道の駅『南アルプスむら長谷編』

ぎんときくん
6 min readAug 28, 2017

--

夏の連休が終わりましたね…夏がキライなぎんときくんです。(*゚▽゚)ノ

8月12日~14日の4日間、短い休日をどこへ行こうか悩んだ末、長野へ行こうと思い立ったのです。

夏はキライです。

どこに行っても混雑が予想され、どこへ行っても灼熱地獄が待ち受けているのです。なのに遠出ですか。考えただけでもグッタリです。こんな時期に出掛けるなんて正気の沙汰じゃありません。クーラーで冷えきった部屋の方がずっと過ごしやすい。

でも、ほら、僕でもたまにはやる気になるのです。

夏っぽい事をしてみたいと思った。

途中の湖畔でテントを張り
イタズラに肉を焼き
ビールを飲み
小魚に似た疑似餌で魚をだまくらかそうとし

そういうものに私はなりましたよ。

テントの中は暑く
炎天下にビールを飲んだせいで肉はあまり食べれず

そんな状態の人間に騙される魚は一匹もいない。

そんな夏がキライです。

長野に行くのです。なぜ長野に行こうと思い立ったのか、今ではハッキリ思い出せません。あまりの暑さに正常な思考や判断力を欠いたのに違いない。道の駅をいくつか経由しつつ、辿り着いたのは

『道の駅 南アルプスむら長谷』

まったくもって暑さが厳しいです。
世の中も私に対して厳しいです。
なので私だけは私に対して甘く、優しくしようと思う。

まず目についたのは『りんごバームクーヘン』。

先日、道の駅伊豆ゲートウェイ函南で購入したスイカバームクーヘンが美味しかったので味をしめたに違いない。ぎんときくんは。

パッケージが赤です。信州産ふじりんごの赤。スイカバームクーヘンも手に持った瞬間ずっしりと重かったのですが、こちらもそれなりの重量感があります。

なんか幸福感。

だがこの『おみやげは重い方が有り難みがある』という考えはきっと間違っていると思うのです。舌切り雀でも軽いツヅラを持ち帰ったおばあさんの方が良い結果に繋がっているのだから、軽い物を選んだ方がいいのに違いないのです。
無駄に重いものは止した方が良い。

僕なら軽いツヅラを背負って、上に重いツヅラを乗せてもらい、両方背負って這ってでも帰りますとも。登山の時のリュックの荷重配分。軽いものは下、重いものは上。
そして途中のホームセンターで手押し台車を購入します。世の中には道具という人類の怠惰の具現があるのでそれを利用しないのは愚かな行為と申せましょう。

この信州産ふじりんごをまるごと包んだバームクーヘン、開けてみると楕円です。
餓鬼のお中のヘソを思い出させる風貌です。

さっくり割って見ると、看板通り芯を抜いたリンゴが丸ごと入っております。
原材料名にリンゴ蜜漬けとあるのでハチミツに漬け込んだものでしょう。香りはリンゴ。

シットリ甘めのバームクーヘン。
中心のリンゴが甘めでぎんときくん向けのお味。

更にふらふらと店内を徘徊していて見つけたのがこちら『天菜漬』。

ピン!ときました。これは美味いに違いない。そんなオーラを感じさせます。なんの根拠も有りませんがそんな気がするので購入します。

ちょっと大きめにカットされた野菜の醤油漬け。お味は甘さ控えめの福神漬といった感じです。(๑•̀ㅂ•́)و✧僕の勘もそれ程大きくは外れていない様です。まだ大丈夫。生きていける。

この道の駅南アルプスむら長谷に向かう途中、道路を横切る鳥がいました。
雷鳥です。

日曜日は温泉
月曜日は自転車に
火曜日は会社
水曜日は湖へ
木曜日は会社
金曜日は営業で外回り
土曜日はハイキング。

雷鳥はこんな風に一週間を過ごしているらしい。週休4日。

これ、初音ミクですよね?たぶん。

このようにして雷鳥は人間との共存を計り、一般社会と関わりながら日々の生計を立てているようなのです。

パッケージは白。一週間と言いながら販売されているのは日、月、水、土と4日分しかないのです。

労働している日には商品価値が無いらしい。

画像付きで曲が売り場に流れるのは反則だと思います。確かに販促なんですが。

…うまいこと言っちゃいましたか?僕?( ´ー`)

土曜日を購入しました。全部欲しいのですが爆買いはどこか別の国の人に任せます。

中身はクッキー。上にはホワイトチョコレート。9枚入り600円。

割ってみました。可哀想になりましたが同情はしますまい。弱肉強食の世界なのです。

お味は歯ごたえサックリのちょい甘目。
これもぎんときくん好みのお味でした。アット言う間に完食してしまいました。

他の曜日も我が手中に収めるべく、只今作戦計画を練っております(`・ω・´)ゞ

それでも

それでも夏が嫌いなぎんときくんでした。

Originally published at ことよみ-kotoyomi-.

--

--