Debian (Stretch) で無線 LAN の設定
デスクトップ環境を入れずにセットアップすると、無線 LAN は手動で設定しなくてはならないらしい。
Debian Wiki に設定方法が書いてあった。
$ sudo iwconfig
を叩くと、初期セットアップでも使われた対象のインターフェイス名がわかる。自分の環境の場合は wlp3s0
だった。
WPA や WPA2 を使っていて、事前に無線 LAN の SSID とパスフレーズがわかっている場合は、wpa_passphrase
を使うのが楽らしい。
$ wpa_passphrase
下記のような出力を得られる。
network={
ssid="myssid"
#psk="my_very_secret_passphrase"
psk=ccb290fd4fe6b22935cbae31449e050edd02ad44627b16ce0151668f5f53c01b
}
SSID と、取得した PSK の値を元に /etc/network/interfaces.d/wlp3s0
をファイル作成した。(SSID と PSK の値はダミー)
$ cat /etc/network/interfaces.d/wlp3s0
auto wlp3s0
iface wlp3s0 inet dhcp
wpa-ssid myssid
wpa-psk ccb290fd4fe6b22935cbae31449e050edd02ad44627b16ce0151668f5f53c01b
auto wlp3s0
の記述で自動的にこのインターフェイスが有効になり、また、iface wlp3s0 inet dhcp
の記述によって、wlp3s0
インターフェイスの IPv4 プロトコルで DHCP を有効にするということらしい。
ログアウトして再ログインすると、最初から無線 LAN に接続した状態になった。
SEE ALSO
後日、複数のアクセスポイントの設定を共存させなくてはならなくなったが、guessnet
を導入することで対応できた。