大手チェーン系列店で100円で売られているハンバーガー、実際の利益はどれだけあるのだろう。
パティの内容で原価は変わるが、バンズ20円、パティ30円、ピクルス、オニオン、ケチャップ等は10円。
大手チェーン店の100円ハンバーガーの原価はおおよそ60円といったところ。
そこからさらに人件費・光熱費を差し引くと利益は5〜10円。
系列チェーンによってはパティを少なくする、バンズのグレードを下げるなど、多少の差はあるが、看板商品は赤字覚悟で売るしかないというのが実情のようだ。
だが、ひとつ特徴的なことは、ハンバーガーの他に、ドリンクなどのサイドメニューを加えてセットにすると価格が急にハネ上がること。
100円バーガーもハンバーガーセットになれ460円と500円近い値段になる。
ハンバーガーの100円を差し引くと、フライドポテトとドリンクで360円となり、ハンバーガーの方がドリンクやフライドポテトより安いことになる。
フライドポテトは原価30円ほど。ドリンクはメーカーの協賛品が多いため、原価は10円にも満たない。
100円のハンバーガーを単品で売って赤字となっても、ドリンクなどのサイドメニューとセットにして売れば原価率30 %の優良商品へと早変わりする。
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