去年までデンマークに留学していたのは以前ブログにも書いた通りですが
デンマークに渡航中にアショカのアメリカ渡航プログラムへの参加が決まったので1月に日本に帰国しました。

打ち合わせや英語の勉強など渡航に向けた準備を進めていたのですが、残念ながらコロナウィルスの影響でアメリカの渡航はなくなってしまいました。

アメリカの渡航がなくなったのでデンマークでの留学を継続しようとしたところ、デンマークでは感染が落ち着ついてきたということで学校から入学の許可が出ました。

合格の通知を受け取ったのが6月の中頃で学校が始まったのが7月23日なのでなかなかの強行作戦でしたが2回目の渡航ということでスムーズに準備が進み、無事デンマークにつきました。

コロナウィルスのために自宅受験になった放送大学の期末試験も出発前に無時に提出しました。

さて、いま私が滞在している学校は internationa peoples college という学校です。

去年私が滞在したフォルケホイスコーレは50人くらいの小規模なものだったのに対し、今回の学校は100人規模の学校です。

また前回は16歳~19歳だけの生徒を対象にしたユースだったのに対し、今回の学校は17.5歳~上は年齢制限がないのでとても幅広い世代の学生が集まっています。

中心は18歳~22歳くらいですが30代や40代の生徒もいます。
英語で話していると年齢というのを特に意識しないので年齢差があっても親しくなれるが面白いところです。

そしてなんといっても最大の特徴は名前からもわかる通りとても国際色が豊かな学校ということです。
今回はメキシコ、ベルギー、日本からの生徒がそれぞれ大きな割合を占めていますがそれ以外のヨーロッパやアジア、北アメリカからもたくさんの生徒が来ています。

授業もそれに応じて国際平和や人権、紛争解決などといったインターナショナルな問題に取り組む授業が数多くあります。
無回転卓球では今までも垣根を超えた交流を促進するスポーツとしての活用を目指してきたので、それを具体的にどう進めていくかをこのような授業を通して学ぼうと思っています。

そしてもう一つの重要な学びは同じ仲間からの学びです。
20・30代の人は仕事を経験していてすでにNGOやNPOで働いていた経験のある人たちもいるのでそういった人から実体験を聞けるのはとても勉強になると思います。

例えば先日はデンマークの福祉について学ぶ機会があったのですが
あえて一般的な話題ではなく高福祉国家デンマークに存在するホームレスの問題を話しました。

先生は以前ソーシャルワーカーとして働いたことがる人で、今はフォルケホイスコーレの先生をしながら同時に世界中を旅しています。

デンマークのホームレスはドラッグ中毒やアルコール依存症人が多いこと、他人に助けを求めずに一人で抱え込んでしまう男性が大半で、セーフティーネットにかからないため支援が難しいことなど、幸せの国デンマークの陰に隠れてしまっている人たちのことを学びました。

また犯罪というものに目を向けると、デンマークでは生活が苦しく窃盗に走る人が多いことが分かりました。

また犯罪の再犯率も高く、デンマークでも刑務所から出てきた後に社会になじめない人がたくさんいて一つの社会問題になっています。
刑期終了が近い囚人が一般人と一緒に暮らす施設などが解決策として模索されていることも学びました。

今回学校が正式に始まるのは8月13日ですが夏の間は3週間英語の準備コースがあり今はそれに参加しています。

午前中はレベル別に分かれた英語の授業を受け、午後はデンマークの文化について英語で授業を受ける形です。

夜には映画を見たりスポーツをしたり、トランプをして交流します。
また市街地まで比較的に近く、コペンハーゲンにも45分ほどで行けるため週末はいろんなところを探索しています。

世界中でまだオンライン授業だけを行う学校も多い中でこのような学び方を継続できるのはとても幸運だと思います。

12月までの4か月間、それを余すところなく使って充実した学びにしたいです。


緊急事態宣言は解除されてからしばらく経ちましたが、みなさんどうしていますか?
感染が再び増加している地域もあり、感染予防をしたうえでの活動が課題ですね。

さて、私の地元の町では3月以降は感染が確認されておらず、学校なども始まっています。
そこで、5月に実施予定だったがコロナで延期になってしまった無回転卓球ラケットの製作教室を、地元の教育委員会と共同で13日に実施しました。
これは1年を通じて町内の小学生、4~6年生を対象に行われる地域再発見プログラムのなかで、無回転卓球が2回分を担当する形です。
今回は通年のプログラムの最初ということで、メンバーの顔合わせや仲良くなるためにもとても重要な第一回目でした。
参加者は全員マスク着用、手の消毒、検温、お互いの距離の確保など感染対策を行いながらの実施です。コロナの影響で学校自体も6月に始まったばかりとあり子供たちは戸惑いがあったと思います。
学校では距離を取ることの徹底などがはなられているので新学期が始まっても友達と仲良くなるのが難しい状況のようです。
ということで当日は最初にレクリエーション行うことで学校や学年を超えて仲良くなれるようにし、だんだん緊張もほぐれ慣れてきたところで無回転卓球の講座に移りました。

