これはfreee 19新卒Advent Calendar一日目の記事です。
はじめまして、freeeにエンジニアとして2019年新卒入社予定のスポーンです。
会計、人事労務などを扱うfreeeに関連して、自分がフリーランスとしてエンジニアをしているときに「給料未払い」という問題に直面したときの対策や知識を書いていこうと思います。
何があったのか
3年間勤めていた大学事務のアルバイトを退職し、コードを書いて働きたいと思っていた時にフリーランスの友人から「今業務委託で受けてるスタートアップで働かない?」と言われてフリーランスのフロントエンドエンジニアとしてジョインしました。
カードの引き落としが失敗しているので口座を見ると給料が振り込まれていませんでした。最初は「自分の請求書の不備かな?」と思いバックオフィス担当の方に聴いたところ、その人も振り込まれていないとのことでした。
すぐに代表に確認すると、「手違いがあって振り込めなかったから数日待ってほしい」と言われそこからずるずると日が伸びていきました。
フリーランスの給料
フリーランスは従業員ではないので、給料は業務委託費という形で支払われます。普通なら給料や残業代未払いの場合、まず労働基準監督署に相談しようという流れになりますね。
しかし業務委託の場合、それができません。
労基法が定める「労働者」の定義を要約すると以下になります。
・指揮監督の有無
・拘束性の有無
・代替性の有無
よってフリーランスは労基法が定めるところの労働者に該当せず、労基署に相談しても従業員よりも待遇があまり良くなく、給料未払いの際に従業員よりも後回しにされることがあります。(フリーランスには下請法があります)
解決
その後弁護士をちらつかせたりして無事に支払われました。
この件で労務上の法律をエンジニアであっても知っておくべきだなと痛感しました。
さいごに
一日目から少し重い話になってしまいましたが、freeeでフリーランスの人も仕事がしやすい環境を作るお手伝いができたら良いなと思っています。
さて、明日の担当はロードバイク乗りのsugiken_bikeくんです!楽しみにしてます。