常に一定の成果を出す人の特徴について、あるいは「あたらしいシゴト」の取り組み方

常に一定の成果を出す人がもっている三つの特徴

①他人を巻き込む
②手段を選ばない
③狂っている
彼らは、例外なくこのような能力すべて、あるいは突出したひとつをもっています。

①巻き込み力

「あたらしいシゴト」に取り組む場合、その定義からその領域における知識・スキルはゼロからのスタートになります。走りながら学習する姿勢を持っていることは当然として、それだけでなく彼らは他人を巻き込みます。

社内では、壮大に大きな夢や目標を語り、メンバーを鼓舞します。時には厳しく、時にはムードメーカーとして雰囲気を和らげ、メンバーを巻き込み成果を出します。

社外では、知人の知人はもちろん、赤の他人まで、じぶんが求めている能力を持った人物については、貪欲に追い求めて会いにいきます。

彼らはじぶん一人でできることのちっぽけさを知っています。

そしてじぶんに足りない能力をもった「赤の他人」をいろんな形で巻き込みます。

「あたらしいシゴト」は彼らにとっては乗り越えれらない大きな困難などではなく、あたらしく人を巻き込むための一つの契機でしかないのです。

2 手段を選ばない

・街で声をかけてきた居酒屋のキャッチを口説いて自社に入社させる
・これだとおもった人物については自社に入社してもらうために数年かけてでも口説く
・Twitterで一言声を交わしただけの知らない匿名アカウントを自社にスカウトする
このような事例は、枚挙に暇がありません。

彼らは、成果を出すためのやり方がひとつではないことを知っています。

彼らは、常識的でない、ひとが思いもつかない、あるいは思いついても実行しない、まったくあたらしい取り組みにも、果敢に挑みます。

プレッシャー、承認欲求、達成のための焦燥感、彼らを突き動かすものはさまざまですが、彼らはあらゆる葛藤を糧にして成果にこだわり、手段を選ばず大胆に取り組みます。

競合他者がつぎの一手に躊躇しているとき、彼らはすでにそれをやりとげているでしょう。

③狂っている

・23時まで勤務し、帰宅後4時まで個人的なサービスの開発を行う
・数億円のキャッシュを手に入れても向上心が尽きない
・常にあたらしい事業のチャンスを探しており、会うたびに新規事業案を提案してくる

「仕事≒苦しくできれ避けたいもの」という感覚が一般的にマジョリティであることを考えると、彼らは十分に狂っていると言えます。

しかし彼らにも、非効率的な作業、本質的でないプロジェクトなど嫌いな仕事はあります。

しかし彼らは好きなものを仕事にしています。

もしくは好きでない仕事を、好きな仕事になるようにコントロールしたりもしています。

彼らは、仕事と仕事でないことの境目がありません。

常に仕事に取り組み、そして常に仕事に取り組んでいません。

楽しくかつ猛然とはたらく彼らは、「あたらしいシゴト」のあたらしい課題すらも、問題と感じてはいないでしょう。

ぼくたちは「あたらしいシゴト」にいかに取り組むべきか

1 遠慮なく他人を巻き込もう、ひとは意外と頼られたい
2 手段を見直そう、もっといいやり方があるはず
3 狂えるほど好きなことを仕事にしよう、もしくは仕事を好きになろう

昨日のスキルが今日は使えないあたらしい世界では、表面的なスキルによる格差が縮小され、より本質的な動きによる格差が拡大されるはずです。

私は 、そもそも集中力のなさに悩むという行為自体が間違っていると考えています 。集中力を要するような仕事をしている時点で違うのです。
中島聡 著 「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」

勝負はすでにメタなレイヤーで決まっているのかもしれません。