無回転卓球についての説明では、卓球を中学校3年間やっていたからこそ見つけた疑問や気づきが無回転卓球の考案につながったということ、この無回転卓球は誰でも年齢や経験、運動神経にかかわらず楽しめること、そしてその普及活動については今までの大会でのエピソードやアショカのことについても交えて話をしました。
そして一番子供たちの身近なこと、つまり参加してくれた子たちのおじいちゃんやおばあちゃんが元気に長生きできるために無回転卓球がとても効果的だということも伝えました。
ざっくりとした紹介だったのでわからなかったり、疑問が残ったところもあったかもしれませんが、何かがみんなの心に残ってくれたらと思っています。

さて、紹介の後は実際に無回転卓球の製作に取り掛かりました。
今回製作したのは大会で使うような本格的なラケットではなく、簡単に作れるように市販のラケットとフエルトを貼り合わせるという自作スタイルのラケットです。
用意したたくさんのカラーのフエルトの中から、自分で好きなカラーを選んでオリジナルラケットを作ります。
時間的な制約もあって今回はラケットにフエルトを貼って切るだけなので、最初はあっという間に終わってしまうか心配でした。しかし以外にも粘着タイプのフエルトがハサミにくっついてしまったりして、結局はちょうどいい難易度になったのかなと思います。自分のほかにも教育委員会のスタッフの人がフォローに入ってコツを教えたり見本を見せることでみんな貼り終えることができました。
フエルトをラケットに貼り終わったら今度はデザインです。
用意したマジックでラケットやフエルトに自分の好きなキャラクーを書いたり、色を塗ったりして世界に一つだけのオリジナルラケットに仕上がりました。
最初のあいさつで教育委員会の方が紹介してくれた際に「今日の講師の方は無回転卓球の世界的権威です」と紹介してくれたせいか、作り終わったラケットにサインしてくれるように頼んでくる子もいました(笑)
自分が始めたことなのでたしかにそういう見方もできるのかもしれません(笑)

最初に好きな色のフエルトを選ぶ


緊急事態宣言がついに解除されましたね。

第2波に襲われているところもあり予断を許さない状況ではありますが、少しづつ様々なところでウィルス対策を講じながらも活動を再開する動きが出てきています。

みなさんはどのようにお過ごしですか?

先日まで続いていた外出規制の中、自分は映画や本を読んで過ごす日々を送っていました。

視聴したたくさんのうち一つに始まりへの旅とという映画があります。 アメリカの奥深い森の中で暮らす家族を描いた映画です。親の強烈な思想の元、学校へは通わずに勉強は本を読み、運動もロッククライミングや格闘術の訓練をして暮らしています。子供の一人がアメリカのトップ大学へ合格しても、お父さんからは「大学に行っても学ぶものなんてない。すべてもう本で読んだだろ?」といわれてしまうほどです。

現代文明への皮肉がいろいろと込められいてとても面白い映画でした。この映画の中でチョムスキーのことが何度か出てきて、大学でもいま教育関係の授業を取っているのでこの機会にチョムスキー教育論という本を読んでみました。なかなか読み応えのある本で1回読んだだけでは完全には理解していませんがすごい興味深かったです。

彼は生徒を空っぽの器ととらえてそこに知識を詰め込むのではなく子供が本来持っているものを伸ばすのが教育だととらえています。先生から言われた通りに知識を記憶してテストの時に解答用紙に吐き出すという作業ではないということです。

反対に常に物事を批判的にとらえることこそが大切だとしています。これに関していえば、チョムスキー自身が右左を超えてアメリカの外交政策、そしてそれを都合よく伝えるメディア・知識人を厳しい目で見ています。

リベラルなほうのケネディのこともキューバでのCIAの工作は明らかなテロ行為であるし、ベトナムへの侵略も国際法の違反であると追及しています。

イラク戦争などについていえば、自分も映画などでみてきましたがいつも問題にされているのは大量破壊兵器がないのに侵略したことでした。これはチョムスキーから言わせれば「もし大量破壊兵器があれば侵略してもよい」とすることになり、そんなのはおかしいといっています。アメリカ側であるイスラエルは核を保有しているわけですから。それが周辺国を刺激して武装に走らせている。

