夜の漫ろ言

夕日は何時間も前に暮れていた。やや小さな家の中、扇風機が向こうの部屋で呟いていて、ご飯とスープの詰まっている鍋はストーブの上に見えた。私の指は緊張したままパソコンで文字を書いたり消したりしていた。私はぎっしりと並んだ言葉を目の前にし、呆然としていた。


一言でいえば、私が疲れ果てていた。

今日、退社時間になったら、私が屈託な骨折り仕事から逃げて、家に駆けつけ、パソコンを開いていた。

そして夜が遅くなった今、月が窓越しに微かに指していて、何について書くのだろう、とぼんやり思った。

深く息を吐き、目を閉じた。インスピレーションが湧くのを待っていた。

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