山で道に迷った!そんなときは?

ぎんときくん
3 min readAug 10, 2017

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ちょっとハイキングへ…そんなつもりで気軽に山に出かけ、遭難するケースは以外に多い。誰しも迷うつもりで行くわけではないのだが、不測の事態は起こりうる。

行く先の下調べはもちろんの事、比較的お手軽と思えるコースでも、軽く羽織る程度の上着や雨具、ペットボトルの水と簡単な非常食を用意しておくと良いだろう。

万が一に備え、火を起こせるようにライターやナイフなどもあると安心だ。

もしも不幸にして道に迷ってしまった時は、あせる気持ちを抑えてパニックに陥らないように。

スマートフォンなどを持っていて、電波が繋がるようならGPSや地図アプリなどで現在地を確認できるかもしれない。なにより連絡手段が確保出来るだけでも心強い。現在地がハッキリしていた方が捜索する側も場所を特定しやすい。

もしバッテリーが切れてしまったり、電波がつかまらなくて、現在地が確認出来ない場合は

見晴らしの良い場所まで『登る』。

沢筋を降りていけば、いずれ川に着くだろう、下りていけばふもとの道路にでるだろう、などと安易な考えで下っていきたくなるが、それは厳禁。滝や崖に行く手を阻まれ、身動きがとれなくなったり、最悪の場合滑落して死亡、なんてことにもなりかねない。

尾根づたいに登り、山頂が近づけば登山道を発見できる可能性があるし、登山道があれば他の登山客とも遭遇しやすくなる。

ひとまずは見晴らしのきく場所まで出て、自分がいる場所を把握するのが基本だ。

ただし、登る際も焦らずに適度に休息をとりながら。

暗くなって足元が見えなくなる前に、雨や風、寒さを防ぐ寝床を確保する。

体が入る程度の窪みに、枯れ木と葉っぱで屋根を作って下に落ち葉を敷きつめたり、広葉樹の下に落ち葉をかき集めるなどするといい。

夜は原則として動かないこと。

とりあえず、水さえあれば少なくとも3日以上は生きていけるので、無駄に体力を消耗しないようにする。

Originally published at ことよみ-kotoyomi-.

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