9/11についても、タリバンはそもそもアメリカの支援の下でできたわけで、ビンラディンの気に障ることをアメリカがしたから矛先が変わっただけだと言及しています。これは日本で目にする現代史の本ではかなり一般的な解釈かもしれません。

アメリカと敵対する国をたたこうとするときはすばらしい愛国心をもつ反政府組織として支援するのに、アメリカに歯向かった瞬間にテロ組織認定というわけです。

こういった矛盾があるにもかかわらず、私たちには知らず知らずのうちにメディアや教育を通じてプロパガンダが刷り込まれていると彼は主張しています。

以前留学生の話としてアメリカの学校では授業で繰り返し真珠湾攻撃のことをやると聞いて驚きましが、この本ではアメリカの学校で先住民への扱い方がでてきました。

アメリカの教科書では先住民の虐殺をした指揮官が英雄のように教えられる、と。

日本でも最近教科書における慰安婦や南京大虐殺をめぐって議論が起こりましたが、さすがにそれを自慢するような記述は想像できません。

つまりは勝者の側だから何でもありというわけです。

彼は本の中でアメリカの状況について述べていますがこれはなにもアメリカだけの問題ではありません。私たちは自分が暮らしている社会や普段接しているメディアの情報、教育によって物事を見る視点が絶対影響を受けています。

特に日本の学校は進むスピードが速く、疑問を持ってなんかいないで先生の行ってることを従順に覚えるほうが効率的です。

しかし大人になれば市民の一員として政府が発表すること、メディアが言うことをしっかり見極めていかなければなりません。

簡単なことではないかもしれませんが、実践していきたいと強く思いました。


最初は都市圏だけに出された緊急事態宣言が全国に拡大され、GWも自粛ムード。
学校も秋入学が議論されるなどコロナの影響が拡大しています。
みなさんはどうお過ごしですか?

自分は放送大学が通信制ということで試験などに少し混乱がありましたが今のところはなんとか授業ができています。
コロナでイベントの開催が難しい状況で、今は大学での勉強のほうに集中しています。
以前は活動と両立するために少なめにしていた履修を今回は増やしました。
今学期は特にマーケティング、経営、組織心理学など中心的に学んでいます。
無回転卓球は現時点では大きな組織ではないですが、今後を見据えてそのような組織をどのように束ねていくのかというところでとても参考になるものです。
本やインターネットでもこういう情報はいくらでも出てきますが、信ぴょう性という意味で大学での授業というのはやはり価値があるのかなと思います。
今はだれでも本が出版できインターネットで好きなことがかけてしまいます。
大学の授業は概念的で少し具体性に欠けたり時代的に少し古かったりしますが、良くも悪くも学問として確立されているものです。
また放送大学は一般教養を重視しているために個別の分野を深めるのには限界はありますが、それは今後必要によっては他大学やまたは大学院で深めることができると思っています。
コロナで活動ができず自宅にいる間は勉強に集中してインプットを増やすことで、コロナが落ち着いたときにそれを存分にアウトプットする考えです。

また無回転卓球のほうは5月6月には地元の小学生を対象に無回転卓球のイベントを計画していました。
教育委員会と連携して地元小学生に自分が住む町について再発見してもらうことを目的として実施しているプログラムです。
自身も小学生の時にはプログラムに参加し地域について改めて理解を深める機会になったので、今度は自分が紹介できる立場になれるのはとてもうれしいです。
むろん、私の町でもコロナが確認されていて休校も続いているなか、開催はわからない状況です。
緊急事態宣言が5月末までに延長される見通しのいま、イベントも延期される可能性のほうが高いと思います。
しかし延期していつかは実施することになるという考えのもと準備を進めています。
国を超えた物流がストップしてラケットの確保が難航するなど慣れない問題にも対処しなければなりませんでしたがなんとか準備しているところです。
地元発祥のニュースポーツとして紹介するのももちろんですが、そのストーリーを話すことが少しでも小学生の刺激になればと思います。
自分自身もまだ大した経験をしたわけではないですが、同年齢の地元の高校生とは少しだけ違った道をたどってきました。
それが小学生に少しでも違った世界をのぞく時間になればと思っています。


