「壊れていないなら直すな」(If it ain’t broke don’t fix it.)
要は余計な事をするな、というのがこの法則。
これは1977年、ジミー・カーター政権時に、OMB (行政管理予算局)の要職を務めたバート・ランスが唱えたもの。
元々この法則、政府が必要と思われる分野には資金を投下せず、必要のない分野にばかり投資していることを皮肉った言葉だった。
その後この法則は、日常のシステム、手法、手段が順調で効果が現れているなら、改良や変更など余計な手を加える必要はない、という忠告となった。