フレイムレッド(NAZCA)、アルティメットホワイト(ガイア)
  • 黄:オレンジイエロー(ガイア)、アルティメットホワイト(ガイア)
  • 武器類:エンジングレー(クレオス)
  • メタリック:フレームメタリック2(ガイア)

仕上げ

  • 塗装後はすべてのパーツにクリアーを塗布してからスミイレとデカール
  • デカール後は段差を消すためにクリアーを塗布、その後コンパウンド
  • 艶消しトップコートはフィニッシャーズのフラットコートをプロユースシンナー(特に理由はない)を3倍に希釈したものを 5mm のエアブラシ で塗布
  • つや消しコートがよく乾燥したら、キムワイプでざらつきを研磨して完了

スミイレ 前の中途半端な状態。

左はスミイレ デカールが終わってクリアコートした状態かな、右はつや消しコートをした状態です。精神的にはクリアでテカテカな状態だと擦れても傷つきにくいので好きです。

自作デカール

唐突にデカールを自作しようと思って、作っちゃいました。これも初めてです。用紙はハイキューパーツのクリアデカールTHをセブンイレブンに持ち込んで印刷しました。

印刷用のデータは Adobe Illustrator などでチマチマ作成しました。品質についてですが、コンビニのレーザープリンタでは市販デカールほど解像度が高くありません。厚さもかなり厚いので、トップコート必須な感じでした。

白デカールはテプラのカートリッジを分解して印刷してますが、すごく大変でした。

白以外のデカールはいつか印刷データを公開(著作権に触れなそうなデザインのみ)して、誰でもコンビニで印刷できるようにしたいなーと考えたりもします。

写真

今回の撮影はいつもの撮影ボックスに常に光を当てる方式から、ストロボ撮影にしてみました。

この動画とても参考になりました

ふりかえり

ガンプラが完成するたびに反省があり、次のガンプラを作る時には覚えてなかったり覚えてなかったりするので、メモっておきます。

Keep:続けたいこと

  • マスキングによる丁寧な塗り分けは時間はかかるけど印象を左右するので続けたい
  • 自作デカール
  • プラ板による凸ディティール
  • つや消しコート後の研磨

Problem: 改善したいこと

  • スミイレの精度が低いところがちょこちょこある
  • フレーム露出ディティールは、関節色と同じにした方がよさそう
  • 曲面のマスキングは所々失敗している

Try: 次に試したいこと

  • スミイレを綺麗に入れるために、掘り直しをさらに丁寧にやる
  • スミイレの塗料はタミヤのスミイレ塗料で横着しないで、自分でエナメル塗料を調色して濃度をコントロールする
Mitsuru Haga

Written by

I am a Japanese who likes gunpla. Software engineer working at ROLLCAKE Inc.

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