今月はYCXのプレゼンのリハーサルがあり、参加メンバーでプレゼンを聞きあえた他、貴重なアドバイスもいただきました。
noriとTakuyaのプレゼンを聞き、またその後にも本や映画で出てきた関係でこのところは教育についてまた考えていました。
日本の学校は知識を吸収するのに特化していてそれはすごいけど、それをもとに考え、意見を持つに至っていない。また知識も年号や言葉の羅列に終わってしまっている場合も多いと思います。
noriとTakuyaだけではなく日本中でいろんな議論がされていて、それぞれがあ自分の信念をもって教育を変えようとしているんだと思います。
それはすごく尊敬するし、僕もメインストリームであるところを変えればそれはとても大きなインパクトだと思います。

しかし自分は「みんなが行く学校」をよくするという時点で今の教育にとらわれてしまっている気がします。
子供の学力が高いことが有名なフィンランドは、学校にいる時間を短くし、宿題を出さなくすることでその学力を地位をつかみました。
つまり学校以外での学びの機会、自由時間を増やしたのです。
これが自分の今の時点での答えです。
放送大学という進路を広めることで若者が自由な時間を持てるようにし、それを使って各自が自分なりの学びを展開していくのです。

確かにこれは大きなチャレンジでもあります。
学校に行っていればたしかにいやいやでも一応勉強はしますが、自由になれば何もしない人も出てくるかもしれないので無責任な気がします。
しかしみんなが同じ学校にいって同じ勉強をした結果が均質な子供の育成に繋がったのではないでしょうか。
これは一つの教育形態だし、工場労働者がたくさん必要だった昔は従順で規則を守れて決まりきった仕事をしてくれる人材が必要だったので理にかなっていました。

しかしもうその時代は終わりました。
自分は何も日本中の生徒を放送大学に鞍替えさせようとしているわけではありません。
放送大学というメインストリームではない選択肢を選ぶ人がもっと増えることで日本の若者に多様性が出てくるということです。
しかも放送大学は飛び入学によって自由な時間が増えるので「学校以外での学び」がたくさんできます。
サークルで社会人の人と会っていろいろな刺激を受けたり、海外にいって日本という国について改めて考えてみたり。

世界政府というアイディアを聞いたことはありますか?
世界で一つの統一政府を作ろうというもので、世界が一つになれば国同士の戦争もなくなるしよさそうな気がします。
しかしその世界政府がよければいいのですが、もし悪ければどこにも逃げ場がなくなってしまいます。
それと同じで学校教育もみんながみんな同じ教育を受けた場合、その教育がよければいいですがもしだめだった場合にその教育を受けた若者が全滅では困ります。
たくさんの進路があることで、そのうち一つがダメでも大丈夫です。
そのたくさんの進路の一つとして自分は放送大学というのを広めていきたいと思います。
実際にいまは本の取材も受けています。高校生に多様な進路を紹介する本で、コロナウィルスの影響もありオンラインや通信教育に注目が集まっているのでたくさんの人に読んでもらえればと思います。
いままでは取材を受けて終わりでしたが、今回は無回転卓球のwebサイトに放送大学についてのページも作成中です。
本を読んで興味を持った人が実際に入学できるように詳しい情報を発信していきます。

コロナウィルスで学校が休校になる中でyoutubeで小中学生向けに授業をやる人がいたり、子ども食堂で支援したりとたくさんのひとが知恵とアイディアを持ち寄ってこの状況を乗り切ろうとしています。
大学などもオンラインで授業を公開しようと頑張っているそうですが、急なだけに簡単にはいっていないようです。
放送大学は元から通信教育ということでこの混乱の中ほぼ通常通りに勉強できています。
今から大学生に放送大学に切り替えてもらうことはできませんが、放送大学と単位互換制度を持っている大学ではいま放送大学で勉強しておけば単位を確保できます。
そういった点でもこれから発信を続けていこうと思います。


今月は2月16日に学生団体おりがみと協力して無回転卓球のイベントを千葉県で行いました。
折り紙は東京オリンピックを目標にスポーツイベントを開催しそれでオリンピックを盛り上げ、ひいては異文化交流・地域スポーツなど様々なインパクトを生み出そうとする団体です。
以前も一緒に千葉駅を利用して小学生や障がい者の方を中心にイベントを行った経験がある団体です。今回は大学生を中心に無回転卓球を楽しんでもらいました。
夏のオリンピックをひかえ各地でスポーツイベントが盛り上がっています。
今までスポーツにそれほど関心がなかった人たちもこれを機会にスポーツに関心を持っているので、今こそ無回転卓球を体験してもらって、ひいては日常的な運動習慣と健康増進につなげていきたいと思います。
5・6月には地元の教育委員会と協力して地域の小学生を対象にしたイベントの開催も決定しました。
今度は無回転卓球ラケットの製作から入り、体験だけではなくプラスαの面白さを味わってもらえるよう計画中です。

