学生今昔

2012年4月27日の連投ツイートより


少なくとも私の研究室の愛弟子達を観察している限り、決していまの学生達が勉強してないわけではない。ただ、むかしに比べると圧倒的に勉強量が少ない。それはなぜか。ゆとり教育で習慣が付いていないという説があるが、必ずしも当たっていないと思う。知的好奇心さえあれば、習慣など変えられる。

私が思うに、(1)いまの学生達は総じて裕福である。(2)周囲に誘惑が多すぎる。

裕福、と言うと、いや自分は貧乏学生だ、学費稼ぐために必死にバイトやってる。などと反論されるのだが、そういう学生に限って、なぜか高価なゲーム機やギターなどを持っている。

誘惑の横綱格は、インターネットと携帯かな。私の学生時代にはいずれも存在しなかった。

私の学生時代にもゲームセンターはいっぱいあったし、何度も行った記憶はあるけど、1回で使うのはたかだか300円くらいだった。もっと遊びたいと思ったけど、お金がないから仕方ない。

けっきょく勉強でもするしかなかった。もっとも、平日はほぼ毎日1コマから5コマまで授業があったし、土曜も午後まで授業があった。しかもそのうちの多くの科目で毎週膨大な量のレポートが出た。学部1~3年の頃は、毎年20冊ずつくらいレポート用紙を消費したはず。

私だけでなく、周りの皆がそうだった。もちろん当時も留年してしまう仲間がいたが、彼らの多くは自ら計画的に留年したか、単にちょっとだけ要領が悪かったのだと思う。

ま、昔話をしていてもしょうがない。いまの時代の学生達にどうやって火を付けるか。古風な考え方だが、背中で教えるしかないのかもな。

学問は楽しいということ。必死に勉強すれば必ず自分に返ってくるということ。結果的に幸せになれるということ。うーん、簡単なようで難しい。

Email me when ♪ OKAWA Shigeki publishes or recommends stories