ゴジラからのゴーカイジャー

2012年3月19日の連投ツイートより


そうか!「ほうそうグリーン」は「ゴーカイグリーン」だったのか!目からウロコ。


先日の音響学会で「緊急地震速報チャイムができるまで」という作者自身による講演があった。あのメロディを作るにあたって,注意を喚起し,すぐに行動したくなり,既存のいかなるチャイムとも異なり,極度に不快でも快でもなく,聴覚障害者にも聞こえやすい,という条件設定をした。という話だった。

そういう背景を知って聞いてみると確かによくできている。G-C-E-A#-D#,G#-C#-F-B-Eという音の並びを鍵盤で叩いてみると,最後のD#とE音が緊張を与えている。

しかし,1年前からたびたびこの旋律にドキッとさせられてきたから,極度に不快でも快でもなく,と言われても,もはや不快クラスタに入りつつある。不快というよりは不安か。

ちなみにやはりその講演で聞いた話。原曲として,伊福部昭作曲「シンフォニア・タプカーラ」(初版)第3楽章冒頭の和音を利用。それを分解して上昇アルペジオに作り替えた。「シンフォニアタプカーラ」をYouTubeで検索するといくつか演奏がヒットするが,後の版には最初の和音はないらしい。

緊急地震速報メロディの作者は,その作曲家伊福部昭氏の甥,東大(元北大)の伊福部達先生である。叔父の伊福部昭氏は「ゴジラ」の音楽の作曲者として有名。


話はゴジラからゴーカイジャーへ飛ぶ。1年ほど前,長男にせがまれゴーカイジャーのキーホルダーをガチャガチャで取ってやった。緑色(ゴーカイグリーン) が出てきて,中央のボタンを押すと何か喋った後で「ゴーカイグリーン」と叫ぶ。ただし音質が悪いので何と言っているかはっきりと分からない。

そのキーホルダー。いつしか次男の自転車(ストライダー)のチェーン鍵に付けられた。あくまでもキーホルダー用途として付けただけなので,よもや次男がその中央のボタンを押して流れる声を聞いていたとは思わなかった。

半年ほど前だったか。次男がとつぜん「ほうそうグリーン」という言葉を発するようになった。放送グリーンって何? と聞いても次男は教えてくれない。

子供が発するそういう謎な言葉は,長男のときもいくつかあった。次男もこれ以外に「あたしごふん」(私5分?)という謎な言葉を頻繁に発する。とにかく「ほうそうグリーン」と「あたしごふん」は長らく謎のままであった。


つい先ほど。そのストライダーの鍵の付いたゴーカイジャーのキーホルダーを見つけ,なんとなく中央のボタンを押してみたら「ゴーカイグリーン」という聞き取りにくい声が流れてハッとした。そうか。「ほうそうグリーン」はこれに違いない。

残りは「あたしごふん」だな。この子は,母親の真似をしているのか,男の子なのに自分のことを「あたし」と言うことがある。4月から幼稚園に行くから,「あたし」と言うたびに「ぼく」と直してやるのだが,あまり効き目がない。

ま,あたしでもいいか。問題は「ごふん」とは何か。「ほうそうぐりーん」の謎が解けたいま,何としても「あたしごふん」の意味も知りたいのである。

「あと四~五分」か。なるほど。でもそんなこと言う状況あったかな。カップうどんなんて作らないしね。

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