またコロナウイルスの関係で残念ながら延期が決まってしまいましたが、
アショカのプログラムでアメリカに行くのに合わせアメリカの社会起業事情について勉強しました。
自分も大学生ということで強烈な印象を受けたのがteach FOR AMERICAという大学生によって設立されたNPOです。
アメリカの優秀な大学生に厳しい選考を課し、それを通った精鋭をアメリカの貧困地域に派遣し2年間学校で教師をさせるという活動です。
この貧困地域の学校で教師をするという難題をこなす高い意欲と問題解決能力を買い、終了後大学生は一流企業からオファーが殺到するそうです。
そして何よりも大切なのは2年間の勤務を終え企業や政府など様々な分野に散らばった後も彼らは教育に対する高い関心を持ち続け、それぞれの分野でアメリカの教育をよりよくするのに一役買ってくれるということです。
そんなNPOですが最初はやはり試練の連続でした。
比較的中流の家庭に生まれ教育機会にも恵まれた自身は大学で経済的格差による教育格差を実感します。
恵まれた環境で育ち教育を受けた学生は楽ではないにしてもそれなりに勉強すれば単位が取れるのに対し、経済的に恵まれずに苦学してなんとか大学に進んでた学生は大学でも苦労します。
そして卒業を目前にして「何の仕事に就きたいかわからない」そんな課題を抱え、自身が感じた教育格差解消を目指し活動することを決めます。彼女には同じような課題を抱えるのは自分だけではないという確信がありました。
そしてその理念に共感し賛同する者を集め、なんと一年目にして2億円を調達。全国から8000人の応募を受け(選考し実際に赴任するのは800人)「スタートを大きく切り、最初から全米的な活動にする」をモットーに活動を開始します。
大学生が始めたこのNPOは大学生の希望就職先ランキングでトップになるなど、今ではアメリカ有数のNPOです。

teach for americaのストーリーはとても大切なことを教えてくれました。
それは夢を語り続けることです。
自分はちょっと恥ずかしかったりもしますが、夢を語ることで回りにそれに共感し賛同する人が集まってきてそれがやがて大きなムーブメントになる。
一人でできることには限界があります。
でも自分と同じ夢を共有し、それを一人一人が小さなことで実行することがやがては社会を変えていくのです。
teach for americaの代表は大学のネットワークを生かし自分の夢をたくさんの人に広め、活動に必要な莫大な資金も可能な限り人に会いteach for americaのことを伝えることで集めました。
当初から赴任する学生に給料を払い、彼らに研修なども実施していましたがそれをまかなえる資金を常に集めていたのです。

アメリカは小さい政府により公共のサービスが補えない部分を補おうとNPOが盛んです。日本でもNPOが増えてきていていますが、今の日本の財政状況を鑑みると今後はますます国や自治体の代わりにNPOや市民の手でやっていく必要が出てくるかもしれません。
そんな時にアメリカのNPOから学ぶことはたくさんあると思います。
本やインターネットで調べられることはもちろんですが、秋に延期され少し先になってしまいましたがアメリカでのアショカプログラムでは実際に自分の体で勉強してくる構えです。
引き続き応援よろしくお願いします。


27日に千葉県の地域新聞さんの取材を受け,3月6日に掲載される予定で多様な進路というテーマで放送大学や海外へ留学した経験などを話しました。

今回は取材を受けた関係で進路についてもう一度深く考える機会があったので改めて放送大学について自分なりにまとめてみました。

アショカでお会いした人でも放送大学という進路に興味を持ってくれた人がいたのでこのブログで少しでも理解の役に立てばと思います。

自分は父が以前フリースクールの活動に取り組んでいたりと教育については家族で話すことも多々ありました。

小中と普通に公立学校に通いましたが勉強に関しては本を読むのが一番の勉強だから学校では最低限の読み書き計算を習えばいいという方針でした。

しかし親から勉強しろと言われないのが逆に働いたのか、6歳上の姉も自分もいつも成績は学年でトップクラスで、中学3年生の進路選択では進学校も選択肢に入っていました。

しかし姉は高校見学つまらなそうに授業を受けている生徒を見て、田舎の学校ということで中学校からそれほど交友関係も変化がないことも予想でき、ほかの進路について検討し始めました。進路選択ギリギリの時に放送大学を見つけました。

