ソーシャルリクルーティングの価値は「気軽に会える」ではなく「生産性が高いマッチング」になっていく
おはようございます。今年も残り350日を切ってしまいました。Outputをサボらずやっていこうと思っています。
さて、今日はSNSを活用した採用(いわゆるソーシャルリクルーティング)の”プロフィールちゃんと書こうよ問題”について。
ソーシャルリクルーティングサービス
WANTEDLY
国内でソーシャルリクルーティング(ビジネスSNS)といえばWANTEDLYですが、年末年始にアナリティクス機能(←enterprise版のURLです。※利用企業限り)がつきましたね。
以前も数字は見ることができたのですが、週/月/半年等の単位で変化を視覚的に捉えることができるのは非常にありがたいです。
スタートアップなら創業者ひとりの時から、大企業も特定部門の採用などには間違いなく効果的に活用できると思います。もしまだ使ってみたことがない!という方はぜひこちら(↓)の紹介プログラムから申し込まれてみてください(メルカリの紹介、と言う形になります)
ちなみにグローバルでソーシャルリクルーティングといえばLinkedInですね。以前このような形でインタビューやら動画やら取り上げていただいています。
何のために使っていますか?
LinkedInはグローバルなビジネスSNSとしてそのポジションを確立しており、その会社概要には以下のように書かれています。
ミッション
LinkedInは世界のプロフェッショナルをつなぎあわせ、生産性アップと成功をもたらすことをミッションに掲げ、活動しています。ここでは、同業に携わるプロフェッショナルを見つけることができるだけでなく、ビジネスの最新情報やアイデアなど、ビジネスを支援するさまざまな情報にアクセスできます。
私自身が採用に携わっているから、というわけではないですが、LinkedInは特にグローバルに活躍するビジネスマンはうまく活用している印象を持っています。
メルカリでもグローバル化とともに、外国籍のメンバーに会うことが増えてきていますが、みな”プロフェッショナルをつなぎあわせ”るために、プロフィールのアップデートを非常に丁寧に対応しています。
プロフィールをしっかり書こう
今回の本題。WANTEDLYを2年、LinkedInを1年半使ってきて、感じることは「プロフィールをしっかり書かない人が多すぎる」という事です。
例えばこの募集、1/17現在で43名もの応募を頂いているのですが、その半分以上は「お会いする/しないの判断ができないほどプロフィールに書いてある内容が少ない」という方々です。
他の募集でもそうですが、1-2行ではその方がどんな方なのかわからない。「わからない方にお会いしたい」とはなかなか思いにくいです。
「生産性」のために
こちらの本にも書いてありますが、
生産性=(成果/投入資源)
です。お互いの限られた時間を大切に使うために事前準備(プロフィールのアップデート)をしっかりやりませんか?
時間をかけても「成果」があれば、生産性は「高く」なります。
採用担当者が見ているところ
在籍している現職や、過去の職歴、GitHubなどのリンクや卒業した学校など、プロフィールのあらゆる情報を見ています。
エントリーが一定数ある中、その上で「相手に読んで欲しい」という事を意識して書かれているか、という点も大切にしています。
これは「想いがある方がいい」と言っているのではなく、「読みやすいほうがいい」と言うことです。熱意ある文章は一見良さそうですが、限られた時間でインプットしたいと考えたら、伝えたいことを完結に書くほうがベターですよね。上述の生産性、で言うところの「投入資源」のところです。
もちろんプロフィール写真のわかりやすさなどは言わずもがなです。
WANTEDLYからはじめよう
ソーシャルリクルーティングサービスの価値は
「気軽に会える」
ではなく
「生産性が高いマッチングが期待できる」
ことにあると思っています。
WANTEDLYはこの数年でユーザが急増しているサービスで、使い方もどんどん変化しています。いち企業側ユーザとして今年も多くの改善を期待しています。
これから3月にかけて転職や異動のタイミングで、考える事が増えてくる頃かと思います。採用担当者も候補者の皆さんも「生産性」を意識して動き始めるといいかなと思い、このエントリーを書きました。
ご意見、そしてエントリーも是非お待ちしています