人や組織に関わるあなたにオススメする《テーマ別》推薦図書11選
「人事担当」としてオススメの一冊は?と聞かれたら当然一冊だけを選べないのでこうなります。テーマ別にまとめました。
本当はTitleをこうしたかったくらい、大切なのはインプットではなくアウトプットです。(ボツTitle:『読むだけじゃダメ!読んだら一つ行動を-人事担当になったら読んでおきたい本』)
1)「人事」の広さと深さを知る
「これね!」と言われるのを覚悟しながら文句無しでお薦めしたい2冊。
人事とは、採用であり、評価であり、研修であり、配置であり、育成であり、カルチャーであり、組織であり、そして終わりのないものである。
そんな”人事の当たり前”をしっかりインストールできる良書です。
2)まずは「採用」から
本書は「採用」はもとより「リーダーシップ」の本です。
が、「採用担当」に必要なのは他でもなく「リーダーシップ」。
僕が好きなシーンは「満員電車での一コマ」です。単純ですが明快
ちなみに採用に関する推薦本が少ないことについて補足すると、「採用」はトレンドに大きく左右されたり、また事業のフェーズによっても参考にするものが変わるためです。「自社のカルチャー」と「現場の感覚」を大切にしてあとは実践(答えは現場に)あるのみ、だと思っています。
3)「エンジニア採用」の良書たち
「エンジニアの採用を強化して欲しい」。最初にやったのは「おすすめの本ありますか」とエンジニアに聞きまくること。みなさんちゃんと教えてくれます。
推薦する3冊に共通して言えるのは「雰囲気に流されがちな非言語な部分について、言語化のプロセスを経ることで非エンジニアの理解が格段に進む」という点。
「難しいこと」よりも「やったほうがいいこと」が多く書かれています。
4)人事と組織は切り離せない
「どんな会社でも獲得できる唯一にして最大の競争優位は組織の健全性である」
「組織づくり」という普遍的なテーマに正面から向き合った良書たち。
僕はこの「組織の健全性」こそが組織運営の全てだと言い切ってもいいと思っています。
5)そもそも「人に関わる」とは
そうです。人事とは”人生そのものに関わる”もので、そのことを理解した行動が求められます。その意義深さを知り、その上で企業の枠を超えて「人生の選択にどう向き合うか」というテーマにとっておきの2冊です。
今回推薦する中で「一冊を選べ」と言われたら、この一冊目「イノベーション・オブ・ライフ」を迷わず選びます。