16歳以上ならだれでも入学することができ入学試験もない。通信制というスタイルによりいつでもどこでもスマホさえあれば勉強できる。

そして放送大学はなんといっても16歳の中学卒業後の段階で入学することでメリットが最大化します。

卒業要件である124単位を普通通り高校を卒業し入学し22歳までの4年間で取るところを、15歳で入学した場合22歳での卒業を目標とすると7年間というをかけて124単位をとれるので平均勉強量が少なくて済み、平日に一日一科目(45分授業視聴・テキスト読み込み)を継続すると5年間で124単位を取ることができます。7年間あるところを5年で終われるので途中または最後にその時間を自由に使えるということです。

また通常でも平日の一日に1時間勉強するのでそれ以外の時間自由に使うことができます。

姉はその時間を活用して15歳でアメリカ、16歳の時にカナダ、18歳ではヨーロッパを回るなど世界を旅して学校では得られない生での人生勉強をしていました。

語学を英語だけではなくエスペラント語(世界共通語を目指して作られ、世界で100万人の話者が居、ネットワークを形成している。)をマスターして世界大会に参加し海外でいろんな人と出会い、それをきっかけにデンマークに滞在しデンマーク語も習得し、気づけば4か国語を操つるまでになりました。

自分も自由な時間を使いいま無回転卓球の活動に取り組んでいます。

放送大学に入ったおかげで無回転卓球の活動ができ、またその両方で高校に通っていただけでは絶対に学べないことを勉強することができました。

特に放送大学は全国に自分のような10代から上は70代までの幅広い年代の9万人の学生がいるためオンラインコミュニティで、そして全国にある学習センターで様々な出会いがあります。

出会いに関して言えば、無回転卓球の海外での普及に向けブログでも書いていた通り12月までデンマークに留学していました。

そこでもグローバルスケールの様々な出会いがありましたがこれも放送大学に入っていなかったらとてもデンマークに行けなかった、もしくは行くことを思いつかたかったと思います。

放送大学に入ったおかげで自由な時間ができ無回転卓球の活動に打ち込みことができアショカのYVにも選ばれて来月はアショカのプログラムでアメリカに行くなど貴重な機会に恵まれました。

普通の高校や大学に通いながら活動している人もいてとてもすごいと思うのですが、自分は普通の高校に言っていたら受験勉強と部活三昧になってしまい、友達も中学から同級生に囲まれて新しい出会いもない。

とても社会問題の解決などに目覚める機会はなかったともいます。

自分は世界中のどんな人とも差がなく平等に与えられた時間という資産。

それを放送大学に進学したことで手に入れました。

これからもその恩恵・メリットを存分に使って無回転卓球の活動をやっていきたいと思います。


8月にスタートしたデンマークでの留学。
今まで4ヶ月間たくさんのことがありました。
日本人が自分一人という環境で英語が唯一の共通言語という中、準備してきたとはいえやはり最初は英語に難がありました。
まずはデンマークのアクセントになれるのが大変で、何度も聞き返すことが度々ありました。
自分もアクセントが強かったらしくやはり理解してもらえない。
もちろん友達はデンマーク語の方が楽なので途中で英語ではなくなって会話に付いていけないこともありました。
しかしそんなかも自分のために会話がデンマーク語になると英語に直してくれたり、根気強く自分の英語を理解しようとしてくる友達のお陰で少しずつ上達し、いまでもわからない単語を聞くことは度々あるし、ネイティブ並みに速くしゃべる彼らに付いていくのが大変なときもありますが、それでも間を見て割り込んで会話に参加し話せるようになりました。

