SXSWedu 2017報告

テキサス州オースティンで3/6–9に開催された教育系では世界最大級のイベントSXSWeduに出席してきた。最も多くの人が訪れるSXSWインタラクティブの直前に行われている。今回参加した目的は、現地で様々なEdTech企業、教育系企業と交流・情報交換し、最新のトレンドを手に入れ、今後につながるようなリレーションを作ってくること。また、日本のEdTech企業としてのプレゼンスを世界でもあげてくること。そのために、パネルセッションにも登壇した。

SXSWeduではどんなことが行われているのか

キーノートスピーチ、パネルディスカッション、展示、ピッチコンテスト、ミートアップ、パーティーなどなど全てを見て回るには相当時間がかかるくらい様々なことが期間中に行われている。キーノートスピーチは1,000人以上は軽く入る会場で行われる。参加者は教師の人が非常に多く、今回の内容はアメリカの学校現場に関連する話題が多かった。

様々な話題のセッションがあり、同一の時間帯に20以上のセッションが並行して行われていたりする。スケジュールを把握するだけで大変になる量だ。そのため、モバイルアプリがあって、自分の興味あるセッションをマークできるようになっており、それでスケジュールを立てやすくしている。

SXSWeduではどういうことをすると有益か

セッションを聞いたり、展示を見たりする、そういうことも一つのメリットだ。だが、それとともに、そこに来ている多数の人と話して情報交換するのが有益なことの一つ。夜は誰でも参加可能なパーティーが毎晩のようにいくつかの場所で開催されているし、ミートアップセッションなんかでも色々な人と話しやすい。SXSWeduアプリを利用すれば、事前に参加者のプロフィールを見て興味ある人にコンタクトを取ることができる。それでコンタクトをとってアポを入れておいて会うことができる。実際にそれで会った人は、40人とアポ取って商談していた。

自分の興味ある分野の濃い人たちが集まっているパーティーがあってそこに参加できるとさらに良い。今回は、パネルセッションに出たこともあって、そこのモデレーター主催の20名程度の食事会に招待されて参加した。欧米のVCやStartupなどEdTech関係者が集まっていて非常に濃くて有意義だった。こういったカンファレンスで登壇する意義の一つは、登壇者限定のプレミアムパーティーに参加して濃いネットワーキングができることだ。

当たり前だが、参加者のほとんどは英語ネイティブ。英語で自分のことやサービスを表現したり、相手の言ってることを聞き取ったりする実力は問われる。レアジョブ英会話でトレーニングするのはとても重要。どうやって相手とコミュニケーションをとっていくといいのか、という文化的側面の難しさもあるけど、そこは自己流で構わない。あまり気にせず思ったように行動してがんがんいくのがいい。相手も外国人だ、ということがわかっているので細かいことは気にしない。

どうしてパネルセッションにでることになったのか

最終日にはEdTechXEuropeのCo-FounderであるBenjamin氏がモデレータで、他にPearson Affordable Learning FundのHead of AsiaであるT.T.Nguyen氏、EdVenture GroupのEducational ConsultantのSarah氏とともにパネルディスカッションに登壇した。お題は

“Lessons learned from Asia: Fastest Growing Region”

アジアに関するEdTechの話題。他の人はVCなので、日本のEdTech企業を経営しているものとして、その視点から色々と回答してみた。英語でのパネルディスカッションってハードルは通常よりもぐっと上がるんだけど、自分の経験値を上げてレベルアップさせるのにはいい経験だった。会場からの質問はSlidoを利用して集めたりしており、いくつも質問が出た。

ちなみに、どうしてこういうセッションに出ることになったのか。それは、モデレーターのBenjamin氏から声がかかったから。
“SXSWeduに参加者登録してるの見たよ。こういうセッションやるからパネラーとして出ないか?” と。
Benjamin氏とは、昨年のEdTechXEuropeで一度会って知り合いになって色々と情報をインプットしておくことができたからだ。

世界の同じ業界関係者と交流しておくと様々な情報が入ってくる。すぐに何か利用できるようなものはそうそうないが、今後のサービスの参考になる部分は多く有益だ。

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