リファラル採用:社員紹介で気をつけたいこと
先日登壇したイベントで、参加者のみなさんに一番メモっていただいたリファラル採用Tipsを公開します。
採用担当者向け勉強会で話ししてきました
LIG代表の岩上さんとひと月ほど前にランチご一緒したのがきっかけで
というイベントに登壇させていただく機会を頂きました。
どんな回だった?
最初にLIGの採用担当からLIG社の「ダイレクトリクルーティング」について話があり、その後にメルカリの採用についてお話させていただきました。
LIGさんや他のメディアの方がいらっしゃっていたので、レポートは後日アップされると思います。私も楽しみにしています。
社員紹介の「スタンス」と「注意しておきたいこと」
「リファラル採用に取り組み始めたのですが、いろいろ課題が出てきて…」という声をよく聞きます。当社でもこのような話は出てきます。
当日来場の人事担当から一番反応があったのが、この「社員紹介のスタンスと注意しておきたいこと」。(他のネタを仕込んだどのスライドより)このTipsがいちばんカシャカシャ音が多かったです。
社員紹介における課題:
●前職のメンバーに声をかけたりすることで、前職の経営陣/上司等から想定していない評判が立つ(ことがある)
●どんどん社員紹介してもらいたいが、採用会食/社員紹介した後に選考途中で「見送り」になり、紹介者と候補者との関係性が変化してしまう(ことがある)
スタンス:以下を頭に入れ、あらゆる状況に備えておく
●応募者自らが決断しエントリーできる情報を
-採用会食等では「入社して欲しい」と引きずり込むのではなく、自社の魅力を詳しく伝えることに注力→受動的な入社より能動的な入社環境を創りだす
●特に前職の同僚を誘うときは最大の注意を払う
-「誘う」ではなく、「良い会社だと思う」という自身の意見を伝える方向で臨む
-たとえ採用を意図しない食事(やオフィス案内等の面会)だったとしても、見る人が見ればそのように映る可能性もある(と思っておく)
-紹介案件は数ヶ月スパンですすめばベターくらいの気持ちで臨む(急がない、温度感を理解する)
●選考途中でNGになることも当然起こりうる
-「内定が出るかどうか」については、面接により結果として不合格になることもあることを認識しておく(紹介者も、被紹介者にも)
-とはいえ、会社の魅力を紹介することはいいこと(被紹介者の先の第三者にも伝わるという意識を持って)
●面接(=選考)と面談(=理解を深める場)を使い分ける
-合否がはっきりしないほうがいい場合は”面談”(≠面接)として対応する
実行しないと改善点はわからない
「リファラル採用」という手法については誰もが注目しており、その手法や効果についても少しずつではありますが理解が深まっているように感じています。
あとは実行のみ、と言う段になり、いざやってみるといろいろな躓きが出てくる頃かと思います。
今回の内容が何かのご参考になればと思い、シェアさせていただくことにしました。
年の瀬になり、忙しい日々が続きますが体調崩すことなく、皆さん頑張っていきましょう。
人事担当が体調悪かったり、笑顔じゃなかったりすると、候補者さんよく見ていますのでバレますよ!!