さてではデンマークで何を学んできたかですが。確実に言えるのはお互いの文化や習慣を重んじるうえで違いを受け入れる力がついたと思います。
いま思えば日本ではみんながひとつの教室に座り、同じ制服を着て、髪の色もみんな同じで、ほとんどの生徒は日本人となれば小さな違いでも目についてしまうでしょう。
でもフォルケでは宗教が違い、出身地が違い、服装も自由で、髪の色なんてそれこそ金髪から天然のブルーの子がいたりとバラバラでした。
そんななかでみんな「人をジャッジしない」「人のことにいちいち口を出さない」逆に「誰かなにかいってもそんなの気にしない」という精神をもっていました。
日本は特に世間体や周りからの目を気にしすぎる社会のような気がします。
学校で数人学校が嫌になって自分も休んだことがあるよという友達が笑いながら話してくれましたが、周りからどう思われるからとかは全然気にしなかったと言っていました。誰がどうこういおうとそんなのどうでもいいじゃん、と。
学校の先生も親も周りの大人も社会も自分の将来にたいして責任は持てないんだから。
学校でも最初は自分がどう見られているかをつい気にしてしまい、周囲の人のこともジャッジしてしまいがちでした。
学校ではダンスをしたり歌を歌う機会があるのですがみんなダンスや歌を楽しみ、それにたいして上手かろうと下手だろうと誰も周囲がからかったりしません。
そんな環境のお陰で最初はシャイだった子もどんどん伸び伸びと生活していました。
でも最近は他人の選択を尊重し自分のことにたいしても周りの意見ではなく自分に素直になったきがします。
どれによって改めて日本の良さも分かったし、逆に世界から日本がどういう風にみられているのかを学ぶことができました。日本に住むことは全然悪くないと思うけど一回そとの世界を見てから決めてほしいなと。

マイケルムーア監督による世界中の様々な国の良いところをアメリカに持ち込もうという映画があったのですが、そのように日本の素晴らしいところを守りつつほかの国の良いところを学んでこの国をよりよくしていくことが重要だと思います。
自分がいつも思うのが、いくつかの選択肢から選んで決めるのはいいけど、ほかの選択肢を知らずに決めてしまうのは勿体無いなと。

フォルケは全寮制の学校なので友達を作るには最適です。
生徒も普通の大学生や高校生ではないです。
友達から離れて1年間寮生活をするのでそれなりに自分を持っていてちょっと変わっている。
考えてみればわかるでしょう。
普通の学校で順風満帆な生活を送っていたらそんなことは考えないでしょう。
将来に何をしたいかわからなくて悩んでいたり海外の文化を学びたいという冒険心を持っていたり、もっと友達を作りたいだとか。
そんな思いを抱えた生徒が集まる学校なのでとてもユニークだし、とてもエキサイティングです。
でもデンマーク人は性格的に少し日本ににているところもあるので友達を作ったり一緒に生活するうえでとても楽だと思います。
自分が優れているぞアピールはしないし、どちらかというと謙遜するくらいです。こちらの話もわりとしっかり聞いてくれる。
自分も今まで日本では出会うことができなかった友達に出会えました。
日本にいるときは自分の悩みや意見をつい一人で抱え込みがちですがフォルケの友達とはどんなことも話すことができました。
4ヶ月間という短い期間でしたが、この仲間とは一生連絡を取り合えるような関係だと思います。
逆にいうとみんな別れを意識したからこそ充実した時間を過ごせ、深い関係になれたのかもしれません。
最初は寮生活、留学という感じだったフォルケも終わる頃には家になっていました。
最初は自分を飾っていたような部分もあったけど、最後に自分のありのままでいれたそんな学校でした。
今までとてもよくしてくれた友達、そして先生に感謝を伝えたいです。

これからも今回の留学をどんどん生かして活動していきます。


デンマークに留学した理由の一つが無回転卓球の海外普及活動です。今回はその進捗状況を書いてみました。

学校には日本から無回転卓球のラケットを持っていき、以前のブログでも紹介した通り学校初日からみんなで無回転卓球をしました。学校初日。泊まっていたホテルから学校に行こうとするとなんとバスがなく、さらに先生に迎えに来てもらおうと電話をするとまったくつながりません。そんななかやっと電話が繋がり迎えに来てくれたら現れたのはなんとタトゥーを入れた筋肉隆々の先生。そんなこんなで緊張の連続で、学校についてからも友達が作れるか不安でした。最初はやはりみんなお互い初対面で気まずかったのですが、でもそんななか卓球台を発見し男子数人で無回転卓球をするとみんなが集まってきてまだ名前も知らない子とも打ち解けることができました。デンマークは英語を話せる人が多いとはいえやはり話せない人もいます。スペインから来た留学生の友達は英語が苦手でなかなかコミュニケーションに入ってくることができず、ほかにも難民としてデンマークに来るも英語デンマーク語とも1年しか語学学校に行っておらずやはり英語に難がある子が何人かいます。しかしいつも無回転卓球をしていて言葉を交わすのが難しくても大の友達です。もちろん自分も留学初日は英語になれていません。そんななかでも無回転卓球のお陰で言葉を交わさなくても仲良くなれたのです。言語や国籍、人種などに関係なく楽しめるスポーツの凄さを改めて感じました。その後もほぼ毎日学校で無回転卓球をやっています。大学生が合宿に来た時みんなで無回転卓球をやっていったり、先生が友人を学校に招いたときに紹介してくれたりと学校に出入りする人が代わる代わる体験していってくれています。

