1年間毎日日記を書いてみたので、その振り返り

これまで日記が書けなかった理由

2015年3月2日から、毎日日記を書いている。これまでも日記をずっと書いてみたいと思っていた。ノート(大学ノートから、日記帳、ほぼ日手帳、トラベラーズノートのジャーナルまで)を買ってみたり、ブログを作ってみたりとやってきたのだけれど、どれも続かなかった。理由を考えてみても、’習慣化できなかった’ことが大きな要因な気がする。

うまく習慣化できなかったのも、以下の理由な気がする。

  1. 【ノート】紙のノートだと、書ける範囲が決まっているので、書くことが少なくて短くなると勿体無い気がする。
  2. 【ノート】逆に書くことが多いと、最後の方の文字が小さくなったり、次のページにはみ出しそうになって描きたかったことを書き切れなくてフラストレーションが溜まる。
  3. 【ブログ】ブログだと、基本公開なので、すべてを赤裸々に書くことができなかった。ついついカッコつけてしまったり、隠しておきたいことは文章にできなかったり。
  4. 【ブログ】逆にブログでクローズドにすると、反応がなくて、すぐに飽きる。でも3にも書いた’書きたいことが書けない’状態は同じで、フラストレーションは溜まる。
  5. いつから書き始めるかが気になって、タイミングを見計らっているうちに書き忘れる。
  6. 書き方がよくわからないので、書くことがばらばらになって、書くことを考えているうちに面倒になってしまう。

そんなこんなで、毎年書きたいなと思っていても、24年間書くことができなかったし、書き始めても継続することができなかった。

DAYONEを使って毎日日記を書いてみる。

DAYONEに出会ったのは、2015年の2月末だった。リハビリがてらというか、毎日何をしていたのか、自分を観察するために、文章を記そうと思っていた。最初のWordファイルに記していたのだけれど、カレンダーで振り返ろうとしたりとか、タグをつけたりとか、やりたいことが出てくるとさすがにwordだと厳しい。OneNoteもUIが微妙だし、evernoteもいまいちだった。じゃあアプリにすればいいだろうと、日記アプリを探していて見つけたのが、DAYONEだった。

値段も高いし(iOS用と、OSX用とで、別金額だし)、どうなのだろうと思っていたけれど、中途半端に安いノートとかをいくつも買うよりは安いだろうと、思い切って買って書き始めた。

DAYONEは、書こうと思えば好きなだけ書けるし、短くても(写真と一言くらいでも)それっぽくなるし、YouTubeのURLを張り付ければ自動的に埋め込まれたりとか、UIUXが非常に良くできている。iCloudで同期できるのもとても良くて、持ち歩いているiPhoneから写真などのデータをアップしたり、出先で少し集中するならiPadだし、思いっきり集中して一気に書くのならばMacと、時と場合に合わせてツールを変えて書ける。なんらかのツールを手元にあるので、書こうと思えば、いつでも書けることが、習慣化につながった。

「基本自分のために書く」と取捨選択してしまったので、公開することもなく、好きなことを好きなだけ好きなように、赤裸々にかけるのがまた良い。書き方のルールも決めたので(書き出しとか)、書く時のリズムもできて、カタカタ書くことができる。

DAYONEは最近大幅にバージョンアップした。これまで(若干の)不満だった、写真が1枚しか貼り付けられなかったり、1つのデータベースしか作れなかったり、というのが解消されている。あとは、ライフログにするというために、これまでのTwitterやFacebookを全てDAYONEに統一するために、機能が追加されればいいなと思う。今でも、IFTTTとかの外部サービスを使えば移行することができるようだけれど、公式ではないので、ちょっと迷っている。そのうちやるかもしれない。

日記を継続する時に大事だと思ったこと

1年間継続してみて、日記を継続する上で大事だなぁと思ったことは1つだった。ルールを決めて、書く内容のみに集中出来るようにする それだけ。

これはもしかしたら、論文とか企画書とか、他の’書きもの’でも同じなのかもしれない。最近文章を書くときにUlyssesを使っているのだけれど、これも書くことに極めて集中出来るソフトなので、とても気に入っている。だいたいマークアップで書けるし、極めて楽だ。HTMLなどに書き出すときにも、非常に良い。ちなみにUlyssesのPVはこちらから。https://vimeo.com/153032239

日記を継続してみて良かったこと

DAYONEで日記を1年間書いてみて良かったことは、現段階で2つ。

  1. 行動や考えたことを文章に起こすことで、自分を客観的に観察できること
  2. 行動や考えたことを文章に起こすことで、自分の生活をいつでも振り返ることができること

うつ病の治療でも日記を書くといった客観療法があるけれど、まさに自分を客観的に観察できるのは好都合だった。自分を観察できれば、自分のパターンが読めてくる。パターンが読めれば、予測することができる。パターンを見つけたら、過去の文章に照らし合わせて、そのパターンが妥当か、あまり適切ではないか、検証できる。そしてパターンを変えようとするときの試行錯誤も記録として残せて、それが新しいパターンを生み出す。自分が持っているバイアスも見つけ出すことができるようになるのかもしれない。バイアスを見つける方法は、あまりないというか、訓練をしないといけないので、日記を書くことはその訓練につながるような気がしている。

とりあえず、1年が終わったので、またもう1年続けてみる。このまま続けて、いつか10年、20年、30年と、ずっとこの習慣を続けていって、いつか今日のことを振り返りたい。

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