先日は週末に校内卓球トーナメントが企画され無回転卓球のラケットを用意し試合をしました。いつも遊びでやっているのですが、いざ試合という形で勝ち負けがあり、先生が賞品を用意したこともあって緊張感が増して得点のたびに盛り上がりました。

また先週末に開かれたファミリーデイでも無回転卓球を紹介しました。ファミリーデイは家族を学校に招待して普段授業でやっていることの紹介をしたり学校生活を体験してもらう日です。各授業ごとにプレゼンや授業で作った創作物を披露しました。また企画の際に無回転卓球を提案し、無回転卓球の紹介タイムを作ってもらいました。普通に過ごしていると各家族ごとにまとまってしまってせっかく学校で集っているのに終始居心地が悪くなってしまいます。雰囲気をほぐして初対面同士でも打ち解けるのにスポーツは最適です。ほかのスポーツと比べ無回転卓球は激しすぎす、かといって盛り上げれる熱さがあります。生徒とその保護者を含めた10人でテーブルを回るゲームを行い、普通の卓球の1対1と違ったトリッキーにしました。見ている人も盛り上がって全員に無回転卓球の楽しさを伝えることができたと思います。

また今月は地元の南伊豆でも無回転卓球のイベントを開催しました。町の教育委員会主催で開いている小学3年生から6年生を対象にしたプログラムで無回転卓球を体験してもらいました。子どもたちがとても楽しんでくれ、地元発祥のニュースポーツということで知ってもらうことができたと思います。これからもいろんなイベントや企画の際にアイスブレイクや一コーナーとして無回転卓球を実施すればより多くの人に楽しんでもらう機会を作れるはずです。これからも少しずつですが一人でも多くの人に無回転卓球の楽しさを伝えるために頑張っていきます。


一般的な科学者は普通の人と同じくらいの趣味を持つが、ノーベル賞を取るような科学者は一般人と比べて2~3倍にも上る趣味を持つ。

これはただ趣味をたくさん持てという単純な話ではなく、様々なことをやっているとその数だけ物事を見る軸が増えて視野が広がるので、客観的かつ柔軟な考えを持つことができるようになり、その結果想像性に富んだ仕事を成し遂げられる。

そんな話を本で読んだのですが、デンマークに来てからこの国の社会システムはまさにこれを体現しているなと思いました。

デンマークでは大学まで教育が無償ということもあって日本と同じように高校を卒業して大学に進む人が多いのですが、欧米のそれに同じく大学で専門知識を学び、それを生かして仕事を見つけるという点で日本と違います。

日本では偏差値の高い大学に進学し、働くスキルは就職後に企業で身に着けるというスタイルがまだ根強いのではないでしょうか。

つまりデンマークでは学びたい勉強がある、自分が付きたい仕事に必要な知識を学ぶため大学に行きます。

この学びたい勉強、付きたい職業を見つけるために高校の途中や高校卒業後にギャップイヤーを取って旅に出たりフォルケスクールに行ったりすることも一般的です。

このフォルケホイスコーレはまさに今自分が留学中の学校なのですが、宿題やテストがなく自由時間が多いうえ、全寮制の学校で先生や友達との距離感が近いので将来や夢について考える時間を取るのに最高の環境です。フォルケホイスコーレには留学生も多いので海外に目を向けることができるという点でも優れています。

また授業はアートや音楽といったクリエイティブな科目から、哲学や心理学まで非常に幅広くいろいろな科目を学べます。

そんな中で自分の興味を探り将来について考えることができるし、もしその中で見つからなかったとしても最初に述べた通りいろいろなことを学んだ経験は将来必ず役に立つでしょう。

このようにギャップイヤーを取るので大学生の平均年齢は26歳くらいと高めですが、興味がある、本当に学びたい内容を大学で学んでいます。

またこの平均年齢は生涯教育も関係しています。

デンマークでは高校を卒業した時に特に必要性を感じなくてそのまま就職しても、いつでも必要性を感じた時点で大学に通うことができます。

なぜならデンマークの大学は学費が無料で、その上国から月々お金が支給されるのです。

社会に出てから身をもって大学でしか学べないことに気づき入学した人は、年齢としては少し遅くとも主体的な学習になっているのではないかと思います。

黒田旬

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